2023/04/19

クライアントは3社で十分

From:長嶋雄二

“どうやって仕事とってたんですか?

先日、そんな質問を受けました。

案件獲得、っていうのは、
セールスライターにとってもコンサルにとっても
やっぱり最初にぶつかる壁ですよね。

一度取れてしまうとコツが掴めるというか
「なんだ、これで良かったんだ」っていう
感覚が掴めたりするけれど、
最初の一歩はなかなか難しい…

その気持ちは、よくわかります。

僕がセールスライターとして起業を目指した
一番はじめの頃は、、、

・キャッチコピー作ります!
・チラシ作ります!
・LP作ります!

みたいな感じで、
スタートしてしました。
そしてのそのサービスを売るために、

知り合いに声をかけたり…
ココナラでサービスを出してみたり…
ご近所にポスティングしたり…
狙い撃ちでDMを出したり…
公民館をかりて勉強会をしたり…
交流会に行ったり…
手元の名刺にメール営業したり…
見込み客のいそうなセミナーに出たり…

思いつく限りのことは
とりあえずやっていました。

でも!・・・

はじめのころって、
思うように仕事が取れませんでした。

というか、取れるには取れるんですが、
“安い案件”ばかりだったんです。

もちろん、そんなのは贅沢な文句かもしれませんが、

「セールスライターって、
 めっちゃ稼げるんじゃないの!?」

って思っていたので、
1件1000円とか、3000円とか、良くて1万円とか、、、

そんな案件しか取れなかった自分が
惨めでしかたなかったことをよく覚えています。

でも、そんな中で1つ転機になったのは、
当時トレンドだった「オウンドメディア」の存在。

僕は幸い、とりあえず自分がコピーを書く場所として、
コンテンツブログをやっていたので、
オウンドメディアを自分で作ることができたんです。

なので「メディアを作れる」ってことが武器になって
仕事が取れるようになっていきました。
例えば、、、

サイト制作で案件をとったら、
それと一緒に記事の制作も受注して
初期費用+毎月10万前後の契約を何件も受注したり…

既存のサイトにあるイマイチな記事をリライトしますよ!
みたな仕事を受注して、そこからサイト構築の見直しも提案したり…

これだけちゃんとサイト作っているなら
LPを設置してリストとったほうがいいですよ!
とか言って、LP制作とかその先のメルマガを受注したりとか…

なんかそんな感じで
仕事を増やしていった時期がありました。

でも、、、!!!

またまたコレも贅沢な悩みなんですが、
この仕事の取り方をしていたせいで

“作業・作業・作業・作業・作業….

という毎日にウンザリしてしまったんです。

朝から晩まで近所の図書館やスタバに入り浸って
記事作成・サイト作成・・・・
なんてことをしているうちに、

「あれ…?俺ってただの業者じゃね?」

みたいな疑問がどんどん湧いていました。
と同時に、、、

“セールスライターやコンサルで
上手くいっている人って、
なんであんなに自由で楽しそうなんだろうな〜

と、よく疑問に思ったし、
めちゃくちゃ羨ましかったんです。

じゃあ、何が彼らと違うのか??

って考えて、僕の周りでガッツリ稼いでいて、
なおかつ、自由に、楽しそうにしている人を見た時、
1つ気づいたのは、
彼らはちょこまかと案件をとっていなかったってことです。

・キャッチコピー作ります!
・チラシ作ります!
・LP作ります!
・記事書きます!
・サイト作ります!

みたいな感じで、
単発の案件を取るんじゃなくて、
クライアントのビジネスをより良くするために
がっつりタッグを組んでいる人がほとんど。

クライアントのビジネスをより良くするために
そのクライアントのチームの1員になって
がっつり仕事してしているケースばかりだったんです。

正直なところ、僕の周りでガッツリ稼いでいた彼らと
僕の実力が天と地ほど離れていたとは思いません。

でも、彼らは僕よりも何倍もの収入を
楽しそうに、イキイキしながら稼ぎ出していました

“セールスライター”って、どうしても
『書く=お金になる』と考えてしまう人が
まだまだ多いと思います。

僕自身も、ずっとそう考えていました。

でも、セールスライターって本当は
書くだけが仕事じゃないんですよね。

クライアントとガッツリ組んで、
相手のプロジェクトがうまくいくように

・コピーも
・LPも
・メルマガも
・動画も
・広告も
・セールスも

必要なことは全てまるっと請負って、
一緒にやっていくからこそ
高額な報酬が得られていたわけなんです。

つまり、、、

相手のプロジェクトを一式請け負うから、
そのプロジェクトの成否に関わるから、
大きく稼げるし、その分やりがいもあるわけなんです。

そう考えると、実はクライアントって
1社とか2社でも最初は十分ですし、
3社もあれば、かなり身動き取れなくなります。

『小さく仕事を取るんじゃなくて、
 尊敬できるクライアントとがっつり組む』

そんな視点で、クライアントを探してみてください。

結局そのほうが、絶対に
報酬もやりがいもアップするからです。