いまから38年前の1983年7月15日…
世界中に家庭用ゲーム機を根付かせるキッカケとなった
ファミリーコンピュータが任天堂から発売されました。
“ファミコン”の愛称で親しまれ
40代前後の世代にとっては
忘れられない思い出がたくさんあるんじゃないでしょうか?
僕はRPGが好きだったので
ドラクエやFFをよくやっていたんですが…
復活の呪文が絶対あってるはずなのに
間違えていると表示されて絶望したドラクエ2。
裏面にやっとたどり着いたのに
データが消えるという悪夢が起きたドラクエ3。
2コンのマイクで
よくわからなん歌を歌わされた
キング・オブ・クソゲーこと
たけしの挑戦状。
「マジで神」と崇めた
16連射の高橋名人。
“上上下下左右左右BA”
伝説のコナミコマンドを
友だちから教えてもらった時の感動。
ソフトを入れてもゲームが始まらないので
カセットに「フーフー」息を吹きかけるお約束。
僕は1978年生まれですが
同年代の人にとってファミコンは
本当にたくさんの思い出があると思います。
今、電車に乗れば
みんなスマホでゲームですし
家に帰ったらswitchやPS5で遊ぶ。
ファミコンはまさに
世界中の遊びを変えた
伝説のハードと言っても過言ではないでしょう。
ただ、多くの人が
ファミコンが世界初の
家庭用ゲーム機だと思っているのですが
実はそうではないんです。
実はファミコンはかなりの後発組
ファミコンが発売される
9年前の1972年に世界初の家庭用ゲーム機
マグナボックス・オデッセイが発売されていたのです。
ですが、このマグナボックス・オデッセイは
1975年に生産中止となり
その存在を知っている人は
決して多くはありません。
また、マグナボックス・オデッセイが発売されてから
ファミコンが発売されるまでの9年間の間に
実に多くの家庭用ゲーム機が発売されていたのです。
1977年に日立から発売された
日立ビデオゲーム VG-104。
同年に東芝から発売された
東芝ビデオゲームTVG-610。
松下電器も同年に
Nationalテレビゲーム4種目TY-TG40を発売。
さらに、バンダイも
TV-JACKシリーズを発売。
他にもたくさんのハードが
ファミコンよりも前に
発売されていたのです。
つまり、ファミコンは
家庭用ゲーム機市場では
かなりの後発組だったんですね。
そんな後発商品のファミコンが
歴史に名を残す商品になったのか?
今に続くゲーム市場の
ガリバーとなることができたのか?
オリジナルなんてやる必要はない
ここに興味深い
データがあります。
『革新的なアイデアを一番最初に市場に投入した企業のうち
65%は後発企業に敗北して完全撤退をする』
『先発企業の失敗率は47%にも及ぶが
後発企業の失敗率はたったの8%しかない』
『先発企業の市場シェアは10%に対して
後発企業の市場シェアは28%もある』
先発企業よりも
後発企業の方が生き残る確率も市場シェアも
遥かに有利だということなんです。
つまり、ファミコンが圧倒的に強者になったのは
こうした市場原理の法則が働いたからなんですね。
もちろん、商品自体が
素晴らしかったのは大前提です。
ただ、ファミコンはセガやPCエンジンよりも
スペックでは完全に劣っていました。
にもかかわらず
市場を席巻したわけです。
この話から何が学べるか?
それは、オリジナルなんて
やる必要はないってことです。
特に我々がやっている
コピーを書くとかマーケティングするとか
動画を作るとかは特にそうです。
うまくいったコピーをマネする。
うまくいったマーケをマネする。
うまくいった動画をマネする。
オリジナルで作るよりも
マネした方が遥かに高い勝率になるわけです。
例えばコピー。
古典のスワイプと言われるようなコピーは
もうそれこそ20年、30年という時間をかけて
磨かれてきたコピーです。
でも、僕らがオリジナルで書くコピーなんて
たかだか数年の研鑽しかされていません。
数十年選手と数年の選手。
どちらが勝つかなんて
勝負しなくても結果は分かりきっています。
なので、普段から
マネできる事例やテンプレは
お金を払ってでも集めるようにしましょう。
その方が
間違いなく成果は出せますので。
で、今日の動画ですが
なぜマネした方がいいのか?について
より詳しくお伝えしています。
もしあなたが
マネをせずにオリジナルで
やっているのなら…
今日の動画で
ぜひマネすることの重要性を
知ってください。
↓
PS.
ちなみに
僕が一番ハマったソフトは
ドラクエ3です。
種集めをしながら寝落ちしつつも
ステータス最強を目指したのは
いい思い出ですね。
あなたがハマったソフトは何ですか?