From 古川馨
最近、注目しているツールがあります。
それは「Vidonz」(https://jp.vidnoz.com/)
動画生成AIのツールで
アバター動画が作れます。
アバター動画が作れるツールは
HeyGenやD-IDなど
他にもツールはいくつかあるんですが
動画生成AI初心者なら「Vidonz」がおすすめ。
この「Vidonz」がすごいのは
毎日無料で3分のビデオを
作成できること。
普通は1~2回分のクレジットが
提供されるくらいなんですが、
Vidnozは無料でもある程度
使い倒せてしまいます。
もちろん、機能制限はあるので
全部の機能が無料ではないんですが
それでも使い倒して納得した上で
課金できるのでおすすめです。
動画生成AI初心者だと
ツールの良し悪しの比較も
正確にはできないと思うので
無料でガンガンお試しできる
「Vidonz」はその下地を作るのに
超おすすめです。
ただ、注目している理由は
それだけでありません。
今はアバター動画自体に
可能性を感じています。
これめちゃめちゃ需要
あるんじゃないかと。
実際、業務マニュアルや
チュートリアルといった
研修系の動画ですごく
使われているんですよね
このアバター動画が。
ちょっと前に建設会社で
アバターを活用した研修動画が
ニュースになっていたり
保険業界や介護、営業会社や
大学といった分野でも
このアバターの研修動画を
活用しているんですね。
それを専門に作っている
動画制作会社も
少しずつ増えてきました。
これまでは研修動画は
スタジオで撮影する様なものが
主流でした。
実際、今でもうちの動画スタジオでは
大手企業や官公庁とかの
研修や講義系の動画をバンバン撮影して
作っています。
ですが、アバターを使うと
そもそも撮影が要らないですし
撮影いらないから機材も不要。
撮影場所の手配やノイズ対策的な撮影環境
といった問題もパスできます。
講義系で一番クレームが多いのが
音声ノイズだったりするので
その点、アバター動画は
AI音声でつくるのでノイズが入らない。
クリアな音声で聴けます。
多少イントネーションが
おかしいとかはありますが
最近はその辺も調整できたりするので
違和感もそれほど感じません。
低コストですし、撮影がいらないので
講師を用意する必要もない。
講義の資料さえあれば、
作れてしまうので
代行でまるっと引き受けも可能です。
そう考えると
動画制作での大型受注を
狙える案件といえます。
研修・業務マニュアル・
チュートリアルなどは
本数が増える非常に可能性が高いです。
研修なら、新人研修や
管理職研修など。
業務マニュアルなら、
担当部署ごとに必要です。
例えば、
営業用、店舗用、事務、
人事、開発、広報。。。
いろいろ考えられますよね。
実際、以前、研修のアニメ動画を
制作したことがありますが、
1社で30本以上作りました。
企業からの動画制作受注だと
1~2本が多いですから
そう考えると大きいですよね。
もし、あなたが動画制作をビジネスとして
やっているならアバターを活用した
研修系の動画はサービスの一つとして
持っていても損はないと思います。
そして、このアバター動画ですが、
海外では営業ツールとしての活用や
セールスメッセージに使っている
事例も散見されます。
流れ的に
これまで人がやっていた分野や
テキストベースだったものが
動画に変わってきた様に
そこからさらに進んで
アバターが主流になる可能性は
結構あります。
先日チャットGPTが
GPT-4からGPT-4oになって
感情表現へ踏み出しました。
これはアバター動画が
よりリアルな表現に進化する方向への
後押しにもなります。
今年は動画生成AIの進化から
ますます目が離せない年になりそうです。
ぜひ、動画生成AI関連には
アンテナを貼っておいてください。