From 古川馨
先日、リサーチのために
本屋を訪れたときのこと。
いつものように雑誌コーナーを物色してから
新刊コーナーを眺めていると
ちょっと気になるタイトルの本が
目に入りました。
その本のタイトルは
『AIが書いたAIについての本』
↓
https://www.amazon.co.jp/dp/491001733X?_encoding=UTF8&psc=1&ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_HTKKX8ZTMWN1JD9JXMYF
AIが書いただと…。
あまりにぶっ飛んでいるタイトルだったので
思わず手に取ってみたところ…
著者名がAIと書いてある。
本当か?
いやいやいやアイさんとか、そんなオチでしょ?
と思ってじっくり本を見てみると
ジェームス・スキナー監修
と書いてある。
おや?知っている名前が…
もしや、真面目な本なのか???
そして、本の中身を見てみると、
「はじめに」のところにこんな記述が、、、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本書で我々が決めたのは
「AIにAIについて書かせる」
という一点のみです。
あとは、カバーデザインから目次、
文中のイラストに関しても
全てAIが作成しています。
ーーーー(AI著『AIが書いたAIについての本』より
なんと、文章どころか
イラストや画像、デザインまで
全てまるっとAIで作った本だったんです。
おおお、マジか。
384ページもある本を
AIに書かせるとか
企画自体が面白いですよね
しかも、384ページって
そこそこ厚い本ですが
わずか5日で完成したそうです。
監修者のジェームス・スキナー氏が
本業に忙しかったから
5日もかかった、、、
ということなので
数時間で書き上げたのかもしれません。
あっという間ですよね。
で、肝心の内容はというと、、、
その本のタイトル通り
AIとは何なのか?を
AIの歴史から私たちの身近にあるAIについて
また、AIにできること、できないことや
ビジネスへの活用なんかにも触れています。
AIの概要というか全体像というか
AI自体を理解するための本って感じ。
全体的にはわかりやすく
まとめられている本だと思います。
(なぜか漢字がゴシック、ひらがなが明朝体なので
ちょっと違和感有るのですが…)
それにしても、、、
いや〜ついにAIが本まで書きますかと。
そんな時代ですか、、、
と驚きです。
AIが書いたという1点だけで
俄然興味が湧いてしまい
そのまま、本を持ってレジへ持っていきました。
ここから改めて思ったのは、
いかに今、話題になっているものを
すばやくビジネスに取り入れるのは
大切なことだな、、、ということ。
ネットを見ていると
chatGPTを使って
インスタ投稿を自動化とか
Twitterの投稿を自動化とか
ブログを書かせるとか
あるいは、動画のシナリオを書かせるとか
早速、自分の領域に取り入れて
ガンガン使っている人が多数います。
行動力というか素早さ、、、すごいですよね。
もちろん、その分野がもともと得意な方が
素早く取り入れているというのも
有るとは思います。
指示出しのプロンプトが
プログラミングっぽい考え方ですしね。
とはいえ、、、、
どんなものでもそうですが
トレンドの力は爆発的なので
誰よりも早くそのトレンドに載ることができれば
まさに勝ち馬に乗ったように
一気に売上を上げることができる
これは事実じゃないですか。
もちろん、一過性のトレンドであれば
タピオカや高級食パンなどのように
その反動で一気に下火になって
ビジネスが急降下、、、
なんてことも考えられますから
何でもかんでも飛び乗れば、、、
というものではないかもしれません。
ですが、ことAIに関しては
世の中の動き的にも長期的なトレンドとして
世の中の仕組みに組み込まれていく可能性は高い。
それが今話題になっているchatGPTなのか
それとも別のものなのかはわかりませんが
AI自体がさまざまなビジネス分野に
入ってくることは確実でしょう。
なので、できるだけ早い段階で
AIに触れておくのはとても大切だと思うんです。
なんて言いながらも
僕もまだまだ使いこなせるレベルで
chatPGTをいじっているわけではないので
偉そうなことを言える立場でもないんですが
それでも意識的に情報を集めたり
実際に使ってみながら試行錯誤しています。
もし、あなたがAIをビジネスに
取り入れるとしたら
どんなことに使えそうですか?
何がAIに置き換わったら
あなたのビジネスはもっと加速しそうでしょうか?
そんなことを考えながら
AIに触れてみるのも面白いと思いますよ。