2018/01/24

結婚

From:桜井啓太
@みなとみらいの結婚式場より

1月21日、快晴。

青空をバックに、ベイブリッジとインターコンチネンタルが横浜の港景色を飾ります。

新しく家族になる二人を祝福するのには、絶好のコンディションでした。

そうなんです。実はこの日、結婚しました、、、

僕のいとこが。

僕のいとこが結婚しました。残念ながら僕は結婚していません。

いとこは2人兄弟です。結婚したのは弟の方。30歳のナオヤくんです。兄のジュンヤと僕は34歳ですが、「先を越されたよね」となぐさめあっていました。

年上二人は婚活アプリを触っているだけなのに、、、

結婚式は大チャンス

結婚式に参加するっていうのは、一つのチャンスです。

結婚サービスを展開するアニヴェルセルの調査によると、約48%の結婚式出席者が「出会いを意識している」。そしてさらに5.6%の人が「それがきっかけでお付き合いに発展した」とあります。

結婚式は感動を呼び起こすもの。出席者として、「結婚したいなあ」という感情が湧き上がるのは自然なことなのです。その同じ感動を共有した人たちどうしが、「今度は自分たちも…」と考える可能性があります。

だから今日は素敵な出会いを見つけないと、、、

そうではない

いや、そういうことではありません。大チャンスなのは、あくまで「セールスライターとして」です。

先程も書いたように、結婚式では多くの人が心を動かされます。そして、人がモノを購入するのも、心を動かされたときです。

つまりセールスライターとして

「結婚式が感情を揺さぶるのなら、それがなぜかを考えるのがいいじゃない」

ということなのです。

セールスライターは365日リサーチです。身の回りに起こることの1つも無駄にはできません。僕は結婚式の間ずっと「何でみんな喜んだり感動したりするのか」ということを考えていました。新郎新婦には申し訳ないです(笑)

感動は、ストーリーが呼ぶ

僕と、ウチの両親

結婚式なのでスピーチがあり、そこでは友人や同僚が新郎新婦に対する想いをたくさん語ります。それから、トイレなどで出席者どうしの話を聞いたりもします。

表情を見れば感動していることがわかります。新郎新婦の日頃の人柄も伝わってきます。

この結婚式が、どうして人々の心を揺れ動かしたか

実はこの新郎新婦は12年半付き合っていたそうです。高校の時からです。オープニングの有志作成のムービーでも、二人の共有した時間の長さが分かりました。素晴らしい映像でした!

新郎がスピーチで言っていたのは「ここまで待たせてしまって申し訳ない」ということです。

この二人が歩んだ道は、決して平坦ではなかったのでしょう。くっついたり離れたりも、何度かあったようです。ふたりとも立派に働いている人ですから、ただ単に本当に順調なら、もっと早く結婚していたかもしれません。しかし色々なピンチもあり、なかなか結婚まではたどり着けなかった。

それがとうとう今日、最高の結果を迎える、、、

実は僕、式のあいだ中ずっとストーリーを考えていました。

ただ単に

  • ずっと仲良くやってました。
  • 何の問題もありませんでした。
  • でもボケッとしてたら今になっちゃいました。
  • テヘッ

なんて感じだったら、感動も何もあったもんじゃありません。

でも、それと同時に、「そんなにただ順調な人」なんていません。

どんな人にも、その人なりの山や谷がある。大切なのはそれらをきちんと表現し、伝えることです。

それがきちんと伝わってきた。そんな素晴らしい結婚式でした。

最高の結婚式場かも

ほんとに素敵な会場です

ちなみに今回式が行われたのは、みなとみらいMARINE & WALKのところにある「VERANDA」という会場です。

これがとても素晴らしい会場だったと僕は思います。ホスピタリティがすごい。

例えばトイレから帰ってきたら椅子を引いて座りやすいようにしてくれる。タキシードの裾が巻き込まれないように持ってくれる。カメラを代わりに抱えてシャッターチャンスを逃さない。終わったタイミングでちょうど頼んでいたタクシーが来る。「このパンうまい」とかいって無理やりおかわりしようとするウチのオカンの要望に笑顔で応える。などなど、、、

非常に「大切にされている」と感じられる接客でした。ここまでやるのは、本当のプロだと思います。

この結婚式場は、きっと「リピート」がすごいでしょう。

といってリピートするのは新郎新婦ではありません。それを期待するのはマズすぎる…。

リピートするのは、僕のような「独身の出席者」です。今回は人の結婚式でしたが、ゲストとして最高の感動体験ができた。もし自分がやるなら、ぜひここでと思った人も多かったでしょう。

冒頭の写真は、この式場のテラスから見ることができる風景です。横浜の魅力が全部詰まっていて、美しい…。

例えばこの結婚式場のプロモーションをやるなら、非常に簡単な仕事だと思います。ここを利用した人の感動体験があれば、あとはそれをメッセージに変えて伝えるだけだからです。

セールスライターとして、こんな会社から依頼されたいものです。

―桜井啓太

PS
あなたが身の回りの出来事で、「これセールスライティングに活かせるんじゃないか」と感じたことがありませんか?

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