2019/06/03

どの試合に出るかまず決めませんか?

From :森 正宏

実は私、高校の頃からアーチェリーを
しています。珍しいですよね。

さすがに最近はやっていませんが
数年前まで全日本選手権に出場して
いましたし、

日本一アーチェリーがうまい
セールスライターではないかと
思っています(笑)

 
練習すれば、ですけどね。 
 

また近年はコーチとして県内の
国体強化にも携わっていました。

昨年県内の選手が世界選手権で
優勝し、世界王者になったのは
感動しましたよ! 

コーチングというのは
自分が上達するのとはまた
別の能力やスキルが要求されます。

だから難しいとも言えますし
選手が結果を出した時の
喜びもまったく別の嬉しさです。 
 
さて、
そんな私ですが、これまで
選手強化に携わる中で
感じたことがあります。
 
すくすくと育つ選手もいれば
伸び悩む選手もいる訳ですが、

伸び悩む選手にはまったく同じ
「ある」共通点があること。

   
それは
セールスライターとして
クライアント獲得が出来なかった
少し前の自分の姿と重なるのです。

体力!練習!正しい型!

話は少し脇道に逸れますが
私が選手強化で重視している基本は3つ。

  • 体力
  • 練習量
  • 型(フォーム)

です。

これ、ライティングでも
同じことですよね。
  
セールスライターとしての
体力は写経やインプットでしょうか。
 
練習量=つまり毎日書くことで
考えなくてもできることが増え、
研ぎ澄まされていきます。

そして型は、つまりスワイプや
ライティングの基本・ルールです。

やはり
世の中の原理原則というのは
スポーツでもセールスライティング
でも不変なのかも知れませんね。

実践の場に立たない限りスキルは身につかない

 
ところで…

あれ?でもアーチェリーと言えば
「集中力」も必要なのでは?
と思ったかも知れませんね。
  
実はアーチェリーにおいて
一般的な意味での集中力は
重視されません。
  
充分な体力があり、豊富な練習量という
バックボーンと正しいフォームが
身についていれば
 
集中を欠いた状態でも、
身体が勝手に正しく動いてくれます。
 
逆に言えばいくら集中しても
土台を欠いていたら
正確な射はできません。

そして
勝負を決する本当の意味での
集中力は、実際に試合に
出場した時にだけ磨かれるもの。

・観客の視線が全部集まる決勝戦。
・自己新記録がかかった一射。
・同点で迎えた最後の3分間。

そんな痺れる場面に立ち
緊張感に晒されたときに初めて、
自分に何が足りないか
身体で理解できます。

そして、
伸び悩む選手に共通する
「ある」こと
とは。

怖いから試合に出ません

それは全ての準備が整うまで
試合に出ようとしないこと。

 
アーチェリーは個人競技なので
普段の市民大会くらいであれば
出場するかどうか自分で決められます。
 

伸び悩む選手は、
「調子が悪いので今度の試合は出ません」
と言います。

伸びる選手は
「調子は悪いけど試合に出てがんばります」
と言います。
  

試合に出なければ
実力がつかないのは当然だ!

試合に出るのは選手の義務だ!
いいから出ろ! 

と言うのは簡単です。
しかし、知っています。

思い通りに射てないイライラ。
納得できるパフォーマンスを発揮できないストレス。
不甲斐ない成績に終わった時の自分への怒り。
周りに何か言われるんじゃないかという恐怖を
。 

自分自身が否定されたような
気分になるものです。 
 
こんなに辛い思いをするくらいなら
充分な実力と技術が身につくまで
試合には出ないで練習だけする!! 

そう思うのは、選手なら
誰もが一度は通る道なのです。

 

自分のスキルは伝える努力をしないと伝わらない

それでも、
1回の試合は1か月の練習に勝ります。

どこかでその恐怖を乗り越えて
実践の場に立ち、震えながらミスを犯し、
情けない自分に真正面から
立ち向かわなければなりません。
 
練習場でいくらスキルを磨いても
自信はつきません。

 
これは全く同じことかも。

セールスライターとして
キャリアを目指すのであれば。

クライアント獲得という試合に出場し
的に向かって「矢」を射たないと
何も始まらない
のと。

いくら練習場で練習を重ねていても、
マンガのように(なぜか)偶然
通りかかった世界的なコーチが、

「君には才能がある!うちのチームに来ないか!」

と、隠れた実力を
見抜いてくれることはありません。
 
自分の実力は自分で
証明し続けないといけないのです。

勉強してスキルを身に付けるよりもやるべきこと

アーチェリーを通じて学んでいたのに
私はセールスライターを目指し始めとき
まったく同じ間違いをしていました。

  • もっとスキルを身に付けてから…
  • もっと経験を積んでから…
  • もっと自信をつけてから…

 
そのうちクライアントが(なぜか)
「君のスキルはすごい!うちの仕事をやってくれ!」
と声を掛けてくれると思っていました。
 

そんな事はありませんでした。

当然ですよね。

失敗したくない。
断られたくない。
恥をかきたくない。

という気持ちがあることを
自分で隠していたのですから。

そんな時、
自分が行動できるようになった
きっかけはコーチング
です。
 

月に1回開催される
セールスライターのセミナーに参加し、

マインドセットを学び
先輩セールスライターの手法を真似て
期限を決めて実際に行動を起こしました。

その結果、3ヵ月後には
クライアントが2件も獲得できたのです。

 
必要だったのは、
もっと勉強することでなく
実践の場に立ち、断られる恐怖を抑えて
自分に何ができるか相手に伝えることでした。

私にとっては単なるセミナーではなく
自分のお尻を蹴っ飛ばしてくれる
コーチングに他ならなかったのです。

  

コーチングの重要性

自分の意思と練習だけで正しく
成長できるスポーツ選手はごく稀です。

むしろ有力な選手ほど
コーチの存在を重視しています。

自分の実力は自分で証明しなければ
なりません。

試合にはたった1人で
立たなければなりません。

でも、それを支えて
お尻を蹴っ飛ばしてくれるコーチ
いて良いのです。

アーチェリーでは選手には
まずどの試合に出るか決めてもらいます。

そこから練習メニューを
全て逆算していきます。

もし、クライアント獲得に
悩まれているのであれば…

どの試合に出るか、まず決めてみませんか?

P.S.
実践の場に立つにはもう少し勇気が必要…
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