

この写真は、先週の15日に行われたラッセルブランソンの初来日イベントで
対談コーナーでちょっとだけ登壇させてもらった時の写真。
イベント自体の様子は後日、ウチの古川がやると思うので
(古川は丸一日運営スタッフとしててんやわんやだった)
任せるとして僕からは、この対談コーナーで
ラッセルへの質問に対してもらった回答をあなたにシェアしようと思う。
なぜなら…これはなんの誇張も抜きで
僕の質問に対する回答がその日一番価値ある話を引き出した確信があるからだ。
僕がラッセルに何を質問したかというと…
・実績や権威性がない時どすればいいか?
という質問だった。
本当はもっといっぱい聞きたいことはあったのだが
持ち時間が10分しかなかったのでこの質問1つに絞った。
なぜ、僕はこの質問をしのたか?
それは、僕らのようないわゆる「裏方」がもっとも頭を悩ませるのは
クライアントの実績や権威性が弱い時だからだ。
正直、実績があって権威性が十分あるクライアント案件はとても簡単である。
なぜなら、これでもかという実績と権威性を前面に出せばある程度は売れるからだ。
例えば、昔の案件で壁紙の塗り替え専門のFC募集をやったことがあるが
一番最初はその技術の「特許」があるだけで他に凄さをアピールするものがなかった。
だから、ものすごい苦労したのだが徐々に広まっていって
ある日テレビで特集されてから一気に説明会への参加者が爆発的に増えた。
「あの〇〇でも紹介された〜!」
みたいなことをアピっただけで嘘のように売れ始めたのだ。
これが実績や権威性の力だ。
だから、クライアント案件をやる時そのクライアントの実績や権威性
あるいは知名度や有名度と言ってもいいかもしれない。
そういうものがあればあるほど簡単に売れる。
でもこれは逆を言うとなければないほど売るのが難しいということでもある。
そして重要なのはクライアント案件ってのは
実績や権威性が乏しい時の方が多いということだ。
”すごい”クライアント案件だけやれればそれやいいわけだが実際は違う。
実際は…「いや〜、この証拠でどう売るか。。」ってことの方がほとんどだ。
だから僕はラッセルにそういう時どうするべきか?と聞いたのだ。
この問いに対するラッセルからの回答はとても本質的なものだった。
ラッセルは、自分たちクリックファネルが実績ゼロの時どう売ったか?
という事実をベースに話をしてくれた。
クリックファネルが実績ゼロの時彼らは「無料」でファネルを作らせてくれと
いろんな人に頼みまくって実績を作ることに専念したと教えてくれた。
トニー・ロビンズとかああいう大御所に無料で
ファネルを作らせてくれと何度もお願いしチャンスをもらい
そしてそのチャンスをものにし実績を作っていったと。
そう。なんてことない。
実績がない時どうすればいいのか?
この問いに対して間違いなく世界No.1のファネルの王様がくれたアドバイスは
とてもシンプルで本質的な…
・無料で価値を提供し実績を作っていくんだ
ということだった。
僕は英語が全くできないので通訳の人が訳してくれたことしかわからなかったが
1つだけ同じ英語が繰り返されてたことはわかった。
「オーバーデリバリー」
オーバーデリバリーとはマーケティングの世界では
価値を過剰に提供するみたいな意味で使われる言葉だ。
つまり、ラッセルは実績がない時は価値をこれでもかと相手に提供し
(その方法の1つが無料で提供すること)
実績を作っていくんだってことだった。
そうやって実績を作って売っていくんだとアドバイスをくれた。
講座系とかオンラインビジネス系の人たちは
みんな実績がない中でいきなり売れるショートカットを探そうとするが
講座系やオンラインビジネスのグル中のグルが教えてくれたのは
ものすごい地道な方法だった。
そして、これは僕が普段言ってることと同じだった。
多くの人は実績がなかったり証拠が弱かったりする時
それをショートカットするやり方を探そうとする。
でも、ショートカットする方法を探す時間があるなら
オーバーデリバリーをサクッとしてしまった方が色々早いし確実だろう。
世界No.1のアドバイスは至ってシンプルであり王道だった。
やることはシンプルだ。
もしあなたがまだ実績や権威性が弱いなら…
今日誰にどんなオーバーデリバリーをする?


