From 古川馨
雪まつりの時期なので、
札幌は今、外国人観光客が
たくさんやってきています。
電車もバスも地下鉄も。。。
スーパーやショッピングモール、地下街。
どこにいっても外国人、外国人、外国人。
日本人よりも外国人の方が多いくらい。
自宅がスキー場近いので、
駅のバス停には外国人のスキー客が
毎日のように集まっていますし
うちの隣の民泊には
中国や台湾。韓国、アメリカなどからやってきた
観光客が連日のように宿泊しています。
(だいたいみんなスキーに来てる模様)
とにかく外国人が多い。
地域差もあるでしょうが、
もうインバウンドは大きなトレンドですね。
「インバウンドなんて関係ない」
「外国人は対応が面倒だ」
「対応できるスタッフもいない」
なんて声も耳にしますし、
最近はオーバーツーリズムの問題も
浮き彫りになってきていて
ネガティブな報道も多いので
「正直、来てほしくない…」
っていう方もいます。
ですが、日本は少子化まっしぐらで
人口も減る未来しかない。
少子化対策といっても、
効果的な施策も特にない。
仮に劇的な施策が出てきたとしても
人口減少の歯止めになるほどのものは
現実的には難しいでしょう。
ってなると、、、
ぶっちゃけ、これからのビジネスは
インバウンド対応していかないと
将来的にはほぼやっていけない…。
これが現実でしょう。
事実、日本人が減っているんだから
売る相手がいなくなるし。
日本人相手の商売だけでは
パイの奪い合いになるだけだし。
海外に出て世界を相手にするか
来日する外国人に売るのか。
このどちらかでしか
ビジネスで生き残る術が
ほぼない。。。
そんな状況が迫ってきています。
なので、少なくとも
インバウンドへ売れる業種は
すぐにでも対応した方がいい。
というか、やっておかないと
そろそろヤバいって話です。
インバウンドで
真っ先に需要が見込めるのが
・飲食
・宿泊
・観光
ですよね。
対策も手っ取り早くやるなら
店舗・施設系の業種なので
Googleマップでの対策ができます。
彼らは僕たちが思っている以上に
Googleマップ使っています。
お店を聞かれることも多い。
ふらっと入ることもあるだろうけど
基本的には検索して店に入ります。
自分が海外に行くことを想定すれば
普通はある程度、どこそこに行こうと調べてくるし
現地でも検索しますよね。
ってなると
スマホで調べるわけで
Googleマップで表示される店舗に
自然と流れ着く。。。
じゃあ、どういったお店が選ばれるのか?
現状、効果的とされているのは、
外国語での発信や店舗名の英語表記。
あるいは、外国人フレンドリーであることの発信や
飲食店ならベジタリアンやビーガン、
宗教食に対応できることを明示する。
彼らは日本人よりも
宗教的に食べられないものがあるから
安心して食べられるな、、、
と感じれば、来店につながります。
最近なら、日本人向けとしても
グルテンフリーやアレルギー対応食なども
表記していると安心です。
うちも子供らがアレルギーとか多いし
僕自身が小麦がダメなので
(食べれるけど調子悪くなる)
ほとんど外食しませんが、
グルテンフリーやアレルギー対応の
お店とかだと安心していけます。
ただ、現場では対応していても
それを「やっていること」を
ちゃんと外部に発信していないお店もある。
それってもったいないんですよね。
行かないとわからないなら
行くキッカケにならない。
(集客につながらない)
せっかく、選ばれる理由があるのに
発信しないのはとても勿体無い。
意外と現場レベルでは
普通にやっているけど
それが来店のきっかけや
差別化につながることもあります。
すでにやっているけど
別に大っぴらには言っていない。
でもって、
「インバウンド集客のきっかけ」
になりそうなものがないか
一度探してみてはいかがでしょうか?
見つけたら、速攻、発信してみましょう。
大きな変化が現れるかもしれませんよ。