
つい先日、2歳の息子が、骨折しました。高さ50センチくらいのマットから落ちたらしいんですが…僕はその場におらず、妻が一瞬目を離した、そのほんのわずかなタイミングでした。だから最初は、何が起きたのか分からなかった。頭を打ったのか?意識は?泣き方は?電話越しに、ひと通り確認しても、大きな異常はなさそう。
「大丈夫かな…」そう思ったんですが、帰ってきた息子をみて、ひとつだけ、明らかな違和感がありました。それは、右腕を、まったく動かさなかったこと。そこでピンときたんです。「肘内障じゃないか?」って。
肘内障とは、小さい子によくある、肘の脱臼のこと。僕は柔道整復師としてなんども肘内障を治してきたこともあり、経験則で、そう思ったんです。で、慎重に整復してみると、“コクッ”と、関節がはまる感覚がありました。
「よし、これでいけたかも」そう思ったんですが…しばらく様子を見ても、やっぱり右腕を使わない。これは、明らかにおかしい…ということで、すぐ病院へ。レントゲンを撮ると、肘の関節部分が、骨折していたんです。「やっちゃったな…」そう思いました。
僕には、慢心がありました。どうせ肘内障だろう、という思い込み。過去の経験からの“勝手な確信”。そして何より、「そうであってほしい」という願望。でも違ったんです。やっぱり、現場に出ていないとダメですね。
どれだけ知識があっても、どれだけ経験があっても、“今”現場に立ち続けていなければ、感覚は鈍る。これ、ライターもコンサルもまったく同じです。現場に出ていないのに、自分では実践していないのに、
・これはいけそう
・これは売れそう
・これはダメだな
そんな判断が、本当にできますか?勉強している。動画を見ている。ノウハウは知っている。でも、それだけでは「現場感覚」は磨かれません。むしろ怖いのは、知識があるからこそ、“分かった気になってしまう”こと。僕がまさにそうでした。「たぶんこれだろう」でも、その“たぶん”が、一番危ないんです。だからこそ、本気で実力をつけたいなら、やっぱり現場に出るしかないです。
自分で提案する。自分で売る。自分で失敗する。そこで初めて、「あ、これは刺さらないな」「この言い回しはズレてる」「ここで相手の顔色が変わった」そんな“生の感覚”が手に入りますよね。こうした感覚は決して、本や講座では手に入りません。痛みを伴うこともある。恥をかくこともある。でも、それこそがプロとしての筋肉になるんです。
息子の骨折は、正直、胸が締めつけられる出来事でした。でも同時に、僕に大きな戒めをくれたと思っています。「現場を離れるな」「思い込みで判断するな」「願望で現実を歪めるな」あなたは今、ちゃんと現場に立っていますか?それとも、安全地帯から評論していませんか?チャレンジしない限り、本当の意味でのスキルアップは絶対にありません。
・知識ではなく、実践
・理解ではなく、体感
僕自身、もう一度、“現場に立つ側”であり続けようと思います。あなたもぜひ、一歩踏み出してみてくださいね。


