2025/05/14

[AI活用]AIの出力はプロンプト次第

こんにちは、古川です。

最近、 AIでコピーを書かせている人も
増えてきたんじゃないかと思うんですが、
ただ、どうしても「 AIっぽさが抜けない」
ってケースも多くありますよ。

そんな時に多くの人は
「これが AIの限界か …」って
感じるかもしれないんですが、

実は意外とそうでもありません。

というのも、文章がいけてないのは、
そもそものプロンプトが悪い可能性があるからです。

指示が悪ければ、思ったように動いてくれない。

これは AIでも人でも同じです。

なので、ちょっとした工夫をするだけで
AIの書く文章も血の通ったような、
粋な文章に変わってきます。

それに最近の AIは推論も高度になってきたので、
ちょっとした文章から、感情を読み取って
深掘りしてくれたりもします。例えば、、、

「がんばれば、いつか報われると信じてる。」ってフレーズ。

これをこんなプロンプトと一緒に AIに投げてみたら …。

——–

prompt: >

以下の文章を、“もう限界かもしれない ”と心のどこかで感じながらも、
誰にも言えず、夜ひとりでこっそり吐き出すような、
糸がぷつんと切れたような静かな絶望感を込めて書き直してください。
声を荒げるわけでも、涙を流すわけでもなく、
ただポツリと、疲れ果てたように漏れるつぶやきのような文章にしてください。
それでもなお、ほんのかすかに“まだ諦めきれていない ”余韻が残るように。

【元のコピー】
{がんばれば、いつか報われると信じてる}

——–

こんな出力が出てきます。
↓↓↓

「ずっと信じてきた。がんばれば、きっと報われるって。
でも、どれだけやっても …何も変わらなくて。
なんかもう、疲れちゃったなって。
それでも、やめるって言えない自分が、いちばんしんどい。」

なんか本音を引き出したような
フレーズに変換されましたね。

しかも、結構、人間味が溢れるような
感じありませんか?

別のフレーズも変換してみます。

「売上が思うように伸びない。どうしたらいいかわからない。」

——–

prompt: >

以下の文章を、“もう限界かもしれない ”と心のどこかで感じながらも、
誰にも言えず、夜ひとりでこっそり吐き出すような、
糸がぷつんと切れたような静かな絶望感を込めて書き直してください。
声を荒げるわけでも、涙を流すわけでもなく、
ただポツリと、疲れ果てたように漏れるつぶやきのような文章にしてください。
それでもなお、ほんのかすかに“まだ諦めきれていない ”余韻が残るように。

【元のコピー】
{売上が思うように伸びない。どうしたらいいかわからない。}

——–

こんな出力が出てきます。
↓↓↓

「どれだけ頑張っても、数字は動かないままで。

いつからか、笑うのも疲れてきた。

…… どうすればよかったんだろう。
もう、わからないよ。
でも、ほんの少しだけ …
まだ、終わりじゃないって思いたい自分がいる。」

心の声というか独白というか、

そんな感じのセリフが出てきました。

また別の角度のプロンプト行ってみましょうか。

——–

prompt: >

以下の文章を、普段は明るく振る舞っている人が、夜ひとりになった時、ふと漏らすような“本音のつぶやき ”に変換してください。

ちょっと弱さや諦めもにじませつつ、それでもどこか希望を捨てきれないようなニュアンスも含めてください。

【元のコピー】

{売上が思うように伸びない。どうしたらいいかわからない。}

——–

こんな出力が出てきます。
↓↓↓

「今日も、また数字が動かなかった。
昼間は平気なふりしてたけど、正直、ちょっとこたえるよね …。
うまくいかない理由も、どうすればいいかも …わかんない。
でもさ、なんか …まだ終わりたくないんだよな。
もうちょっとだけ、頑張ってみてもいいかなって。」

これも似ていますが、またちょっと違った感じ。

さらにさらに別の角度で攻めてみると …。

——–

p rompt: >
以下の文章を、 ひたすら自分を攻め続けてメンタル的に辛くなってきたときに絞り出した心の声のような 、後悔と絶望と怒りが滲み出るような心の叫びとして表現してください。

【元のコピー】 {売上が思うように伸びない。どうしたらいいかわからない。 }

——–

こんな出力が出てきます。
↓↓↓

なんで、あんなに頑張ったのに …なんで結果が出ないんだよ。
全部、自分のせいか?センスがない?努力が足りない?
わかってるよ、甘くないって。
でも …こんなにやってるのに、
報われないって、何なんだよ。
もう、何が正しいかもわかんない。
ただ、悔しくて、情けなくて、
もう自分が嫌になる。

いかがでしょうか?
こんな感じでプロンプト次第で、
それなりに使えそうなコピーの源泉みたいなものが
出てきますよね?

もちろん、これはリアルな顧客の声ではないので、
コピーの表現描写を広げるアイディアって感じですけどね。

AI はツールなので、使い方次第で
いくらでも出力は変わってきます。

AI を使いこなせる人になりましょう。
ではでは。