こんにちは。株式会社バリューイノベーションジャパンのリサーチャーXです。今回の推し本はコチラです!

■[新人Web担当でも使える]Webサイト改善の指南書―生成AIと100のTipsで売上・集客を最大化!
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もし、あなたがこんなモヤモヤを抱えているなら、今回ご紹介するこちらの本、相当おすすめです。

・Webサイトの改善業務を現場目線で知りたい
・生成AIを業務に使いたいけど、どう組み込めばいいか分からない
・GA4やSearch Consoleの画面を見るとなんとなく不安になる
・「で、結局現場でどうAIを使うのが正解なの?」という答えが欲しい

特に、以下の業界・業種に関わる方は必見です。

・製造業
・EC
・歯科医院

なぜなら、上記を題材にした事例“そのものズバリ”が出てくるから。ご自身が担当、または上記のクライアントさんがいらっしゃる方は、悪いことは言いません。迷わず手に取ってください。

本書の構成は、一見すると王道です。Chapter1では、Webサイト改善の超具体的な100ティップスがビフォーアフター付きで紹介されています。一目で改善例がわかるので、実際の現場への落とし込みやすさは抜群です。Chapter2は、歯科医院を題材にコンテンツ作成のしかたやCTAにつなげるためのやり方を知ることができます。Chapter3は、GA4を使った分析手法とどの指標を見てどう改善するかの方向性が示されます。

もしかしたら、ここまで聞いて「ああ、よくあるWeb改善の教科書ね」と思われたかもしれません。正直に告白すると、読み進めていた私自身も最初はそう思っていました…。

ところが、です。この本はここからの展開がすごい。まるでRPGのラスボスが第2形態へ変身し真の姿を現したかのようなのです。

Chapter4からは、「生成AI」をフル活用するフェーズに入ります。コピー作成、強みの洗い出し、企画構成、データ分析…。具体的なプロンプトとともに「これでもか」と見せてくれる。

ここで私は自分の中に、ある感覚が芽生えたことに気づきました。「あ、これ、このまま現場で “使える”」そう直感的に判断できたのは、ただただプロンプトが優秀だからではありません。(もちろんプロンプトはスゴイです)

前半のChapter1〜3を通じていつの間にか「Web改善の基礎体力」がついていたからこそ、Chapter4でAIが出してきたアウトプットの良し悪しを今の自分が“判断” できるようになっていたのでした。

もう、構成がニクイ。読書体験そのものが、「目利き力」を養ってくれるよう設計されているのですから。この点がほんとうに見事で、生成AIを「作業効率化ツール」以上にWeb改善のための “考える道具”として使えるようになる。それがこの本の推しポイントです。

巷にあふれる「生成AIあるある」として、「それっぽいものは出るけれど、それが本当に良いのか “判断”できず、結局使いこなせない」というケースが多々あります。ですが、この本は前半の伏線を後半で回収することで、読み手に「見極める目(編集力・検証力)」を授けてくれてしまうのです。

この点については本書でも、これからのWeb担当者に求められる能力として以下を挙げています。

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1.プロンプトエンジニアリング力
 →指示出し
2.編集力・キュレーション力
 →質の精査
3.検証力・改善力
 →現場での実施・検証

「Webサイト改善の指南書」p.259より抜粋・編集
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世間では「1」ばかり注目されますが、本当に必要なのは「2」と「3」。そんな「2」と「3」が、この本を読み終える頃に自然とその力がインストールされている。構成が見事としか言いようがありません。2026年1月の今、「Web改善のオススメ本は?」と聞かれたら間違いなくこの本を推します。

これだけでも十分に推しなのですが、最後の最後でダメ押し的な記述がありました。それは本書の「おわりに」にあるこんな言葉です。

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「Webサイトを改善することは、会社そのものをより良くすることだ」
引用「Webサイト改善の指南書」p.285
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…まさにその通り。この言葉には、現場にいる人間として共感しかありません。あなたも現場にいてこんなふうに思ったことはありませんか?「サイトの修正指示が来たけれど、会社の実態がそうなっていない…」「この魅力を訴求するなら、会社の仕組み自体を変えないと嘘になる」そんなジレンマ。

弊社もGoogleビジネスプロフィール(GBP)や採用求人支援を通じて、企業の「強み」を言語化しますが、「コピーさえ変えれば…」なんて、もう通用しない。会社の中身が、見せ方と噛み合っていなければ意味がない。「コピーは商品を超えられない(超えてはいけない)」っていうやつですね。

Web改善って仕組みを変えたり、会社の文化を変えたり、ときには会社そのものの在り方を
変えてしまうかもしれない入り口なんですよね。たとえば最初は「LPの文言を変えるだけだったはず」が、気づけば組織の意識や構造にまで切り込む必要が出てくる。たとえ入り口は、たった1ページのLP制作依頼だったり、Webサイトを“カッコよくする” というオーダーだったとしても、継続的に集客し、人を採用し、販路を広げていくなら、Web改善をキッカケに、時には泥臭く、会社の中枢に入り込んで提案をしていく必要がある。

「会社そのものを良くする」ために、私たちはWebという武器を使って外から切り込んでいく。それこそが、私たちのような外部パートナーの本当の価値である、と。“単なるWeb施策担当”から一歩踏み込み、会社の在り方にまで関われる右腕になるために。そんなマインドセットごと、現場で戦う私たちに寄り添い、背中を支えてくれるのが本書です。

スキルアップはもちろんのこと、現場での「自分の仕事の価値」を再確認するためにもぜひ、お手にとってみてください。現場主義で戦うあなたになら、きっと深く刺さるはずです。