2018/05/04

「しょーもないコピー」しか書けないセールスライターが忘れてた1つの基本

From:甲斐 慶彦

クライアントの社長さんに貢献するため、ガンガンコピーを書いてるけど、全然成果につながらない…もし、あなたがそんな状態に陥ったら、どうしますか?

最近まで、私はそんな状態でした。
「3日に1つはLPを仕上げる」くらいガンガンコピーを書いていたのですが、モノにならないコピーばかり…。

リサーチに手を抜いてるつもりはありませんでした。
商品リサーチだけでも1万3千文字余り、顧客リサーチで8千文字、など。
ガリガリライティングして、自分ではイケてるつもりでも、スキルが上の人から見ると明らかに「しょーもないコピー」でしかない。そんな状態が1ヶ月近く続いていました。

さて、何が悪かったのでしょうか?

今回の記事では、私がぶつかったスランプ(?)と、その原因をあなたにシェアしたいと思います。あなたがもし「コピーをガンガン書いてるけど、全然クライアントの社長さんに貢献できていない」なら、私と同じ落とし穴に落ちてしまっているかもしれません。

また、この先あなたも私と同じ落とし穴に落ちるかもしれません。
「書いても書いても、成果が出ない」
「でも、何が悪いのかわからない」
こんな苦しい状態に陥らないよう、ぜひ続きをお読みください。

自分では気づけない「しょーもないコピー」の罠

相変わらずコピーを書くのは面白いと感じていましたし、自分が書いたものに関して「それなりにイケてるのでは?」と思っていましたが、それが今見返してみれば全然ダメ…

「しょーもないコピー」でした。

やはり、人に見てもらわなければ気づけませんね。
もっと言うなら、スキルが上の人に見てもらうのが最もいいですね。すぐに「どこが足りていないか」を見抜いてもらえます。

そうでないなら、
市場に出して『洗礼』を受けるしかありません(笑)

(笑)をつけましたが、これが現場で社長相手に仕事をしていると笑い事じゃないです。申し訳ない感情や、情けない感情、焦りや不安がどんどん内側から湧き出して、常に冷や汗をかいてるような心境に陥ります。

これまで築いてきた信頼が、みるみる失われていくような状況です。
あなたも身に覚えがあると思いますが、自分に信頼を寄せてくれている人から「見損われる」のが一番キツくないですか?

自分で気づかずに「しょーもないコピー」を書いているときには、「自分の悪い部分がわからないまま」こんな、キツい状態に追い込まれてしまうのです…。

では、こんなときにはどんな行動をとるのが正解でしょうか?

セールスライターと集客コンサルタントの決定的な1つの違い

「しょーもないコピー」しか書けないセールスライターは、言葉は悪いですが「集客できない集客コンサルタント」と大きく変わりませんよね。集客の知識はある。いつ、何をすべきかはわかる。だけど「売れるメッセージ」は書けない…。

こんなにシンドいことはありません。

『料理評論家と料理人の違い』
という例もわかりやすいかもしれません。

人の料理は批評できる。何が足りず、何を足せば美味くなるかも、経験と知識からなんとなく当たりをつけられる…

でも美味しい料理は作れない…

一方、料理人は自分の専門分野であれば、料理評論家と同じかそれ以上の知識を持ちつつ、自身でも美味しい料理を作れるのです。私は後者でありたいな〜と思いつつ、どうしても『美味しい料理』をつくれずにいました。

そして、足りていなかったのは
セールスライターにとっての「基本中の基本」だったことに、最近ようやく気づけたのでした。

この1つの基本ができれば、あなたは立派なセールスライター

私がここ最近忘れていた基本中の基本。
それが『ベネフィットライティング』です。

この記事を読んでる人であれば100%知ってるであろう、ライティングのテクニックですよね。単なる事実や情報を、読み手にとって魅力的に変換して書く技術です。

ここ最近書いていた「しょーもないコピー」はいずれも、このベネフィットライティングの基礎を置き去りにして書いていたコピーでした。

忘れていたのは主に3つの視点。
「読み手との関連性」「ベネフィットを深掘りすること」、そして「具体性」

例えば、起業を志す人向けに「セールスライターの魅力」を表現するのに、こんなコピーを書いている感じです。

 

『世の社長のほとんどが、集客に関して色々情報収集しつつも「実際どう実践すれば?」で立ち止まってしまいます。そこに起業のチャンスが眠っています。いま起業に成功している人は、こういった社長を相手にセールスライティングというスキルを生かして、チャンスをモノにした人ばかりです。』

 

どうですか?
「ふ〜〜〜ん」って感じじゃありません?
特に魅力を感じることもありませんよね…。

これを
「読み手との関連性」
「ベネフィットを深掘りする」
「具体性を増す」

この3つを意識したベネフィットライティングをすることで、ずいぶん印象が変わります。

 

『世の社長のほとんどが、集客に関して色々情報収集しつつも「実際どうすれば?」で立ち止まってしまっています。あなたに必要なのは、そんな社長さん相手に「集客を代行しましょうか?」と一言声をかけるだけ。これで社長さんの方から「詳しく話を聞かせて」と言ってきてくれます。セールスライティングという技術の素晴らしいところは「社長が頭ではわかっていても実践できないこと」です。技術をきちんと身につけて集客や売り上げという成果を提供できれば、社長さんは進んであなたをビジネスパートナーとして重用してくれるでしょう。結果、あなたは好きな社長と付き合いながら、一般的なサラリーマンよりもはるかに高額な報酬を受け取ることができるのです(一般的に1クライアント月額30万を3件、つまり月額90万ほどで手一杯になります)。取り組み初めて3〜5年で年収1千万越えを期待できるキャリアってなかなかありませんよね?』

 

どうでしょうか?
同じようなことを言っていますが、受ける印象はずいぶん違うと思いませんか?

最近まで私が書いていた「しょーもないコピー」は前者のような感じでした。
比較するといかに「しょーもない」かがわかりますよね。

この基本中の基本である「ベネフィットライティング」が欠けていたことに気づくまで、ずいぶん苦しみました。なので、この失敗体験を忘れることは、もうないと思います。
あなたは、私と同じ間違いをしないでくださいね。

「ベネフィットライティング」ができるだけで、大きく売り上げを伸ばすことができる中小企業は世の中にごまんとあります。ぜひあなたもこの基本を忘れず、セールスライターとして社長に貢献して、素晴らしいキャリアを手に入れてください。

お互い、料理評論家ではなく、料理人として成功しましょうね!
あなたの成功を心から願っています。

P.S. ベネフィットライティングと双璧をなす基本中の基本がリサーチ。「でも、どういったリサーチをすればわからない」という人も多いですよね。そんなときにはこの記事が最高です。正直、これを超えるリサーチってないんじゃないですかね… → コチラ

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