2024/10/14

実績がない?事例がない?

From:宮川徳生

こんにちは、宮川です。

今日は3連休の最終日なので
このメルマガを開く人は少ないだろう。

僕も本当は
今日はゴロゴロしたいw

なぜか?

昨日一昨日と
がっつりセミナーをしていたからだ。

そして今日は
このメルマガを書いたら
コンテンツの収録である。

うん。我ながら
相変わらずのワーカホリックだw

なので、3連休最終日に
僕のメルマガを開くあなたは
きっと仕事人間だろう。

なので今日は
誰も言わないが
本質的な超真面目な話をしたいと思う。

この土日でやっていた講座は
動画セールスのシナリオの型を習得する講座で
シナリオを作るというワークを2日かけてやっていた。

僕が教える方は
「需要を創造する」型なので
正直簡単ではない。

ただ、需要を創造する型を使いこなせるようになれば
ハッキリ言ってお金に困ることは
今後の人生一切なくなる。

なぜなら、需要を創造するということは
ある意味、お金を生み出すことを意味するからだ。

それに、僕個人としては
「誰でも簡単にできること」は
ほとんど価値がないと思ってる。

誰でもできるということは
それを知ってる人が増えれば増えるほど
そのノウハウの優位性はなくなるからだ。

だが、誰でもできないことは
そのノウハウを使いこなせる人が増えないので
それが参入障壁となり自分のビジネスので
競争優位性を生み出してくれる。

ビジネスは競争優位性獲得競争なわけだから
ライターが身につけるスキルは
誰でもできることではなく
誰もができないことを身につけるべきである。

スキル仕事なんて
どの業界もそうでしょ?

誰でもできるノウハウ
誰でも使えるテクニック

こんなのを身につけたって
周りから抜け出すことはできないからね。

そんな感じで
僕の教えている型は
ある程度の鍛錬は必要である。

そんな型を覚えるワークをやっていたのだが
何人かからある質問が飛んできた。

こんな質問だ。

「証拠がない、実績がない場合は
 どうすればいいか?」

この質問、起業マーケットにいると
本当によく聞く質問だ。

要は、自分が売りたい商品があって
その商品を使えばあなたの問題は解決しますと言いたいが
それを証明する証拠がないってやつだね。

例えば

個人事業主に
このSNS集客法を使えば
集客の悩みは無くなって
毎日集客できますよ

と言って自分の商品を売りたいのだが

でも、個人事業主の人が
そのSNS集客法を使って
集客の悩みが無くなって
毎日集客できるようになった事例がないから
証明ができないと。

そんな時は
どうやって自分の商品を売ればいいのか?
そういう質問だ。

この問いに対するアドバイスは
常に同じで

「先に事例を作れ」

である。

なぜか?

そもそもの話

顧客の特定の問題に対して
解決策を示しそれを実行できる商品を
売るということは

顧客の特定の問題を
自分が主張する解決策であったり
自分の商品で解決したことがあるから
その問題はこれで解決できると言えるはずである。

だが、そうしたことがそもそもないのなら
何を根拠にその問題を主張する解決策や自分の売りたい商品で
解決できると言えるのか?

その根拠がないことになる。

つまり、顧客の問題に対して
自分の商品で解決できるというからには
それを実現した事例が最低でも1つはあるのが
当たり前なのだ。

ということは

事例がないということは
顧客の問題に対して自分の商品で解決できたことが
過去1度もないことを意味することになる。

事例がないのなら
何を根拠に顧客の問題に対して
私の商品で解決できると言えるのか?

というか
言っちゃいけない。

それがやれてしまうのなら
机上の空論で売ってもいいことになる。

それは顧客に対して
あまりにも不誠実じゃないだろうか?

ビジネスとは
顧客への価値提供行為である。

だから、事例がない時にやるべきことは
まずは自分の商品で顧客の問題が解決できることを
証明することである。

モニターだったりを探して
証明することを先にやるべきなのだ。

事例がない中で
どうやって売ればいいのか?

もしあなたが
これまでそういう思考でいたのなら

ぜひ、逆の立場で
物事を考えてみてほしい。

あなたが売り上げを上げたいと。

で、あなたの前に
あなたの問題は
私の商品で解決できると言ってる人がいると。

でも、もしそれが
証明が一度もされたことがない
机上の空論だったとしたら…

あなたはどう思うだろうか?

3連休最終日に
僕のメルマガを開くような
仕事中毒の人なら
僕が今日何を伝えたいか?

これ以上言葉を積み上げなくても
その意味を汲み取ってくれるだろう。

事例がないなら
まずは証明できる事例を作る。

売るのはそれから。

その順番を守らないと
机上の空論を売ることになってしまう。