2019/03/08

デザイナーが喜ぶ「自由」と「不自由」

こんにちは
オフラインデザイナーの甲斐陽信です。

私は普段、デザインも含めた制作作業をしています。
デザイナーである私だけでなく
お仕事をする人にとって、人それぞれの「最適な環境」ってあると思います。

あなたにとって仕事が捗る「最適な環境」って、どんな環境でしょうか?

音楽を聴きながら仕事をすることでしょうか
静かな環境で仕事をすることでしょうか
それとも、信頼できる仲間と共に仕事をすることでしょうか

本日はデザイナーである私にとって
あると嬉しい「自由」と「不自由」についてお伝えしたいと思います。
お付き合いいただけると嬉しいです。

あると嬉しい「自由」


私が作業をする場所は、
家とオフィスが半々くらいです。
オフィスに行くのも家で作業するのも自由です。

また、一日にどれくらい作業をするかも
自分のペースで計画しています。

まぁ結果的に一日中作業している場合が多いのですが、
朝起きてすぐに作業に取り掛かることもあれば、
午前中に家のこまごました雑務を済ませてから
オフィスに行くことも多いです。

一日中家に籠もって作業する日もあり
そんな日は髪も寝癖でボサボサで
無精髭のまま黙々と作業していたりもします。

一転、案件によって
オフィスで一緒に働くパートナーと
様々なことを相談しながら作業を進めるのも
とても捗ったりします。

私にとって、作業できる場所や時間
さらには作業をする時の服装や状態、用意する飲み物などなど
仕事の環境をマイペースに選択できる自由はとてもありがたいです。

あると嬉しい「不自由」


制作する環境は、前述のように「自由」であることがありがたいのですが
実作業で言えば「不自由」がありがたい場合もあります。

具体的に言えば、
制作する時の「制約」です。

オフラインのデザインならば、
例えば「紙面のサイズ」や「使える色の数」、
他にも細かなルールなどなど……
デザインは「不自由」な方が作りやすく
仕上がりのクオリティも高くなり、
なにより作業をしていて面白いです。

多くの場合、デザインはアートとは違うので
表現には制約があった方が作業が捗るのです。

決められたルールの中でパズルのように楽しむ
ゲームのような感じと言えば分かりやすいでしょうか。

特にセールスライターの方とお仕事をする時は
過去にうまくいった事例を元に制作する場合が多いので
その事例の構成から外れないようにするため
ただ自由に制作するよりも制約が多いです。

また、そういった成功事例の数々は
ルールの中にも必ずその理由が隠されており
制作をしながらとても勉強になります。

成功事例の制約の中で制作するのは
自分の引き出しを増やしてくれる
技術研鑽の場面にもなります。

あると嬉しい「自由」と「不自由」

私は普段から
「セールスライターとデザイナーは相性がいい」
との持論があります。

セールスライターの方と一緒に仕事をすると
こういった自由と不自由を得やすいのです。

もちろん人によって欲しい自由は様々かと思いますが
仕事内容においても、
仕事のスタイルにおいても、
セールスライターとデザイナーはとても相性がいいと感じています。
普段から自分にとって最高の環境で制作できることが
どれほどありがたいかを忘れずに、今後も精進しようと思います。

P.S.
「成功事例」を知ることは、デザイナーだけでなく
セールスライターにもとっても有用なことのようです。