年が明けた1月の初旬。
いや、こういう言い回しの方がわかりやすいかな?
なんか、違うな。もうちょっと上にした方がバランスが良いよな・・・
このオープニングに流れる曲、もう聞きすぎて飽きてきたわっ!
なんて、思いながら僕は、納期に間に合わせるためにパソコンに写る編集画面にずっと張り付いていました。
というのも、昨年の末、とあるDVDの制作をすることになったのです。
宮川さんから、「森田さん、動画編集は大丈夫?」と聞かれた時は、(動画編集なんて正直、友人の結婚式しかしたこと無いけど、大丈夫かな〜)なんて思っていたのですが、「大丈夫です!」と意気揚々と返答しました。
なぜなら、DVDに使う素材の撮影はすでにされていること。そして、動画を編集したイメージもすでにテンプレのようにできあがっていることがわかったからです。
テンプレ通りに作成することくらいはできるだろう、と正直自信がありました
しかし・・・
そう簡単にはいきませんよね・・・
いざ取り組んでみると、テンプレがあるからといって、簡単に再現できるかといったらそんなコトはありません。
スワイプを持っているからといって、それで自分の書きたい商品に合わせてすぐ使えるかといったらそんなことが無いのと似ているかもしれないですね。
テロップを入れること一つにしても、
- 編集画面に枠があって、この枠に収めなきゃいけないの?
- 読みづらいから背景を入れたいのに、背景に打ち込んだ文字が隠れてしまう。。
- テンプレのようにカッコよく現れるようにするにはどうすんだ、チクショー!
なんて、編集し始めると疑問点がバンバン出てきます。それを一つ一つグーグル先生に聞きながらテンプレレベルまで仕上げていきました。
しかし、ある程度のテンプレ通りにできてくると、さらに、もっとココに音を追加したいなといった自分のやりたいことへの欲求も出てくるんですよね。
よし、完成!と思って動画をチェックすると、もっと明るくしてみたい、間延びしているからもっと手軽に見れるようにしたいなど、後からより良いものにしたいという欲求がでてきました。
新しくやりたいことも出てくるから、どうやったらできるのか、動画と音がスムーズに切り替わる方法や2倍速に編集できた時などは、おぉ!と一人部屋で歓声をあげながらやっていました。
よしよし、こんな感じかなぁと動画編集をある程度終え納期にも間に合うかと、思っていたところで、さらに追加で動画を取りたいね、なんて話も出てきて、動画撮影のカット割りや話す内容を考えたりすることに。
ぶっちゃけ、撮影できるかな?と、ドキドキでしたが、動画に詳しいメンバーの森さんを頼り、どんな機材を使えばいいのか、後々編集をするならこんな撮り方に注意したほうなどアドバイスをいただき何とか撮影を終えることができたのです。
そんなこんなで、当初考えていたよりも、さらにやりたいことやるべきことも増えて、どんどん納期に迫っていきました。
もう、最後の方は、やべぇ!間に合わねぇ!って感じでした
DVDの制作は、動画編集だけではない
DVDは動画を編集すれば完成するかといったら、そんなことはありません。イケてるパッケージも作らないといけないですし、DVDをいれると最初に出てくるカッコいいオープニングムービーも作らないといけませんし、動画を選択するチャプター画面も必要です。
テンプレに合わせてテロップ制作の動画編集ならクオリティを保ちながら出来ましたが、イケてるデザインやオープニング動画はさすがにできません。
なので、それらは、デザイナーの陽信さん、podcastの動画編集をしている戸村さんにお願いすることに。
動画編集が思ったよりもおしてしまって、パッケージ依頼やオープニングムービーも納期ギリギリでのお願いになってしまいました。しかし、嫌な顔せずに(心の中では怒っているかもしれませんが^^;)引き受けてもらえました。
そして、なんとか納期に間に合わせることができたのでした。
もし、僕が一人だったらこの仕事を受けていたのか?
答えは、NOです。
DVD制作に必要なことは、何かあれば相談できる森さん、陽信さん、戸村さんがいたからこそ安心して取り組むことができました。
僕が一人でやってくれと頼まれていたら、おそらく断っていたでしょう。もし、気合で受けたとしてもきっと不安でしょうがなかったと思います。
チームで取り組むからこそ、作り上げられるもの、挑戦できることの幅が広がり僕の成長スピードもあがっていく。そんなことをDVD制作を通して感じました。
PS
チームだからこそ、こんな嬉しい経験もあったりします。