昨日は、パートナーを育成発掘する右腕発掘プロジェクトの第一回だった。

最近、コミュニケーションを前提とする
企画や講座はリアルでやるようにしているんだけどやっぱりリアルはいい感じ。

オンラインだけだとただの情報の伝達になってしまうのが
そこに気持ちが乗るというか伝わる度合いが段違いだったりする。
それに、相手のこともよくわかるので関係性もものすごく作れる。
リアルをやるたびにリアル開催はもっと増やしていきたいなと思ってしまう。

って感じでいい感じにリアルでやってきたわけだが
懇親会の席で面白い話が飛び出したのでその話を今日はシェアしようと思う。
プロジェクトの参加メンバーにグラフィックデザインをやっている方と元印刷会社勤務の方がいた。

元印刷会社の方がグラフィックの方に「最近紙ってどうですか?」と、何気なくこんな質問をしていた。
それに対する回答がまぁ予想通りで「ぜっっんぜんないですよ」だった。

僕も元ポスティング会社の経営者なので
「だよね」って感じで聞いていたがやっぱり紙媒体はものまだまだ減り続けてるみたいだ。

確かに、時代は完全にネット、スマホ、SNSみたいな感じなので
そりゃ好んで紙を使う人もいなくなるよな〜なんて思ったわけだが…
ただ、我々マーケターにとって重要なのは本当の紙媒体はもうオワコンなのか?ってことだ。

僕の答えは「NO」だ。

ポスティング会社を経営していたので思い入れがあるっちゃあるし
個人的には本当は漫画も紙で読みたい派なのでそうしたことを抜きに
チラシやDMという媒体は普通に集客できるのでありかなしかで聞かれたら全然ありなのだ。

なぜなら、今でも紙媒体でめちゃくちゃ集客できている事例が僕の周りにはゴロゴロあるからだ。

例えば…ウチでやっているNOUIKUという子供の脳トレ教室。
ちょうど開講して一年が経ったわけだが集客はすこぶる絶好調。
教室のキャパで最近は断らないといけないくらいなのだが
たった一年で行列ができるまでになるってその状況になるって結構すごくない?

で、じゃあそのために何をやったのかというと一番力を入れたのはチラシだったりする。
Meta広告も基本回しているがチラシを撒いたタイミングはいつも集客数が跳ねるんだよね。
つまり、一年で行列のできる子供の脳トレ教室になったのはチラシを使っていたからってことなのだ。

他にも、ウチのお客さんの飲食専門でコンサルしている人からは
「FAXDM使って飲食店の売上を年間150万〜200万くらいは割と余裕で上げられますよ」
って教えてもらった。

ちょっとノウハウの部分があるのでここでは詳しくは書けないがある条件が満たされてる場所だと
FAXDMを使って飲食店がお弁当や宴会系をオフィスで働いている人に売れる仕組みが作れるんだとか。

また、講座ビジネスを結構大きな規模でやっている社長からは
「講座の売上の半分はDM送った人から」という衝撃の事実を教えてもらった。

そこの社長は売上がウン10億って規模でやっている会社なので
ウチなんかとは比べ物にならない規模だがそんな会社の講座集客の要がDMってのはかなり驚きだ。

僕の昔のクライアントだった地域密着のリフォーム屋は今だに看板が主力集客ツールだったりする。
ネット広告よりも看板の方が費用対効果が何倍も高いという驚きの結果が出続けている。

極め付けは最近あるお客さんから報告をもらったんだけど
昔ウチががっつりパッケージ化した美容室の集客ツールたちを使って

なんと!
“1人美容室の月商300万”を達成したという成果報告をもらったのだ。
ウチが美容室の集客ツールを開発してたのはもう今から10年目のことだ。

内容も、チラシとDMとニュースレターのみという紙媒体だけの集客ツールなのだが
それを10年前のままそのまま使い続けさらに10年前と同じように使い続け
1人美容室を月商300万まで持っていったというなんとも嬉しい報告をもらったのだ。

300万は流石に色々な条件が重なったのは事実だが話半分だったとしても
紙媒体だけで1人美容室の月商を150万達成できるとしたら…かなりすごいことである。

という感じでチラシとかDMとか紙媒体ですごい成果が出ているのは間違いない事実なのである。
ただ、多くの人は「古い」とか「時代遅れ」とかそんな理由で紙媒体を使わない。

が!
我々にとって重要なのは古いかどうかではなく効果があるかないかだけなのだ。

だって、他の事例としてウチがやっている求人を学んでいるコンサルタントが
最も案件獲得がうまくいってるやり方が“勉強会集客”で、
その勉強会に集客するやり方は“チラシ” なんだよね。

大衆は常に間違うってのがビジネスの常識ってことを考えると
大衆は「チラシはもうオワコン」って言ってるわけだから
それ自体が間違っているってのが真実なのだ。

もちろん、この話は「だからチラシやろうね!」って話ではない。

業種や業界、売る商品やターゲットこれらによって最適な集客方法は変わる。
その中で無条件で古いという理由だけで紙媒体の施策を切り捨てるのは違うということだ。
紙媒体を使うだけでもっと簡単に売上上がることがあることをぜひ覚えておいてほしい。