こんにちは、古川です。

前に少し紹介した Googleの生成AI「NanoBanana」。
最近これをいろいろ実験しているんですが、
正直、ビジネスでもかなり使えるんじゃないかと思っています。

最大の特徴は「キャラの一貫性」
AIで「同じ人物を出したい!」と思っても、
顔が崩れたり、全然違う人になってしまったり…
そんな経験、ありませんか?

これが NanoBananaだと、ほぼ破綻しない。

ベース画像さえ作ってしまえば、
それを参照にして、服装や表情、ポーズを変えても
ちゃんと同じ人物として出力されるんですよね。

例えば、こんな感じ。
     ↓


やばくないですか。
完全に同一人物で統一されている感ありです。

 

すごい。。。

しかも、難しいプロンプト不要。
画像をアップロードして「こんなシーンで」と伝えるだけ。
めちゃくちゃ簡単。

問題はどんな使い方があるかって話ですが
撮影が不要になるんじゃないかと。

例えば、人物写真を1枚アップするだけで…

・Webサイト用の写真素材を一瞬で作れる
・広告やチラシのイメージを撮影なしで量産できる
・モデル費用もスタジオ費用もゼロ

「こんなシチュエーションが欲しい」と指示するだけで
必要な素材が即座にそろう。
これ、制作の常識をひっくり返す可能性があります。

あとは営業や提案にも応用できると思います。
例えば「サンプル営業」とか。

企業の公式サイトから社長の写真を拾ってきて、
(※肖像権の扱いには要注意ですが…)
それを元に超リアルなサンプルサイトを作って見せる。

「もし御社がリニューアルしたらこんなイメージです」
と提示すれば、提案のインパクトは圧倒的じゃないですかね。

他にも キャラクター、漫画、動画にも使えそう。
例えば、

・マスコットキャラのラフ画 → 多彩なポーズに展開
・漫画キャラ → 同一人物でコマごとに動きを作れる
・連続シーンをつなげて動画にする
・動画生成AIとの組み合わせ

…と、使い道はほぼ無限かなと。

もちろん、まだ実務レベルでの検証は必要です。

でも、ほんの少し触っただけでも、
「制作の効率化」「コスト削減」「提案の幅」 において、かなりの可能性を感じます。

正直、マーケティングやクリエイティブの現場に大きな変化をもたらすかもしれません。
ぜひ、あなたも試してみてください。