From:長嶋雄二
先日、
インフォビジネス
っぽいことをやろうとしている人たちや、
いわゆる“ローンチ系”の界隈の方々と
少し話す機会がありました。
いろんな話を聞く中で、
ふと強く感じたことがあるんです。
それは、、、
結局、みんな「売り手としての“権威”がない」ということ。
もちろん、これは誰かを否定したいわけではありません。
むしろ、僕自身も同じ悩みを感じるからこそ
かなり共感できる部分もあります。
例えば、ある人が
こんなことを言っていました。
「セールスレターも書き換えたし、
特典も5つ付けました。
“あと3名様限定”で煽ったんですけど、
結局1件も売れませんでした…」
……この気持ち、めちゃくちゃわかります。
でも、これって、
オファーの強さ以前の問題なんですよね。
なぜなら、お客さんは“何を買うか”ではなく
“誰から買うか”で決めているから。
で、ここで改めて痛感したんです。
僕らコンサルタントにとって、最大の資産は
「知識」ではなく「権威性」なんだな、、、と。
よく「コンサルは知識差ビジネスだ」と言われます。
つまり、クライアントよりも
知識を持っていれば成立する…という考え方。
でも実際は、知識だけでは戦えません。
なぜなら、今の時代、どんなノウハウも、
YouTubeやnoteで“無料で”手に入るからです。
では、なぜそれでも
“お金を払って学びたい”と思ってもらえるのか?
それは、その情報を「誰が伝えているか」で、
価値が変わるからですよね。
極端な例ですが、
たとえば…
「J.エイブラハムが教える
マーケティング講座(100万円)」
と
「あなたが同じ内容を話す
マーケ講座(100万円)」
が並んでいたとします。
どちらが売れると思いますか?
……答えは、明らかですよね。
同じ中身、同じ価格だったとしても、
“誰が言っているか”によって、反応は天地ほど違う。
これはつまり、
あなたという「存在」そのものが商品になる、
ということなんです。
僕のクライアントでも、こんな事例があります。
地方の小さな整体院を経営しながら、
「同業者向けのインスタ運用アドバイザー」を始めた40代の治療家。
最初は全然売れませんでした。
なぜなら、“どこの誰かもわからない人”だったからです。
でも、こんなふうに権威性を少しずつ積み上げていきました。
・自分の整体院でInstagram集客に成功した実績をブログで公開
・「SNSが苦手な治療家のための講座」とテーマを明確化
・専門誌などのメディア実績を獲得
・さらに、過去のクライアントの声を整理し、LPに掲載
その結果、3ヶ月後には
売上300万+月10万円の顧問契約が10件。
「なんか気になって」「あなたにお願いしたい」と
言われるようになったんです。
権威性とは、決して「有名人になること」ではありません。
テレビに出るとか、バズらせる必要もない。
もっと地に足のついた、
“あなただけのストーリー”と“積み重ね”で十分なのです。
・どんな課題を解決してきたか?
・どんなお客さんと関わってきたか?
・なぜ、今このサービスを届けたいのか?
・どんな実績があるのか?
・どんな評価をお客さんからもらえているか?
これらを語り、積み上げていくことで、
「この人なら」と感じてもらえる権威が育っていくわけです。
さてさて、、、
せっかくなので
ここまで読んでくれたついでに
ちょっと冷静に振り返ってみてください。
今のあなたは、あなたの顧客に対して
どのぐらい権威がありそうですか?
どうすればもっと権威を高められそうですか?
ぜひ、今日から何か1つ。
自分にできそうなことを実践してみてくださいね。