From:長嶋雄二
「ちょっと今日、帰って来れる?」
突然、母から
そんな連絡が届きました。
「ちょっと帰って来れる?」
って言われても、
僕の住んでる埼玉から実家の愛知までは
まぁまぁの距離があります。
でも、そんな無理を言ってくる理由は
一つしかないと僕も分かっていました。
それは、父親のこと。
父はからだの中心を通る動脈に
大きな瘤(こぶ)があり、
それがいつ破裂するか分からない…
以前からそんな状態でした。
で、母が連絡をくれた日の朝に
定期検診をした際に、
「ちょっとこれはヤバいね」
ということで、
緊急手術が決まったのでした。
動脈の瘤を取り除き、
その大部分を
人工血管にするという手術。
お腹〜胸のあたりまで
23cmも切開して行う手術です。
「もし瘤が破裂したら、
最悪のケースもゼロではありません」
そんな説明を受けてはいたのですが、
なんとか無事に終えることができました。
とりあえずは
ひと安心というところです。
気づいたら手遅れ…になる前に
一応、僕も昔は
医療系のすみっこで働いていた人間。
そんなに多くはないけど、
命が消えてしまうシーンには
何度か立ち会ってきました。
でもそんな時にいつも思うのは
『人の命っていうのは、
本当に突然消えてしまう』
ということ。
そう考えると
時間の使い方と言いますか、
「1日をどう過ごすのか?」
って、やっぱり大事ですよね。
というのも、、、
今回の件で愛知帰ったついでに、
友人のやってる整体に行ったのですが…
めっちゃ暇そうだったんです。
「いやいや、そんな暇なら
チラシでも配ってみたら?」
と軽く話してみても聞く耳持たず。
彼はお店の集客や経営のことよりも
空き時間に、進撃の巨人を読むことの方が
はるかに大事だった様子でした。
ちょっと彼の例は
極端かもしれないけど、
あなたも似たような状況って
見たことがありませんか?
明らかに集客に困っているのに
お客を呼ぶ努力を全くしていない…
みたいなところです。
「明日からやろう」
「そろそろヤバいからやろう」
とか思っても遅いんですよね。
だって、時間は有限ですし、
まぁ極論、自分の身にいつ何があるか
分からないわけですからね。
父のこともあったので、
ちょっと友人にムカついていたんですが、
「ちょっと待てよ…」とも思ったんです。
整体とか、美容院とか、飲食は
集客できてないことが
すごく分かりやすいですよね。
でも、僕らみたいにネットだと
それが分かりにくかったりします。
例えば、毎日自分の業務をやってるけど、
ぶっちゃけ、それだけじゃ全く足りないんです。
だってその業務が、
集客に繋がっているとは限らないし、
売上に直結するとも限らない。
だから自分からもっと、
お客を取りに行ったり、売りに行かないと
ビジネスはどんどんダメになっていきます。
特に1人でやってるなら、
そのダメージはなかなか大きいです。
僕の父の、動脈瘤じゃないけど
見えないところで、
致命傷になる爆弾がどんどん膨れ上がっていく。
一見すると目には見えないけど、
サボった分だけゆっくりと、じわじわと、
ビジネスもやばい状態に近づく…ってことです。
毎日、目の前の作業をこなしていると
なんかしら貢献したり、
ビジネスしてる気になっちゃうけど、
実は、そうじゃないのかもしれません。
実は、停滞してない?
もしかしたら、下降してない?
ひょっとすると、爆発寸前じゃない?
もしそうだったら、
今日から実践すること・やり方を変えていきましょう。
気づいたら手遅れ…とならないとうちに!