From:宮川徳生
最近、ある生徒さんと話していたときのこと…
その方は
教室ビジネスを始めようとしている方で
そのビジネスを立ち上げるために
色々と相談に乗っているんです。
で、こんな事を言われました。
「周りの教室と差別化するために
こんなコンセプトで始めようと思います。
どう思いますか?」
この言葉聞いた時
「これはヤバいな、このUSP痛すぎるな。。。」って
思ったんです。
なぜなら
その方はおそらく「独自のウリ」が大事だから
独自性を打ち出すために差別化しようと考えたんだと思います。
でも、それって
「ただユニークなだけでしょ?」と
思わず突っ込んでしまいました。
USPはユニークなだけじゃだめ
USPってのは
Unique:競合と差別化できる?
Selling:お客さんが購入してくれる?
Proposition:お客さんにとって価値のある提案
これらが揃って
初めて成立するもんです。
つまりですよ。
差別化するために作るUSPってのは
そもそもの話
「お客さんが喜んで買ってくれる価値ある提案」
これが大前提にあるわけです。
〇〇専門教室と打ち出したところで
それがお客さんにとって喜ばれる提案じゃなければ
それはただのユニークなだけの痛いサービス。
言葉悪いですが
自分のエゴに酔っちゃってる
自己中心的なやつですよね。
つまり、USPってのは
- お客さんが喜んで買いたくなる提案ありきで
- そのうえで独自性が付与されなくてはいけない
ってことです。
これ、だいたいみんな
1がすっぽり抜け落ちて
2が満たせればUSPだって
勘違いしている人が本当に多いんですよね。
差別化ってのは
要は売り手側の視点でしかありません。
でも、ビジネスってのは
どこまでいってもお客さんの悩みや課題を解決したら
願いや望み、希望を叶えてあげることが本質です。
ただ、ユニークなだけでUSPを作るってのは
はっきり言って「お客さんのことが見えてない」状態です。
まずは、どこまでいっても
お客さんが何を求めているか知ること。
そして、その求めていることに対して
どんな独自の価値を提案できるかを考える。
ユニークなだけのUSPは
誰からも相手にされないですからね。
今日の動画では
ユニークなだけのUSPにならないための
USPの作り方なんかについて話しています。
USPの理解を深めたい方は
是非チェックしてください。
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