From:長嶋雄二
「このチラシ、めっちゃ反応が良かったんですが
先日、反応がゼロだったんです。
このチラシって、どこか悪いと思いますか?」
先日、エステサロンを経営する方から
受けた質問です。
エステ集客に、チラシを活用していて
かなり反応が良かったけれど、
突然、ダメになってしまったとのこと。
もしあなただったら、どう考えますか?
彼女にとっては、
チラシが集客の軸になっていたので
かなり焦っていた様子でしたが、
僕として「大丈夫でしょ」という、感覚でした。
というのも、
どんなに良いチラシを打ったとしても
全く反応が出ない事はあります。
どんなに反応が高く、
どんなに結果が出してきたチラシでもです。
もう少し広く言えば、
どんなに有名な広告でも、
どんなに結果が出してきた広告も同じです。
でもなぜ、効果が出ているチラシ・広告を打っても
反応がでないのか?
これがわかっていれば、
チラシ・広告の成功率をぐっと上げることが
可能になってしまいます。
僕も必ずチェックしている点ですので
今日のテーマは読み込んで
自分のものにしてみてくださいね。
ではさっそくですが、、、
『そのチラシはいつ見ているのか?』
広告が効果を発揮するには
タイミングが重要です。
例えば、
あなたはお腹いっぱいの時に
カレーやラーメンを食べたいと思いますか?
当然、食べたくないはずです。
どれだけ美味しいと
噂のお店が目の前にあったとしても
『今はいいや』となりますよね。
購買の原理原則として忘れがちだけど、
こんな重要項目があります…
「問題を解決するためにお金を使う」
ということ。
もし顧客が満たされている状態にあるなら
絶対にお金を払わせることはできない
ということです。
お腹が減っている人と
おなかがいっぱいの人に
食事を売ろうと思った時、
どちらが簡単に売れるでしょうか?
考える間もなく、
お腹が減っている人だと答えはわかりますよね。
では例えば、
これをインスタ広告でやろうとした時、
どういったタイミングが
お腹が減っているだろうか?
・・・
・・・
・・・
かなり難しい 質問だと思います。
なぜなら、答えは
『一人ひとり違う』から。
でも、食事には
ある一定の法則がありますよね?
ほとんどの人は、
1日3食という時間が決まっているもの。
朝と晩は人それぞれ違ったり
するかもしれないので、
例えば、『お昼』に焦点を当ててみると…
昼はだいたい、
11時半〜2時くらいまでの間に
食事をとる事が多いと思います。
この場合、
朝、チラシを配るのと
昼の時間帯にチラシを配るのでは
反応はどちらがいいでしょうか?
答えは明白ですよね。
お昼時に配るほうが
一枚あたりの効果は断然高い。
たとえ、同じチラシであっても。
この様に
見込み客がそのチラシを見るタイミングで
集客の効果は変動するものです。
もちろん、
最大化するためにはそのタイミング全てに
合わせる事が重要なので
朝も昼も晩も配ったほうが良いです。
とはいえ、費用対効果をしっかり見た時には
効果が高い時間帯に合わせて
広告を打ちたいものですよね。
チラシを撒きまくって最大化させると
金銭的にもかなりの額になってしまいますからね。
では、もう少し具体的に
治療院の集客で考えてみても、
このタイミングの原則は同じです。
折込チラシを打つタイミングで
朝刊と夕刊、
どちらが効果的でしょうか?
同じ折込でも
朝目にする広告と
夕刻に見るのでは状況が違います。
朝は疲れも少なく、ボケっとしていて
自分の身体に問題を抱えていることを
明確に認識している人は少ないはず。
反対に、朝起きて症状がひどく、
動いていると楽になっている人は、
朝の痛みに対してのメッセージに
強烈に反応するでしょう。
もっとシンプルに、
朝と夕刻時に、つかれているのはどちらだろう?
普通は夕方のほうが仕事をして
帰ってきている分、疲れている人が多い。
朝に疲労の話をするよりも
夕方に疲労の話をした方が
その商品を買う確率は高い。
単純ですが、イメージできたでしょうか?
色々な情報の中で
集客出来る方法は沢山あるけれど、
こういったタイミングの話をしている
ケースは非常に少ないものです。
ヘッドラインの作り方や、
どんな内容を詰め込めば集客できるかも
当然大切。
でも、
その広告を見るタイミングで
問題が明確化していなければ
どんなに良い広告でも反応は出ません。
実は
このタイミングの方が
集客にはかなり大切なことだったりします。
ここに注目している人はとても少ないので
ぜひ参考にしてください。
もちろん、このタイミングは
新規集客だけのことではありません。
リピートにも有効なノウハウなので、
「どんなタイミングで
ターゲットにメッセージを届けるのか?」
ここをいつも意識してみてくださいね。