2024/10/02

地方こそデジタルマーケティングが熱い?

From 古川馨

先日、地方で店舗経営をしている経営者の方たちと
話す機会があったんで、ちょっと
「ネット集客、やってますか?」って聞いてみたんです。

そしたら、なんと驚いたことに
7人中1人しかネット集客に力を入れていない
という現実が判明しました。

ネット集客全盛期のこの時代に、、、、
と思わなくもないですが、とにかく、やってないと。

そして、
「今まで通り、チラシと口コミで
何とかなっているから大丈夫」
という返事が返ってくる。

ネットに対する関心が全然ない感じなんですよね。。。

ご年配の方が多かったので、
それも理由の一つかもしれないんですが、
これって、地方ではよくある話だと思います。

もし、あなたも都会ではない地方で活動しているなら、
こういう経験一度や二度ありますよね。

大手企業や全国チェーンは別として、
地元企業のネットリテラシーが低いというのが、定番です。

そして、改めて、地方はマーケティング関連は
遅れているなと感じた次第です。

実際、総務省の「情報通信白書」でも、
地方ではまだまだデジタル広告の導入が
進んでいないと書かれています。

大企業がSNS広告やGoogle広告を使いこなしている一方で、
地方の中小企業は「従来のやり方で問題ない」
と考えているところが多いんですよね。

確かに、長年培ってきたチラシや
口コミのやり方が効果を発揮してきたので、
無理に変える必要はないと思っているのかもしれません。

でも、それで本当に大丈夫なのか?と感じる部分があります。
時代に置いていかれないか?と。

ただ、この現状を逆手に取ると、
大きなチャンスが眠っていることでもありますよね。

地方の多くの企業が
デジタルマーケティングを
まだ導入していないからこそ、
ネット集客に少しでも力を入れるだけで、
大きな成果が得られるかもしれません。

これって、まさにブルーオーシャンってやつなのでは?
誰もやっていないからこそ、やるだけで
競争が少ない中で成果が出やすいという状況がありえます。

よく、うちの会長の楠瀬も
「ほとんどの企業はマーケティングをやってない。
だから、やるだけで成果が出る」と言っていますが、
まさに地方の現状がそれなんじゃないかと。

実は僕も16年くらい店舗運営していましたが、
その時、マーケティング要素をほんの少し取り入れただけでも
、売上が3割、4割ポーンと上がった経験があります。

その時はネット集客じゃなくて、
オフラインの施策だったんですが、
それでもやってないことを
ちょっとやるだけで結果が変わるというのを
身をもって体験しました。

だからこそ、地方の企業も今、
他がやっていないうちにネット集客に取り組むべきなんです。
周りがやり出したら、効果が落ちてくるので、
今がチャンスってやつです。

で、地方でネット集客などの
デジタルマーケティングが進まない理由の一つが、
デジタル人材の不足なんですよね。

要するに、都会ほどデジタルスキルを持つ人材ってのがいません。
地域によってはかなりレアです。

なので、そもそもやりたいけど、
やれない現状もあるってこと。

なので、
企業自体もデジタルマーケティングは
競合が少ない状態ですが、
それをサポートする人材自体も競合が少ない。

ってことは、実は、これからどんどん地方での
デジタルマーケティング人材の需要は
増えるんじゃないでしょうか?

ということで、デジタルマーケティングのスキルは、
これからの地方に必要不可欠です。

なので、あなたが都会ではなく地方で活動しているなら、
あなたが持つデジタルマーケティングのスキルを
どんどんアピールしていきましょう。