From:宮川徳生
最近、というか
ずっとかもしれない。
おっきな悩みがある。
その悩みとは
周りの人の感度が
どうすれば上がるか?
という悩みだ。
感度というのは
別に性的な意味ではなく
マーケティング脳的な意味での
感度である。
おかげさまで
ウチの会社も
僕や楠瀬の個人プレイで
売上を上げるフェーズはとっくに終わり
組織として
どう売上を上げていくか?
というフェーズにいる。
僕や楠瀬の
個人の力だけが売上に影響するフェーズの時は
自分の力量で売上は決まった。
だから、自分が
頑張れば数字は良くなるし
頑張らなければ数字は悪くなる。
でも、組織になると全く違う。
自分が頑張っても
数字への影響はほぼ無い。
というか、無い。
組織になると
数字を作れる人間が増えるかどうか?
その勝負になるのだ。
そして、数字を作れる人間というのは
いろんなことに対する感度が
めちゃくちゃ高い。
■ 1805本
この数字なんだかわかる?
僕のYouTubeの
今日時点での動画投稿数だ。
4年半ほど
毎日投稿していたら
なんだかすごい数字になっていた。
なので、こんなことをよく言われる。
「よくそんなネタが思いつきますね」
と。
僕は、そういうことを言ってくる奴には
大抵こう答えてる。
「お前とは感度が違うだけだ」
と。
考えてみて欲しい。
毎日毎日
10分〜20分ほど
1人でしゃべりまくる動画を作り続けることを。
ハッキリ言って地獄である。
だって、そんなネタなんて
あるわけがない。
誰かと対談しているとか
ゲストが毎回来るとかなら別だけど
僕の動画は1人喋りだからね。
なぜ、毎日ネタがあるのか?
それは
ネタが無いという人と
僕とでの差は対して無い。
差があるのは
普通の日常の中から
学びになることに「気づく」かどうかだけなのだ。
例えば、このメルマガを書く前に
テレビでこんなことを言っていた。
「もう中学生。が初の単独ライブ決定!」
それに対して
芸人仲間が出したコメントが
「あいつは本当にいい奴なんで
自分のことのように嬉しいです」
もう中が面白いとは
言ってなかった。
普通
お笑いの単独ライブは
面白いから開催できる。
でも、もう中は
いい奴だから開催できたと。
つまり、これって
もう中の人間性によって
引き上げられたことを意味してる。
このどうでもいいようなニュースを見たとき
感度が低い人は「ふ〜ん」で終わる。
でも、感度の高い人は
このニュースから
「結局仕事は最後の最後
人間性で決まる」
ということを学ぶ。
これが感度の差だ。
気づき人は
ほとんど人が何も学べないことから
何かを見つけ出し学びに変えることができる。
僕は、YouTubeに毎日
動画をアップすると決めている。
だから、毎日
ネタを見つけなければいけない。
だから、そのために
全てのことにアンテナを張り
感度を高めている。
1805本も毎日投稿できているのは
ただそれだけの違いなのだ。
能力の違いでは決してない。
■ 感度を高めることはできるのか?
問題なのは
感度をどう高めるかである。
ボケーーっとしてる人が
感度を高めてバリバリ何かを発信できる
人になれるかどうか?
結論を言えばYESだ。
ウチの会社で
一番付き合いが長いH氏から
よく言われるのだが…
「宮川さんとは8年、9年の付き合いだけど
圧倒的なアウトプットの量が成長の差を
生み出してますよね」
言われてみて
あぁ、確かになと思った。
よく「教える人が一番学ぶ」
という言葉があるが
そういうことである。
何かを発信しなくてはいけない人は
常に何かを探し続けている。
どこにいても
何をしてても
何か使えることはないか?と
感度がビンビンに働いているのだ。
そして、発信する人は
そのネタを素早く理解し
物事の本質を見極め
論理的にまとめなくてはいけない。
僕の場合だと
・ネタを見つけ
・ネタの本質を見極め
・それをどうすれば伝わるか論理的な構成を作り
・話が面白いようにコンテキストとくっつける
などを、常にやり続ける。
こんなことを4年も5年も
毎日してみ?
いやでも実力は上がる。
つまり、アウトプットするためには
インプットが必要だってことだ。
■ 長いコンテンツに意味がある
ただし、このアウトプットで
1つだけ気をつけて欲しいことがある。
それは、伝えるためのコンテンツでなければ
意味がないってことだ。
例えば、FacebookとかXとかでよく見る
“これ、めっちゃ役に立った”
みたいな一言を添えて
リンクを貼るだけみたいなやつとか。
あんなもんは
自分の能力向上には
クソの役にも立たない。
なぜなら、自分の能力を高めるアウトプットは
ネタを論理的に体系化することに意味があるからだ。
気づいたことだけをアウトプットしても
それがどういう意味があるのかとか理解していなければ
全くもって自分の役には立たない。
というか
それを見る人の役にも
全く立たないからね。
冒頭の話に戻ろう。
マーケティングに強い人になったり
人々から「この人をフォローしよう」と
思われる人になることは
我々のような
インフォビジネスにとって
事業成長の最も重要なことの1つだ。
そのためには
感度を上げて「気づける」人に
ならなくてはいけない。
そして、感度を強制的に上げる方法として
オススメなのが強制アウトプットだ。
強制アウトプットをすれば
いやでもネタを見つけたり
それを伝えるために論理的な構成を作ったり
する必要がある。
そして、それを毎日
自分に課せば
それらを高速でやらなくてはいけない状況を作れる。
そうすると
短時間で質の高いコンテンツを
一瞬で作れるようにどんどんなっていく。
結果、もう中のどうでもいいニュースから
10分、20分と喋り続けられるコンテンツを
毎日簡単に量産できるようになるのだ。
もしあなたが今
アウトプットを毎日してないなら
それはとても勿体無い。
特にマーケティングを仕事にするなら
言語化力だったり、物事の解像度を高めて伝える力や
気づきを与えパラダイムシフトを起こさせる
コンテンツ構成力は必須である。
そして、それらの能力は
マジなコンテンツを
毎日アウトプットするという日課を自分に課せば
手に入れることができるのだ。
もちろん
その能力が手に入るのは
明日や明後日の話ではない。
でも、2年後とか3年後には
マジで世界が変わることは断言できる。
まぁ、確かに大変だわな。
でもね。これらのことを繰り返した先に
能力を手に入れた人のことを世間では
“実力のある人”
と呼ぶのよ。
我々はスキル仕事をしてるわけだから
結局、実力のある人にならなければ
本当に自由は手に入らないからね。
自分に対してその厳しさを
持てるかどうかだけの話なんだから
難しいことは何1つないよ。
あなたがやるかやらないかだけだからね。
PS.
もし、強制的にアウトプットをする環境があったとしたら
あなたはその環境に価値を感じるかな?
もし、そういう環境があったらいいなと思ったなら
このメールに返信で教えて欲しいな。
今、かなりマッチョだけど
強制アウトプットの環境を提供する
コミュニティを作ろうと思っていて
返信が多いようなら具体的に進めようと思うんだ。