今日は、最近あったちょっと“ゾッとした話”をシェアさせてください。
うちの講座を受講してくれた求人コンサルタントからこんな相談を受けたんです…

「クライアントさんのIndeed求人、これまで順調に
 掲載・運用できていたんですが 突然、「非掲載」になったんです。
 なぜでしょうか?」

実はこれ、僕たちVIJでも同じ現象が起きている現象なんです。
僕も最初は「え?なんで?」という感じでした。
最初は、入力ミスか一時的な不具合かと思いました。

でも、全く理由がわからなかったので
直接Indeedに電話して確認を入れました。

すると、担当者の方がこう言ったんです。

「無料掲載の場合、
 職種名に“職種以外の文字”を入れることはできません。」

例えば、、、
『売上を設計する“全体設計型”ファネルマーケター(業務委託)』
というのはNG。

そうじゃなくて
『全体設計型ファネルマーケター』
ぐらいしか、書いてはダメなんです。

無料掲載では、純粋に「営業」「介護職員」「事務」など、
“職種名そのもの”しか書いてはいけない。
それ以外を入れると、自動的に非掲載扱いになるとのことでした。

ちなみに、『正社員』『業務委託』みたいな表記も、
職種名には書いてはいけないとのこと。…ちょっと驚きました。

なぜなら、これまで何百件もIndeed求人をみてきた中で、
そんなルールは存在していなかったからです。

現に今も「営業/完全週休2日OK」とか、
普通に掲載されている求人票はたくさんあります。

でも、Indeedの担当者曰く、
「それはイレギュラー。いつ非掲載になります」とのこと。

要するに、ルールはすでに変わっているけれど、
まだ一部の求人が“グレーゾーン”で残っているだけ、ということなんです。
つまり、いよいよ無料優遇の終焉が近いみたいです。

Indeedはもともと“検索エンジン型求人サイト”なので、
掲載順位=露出=応募数、というシンプルな構造。

これまでは、無料でもしっかり運用すれば、
上位表示されて十分応募を取ることができました。

でも最近は、無料求人の表示期間がどんどん短縮している印象があります。
実際、僕らも求人を出した時、初日は上記表されて、応募がバンバンきても、、、
ところが、1週間・2週間と経過するごとに、
掲載順位もクリックも、どんどん落ちていきました。

タイトルや本文の質は悪くない。
なのに突然、表示が消える。
これは明らかにアルゴリズムの変化です。

そして、その裏にある意図は明白ですよね。
リクルート(Indeed運営会社)は、
いよいよ「無料から有料へ」舵を切り始めているということ。
最初は無料でユーザーを集め、“インフラ化”した瞬間に有料化していく…

この流れは、どのプラットフォームも一緒ですよね。

無料で集め、依存させ、なくてはならない状態にしてから、
少しずつ有料へ誘導していく。
Indeedも、まさに今そのフェーズなんです。

今回の「職種名ルール変更」も、その一環と考えるのが自然だと思います。
有料掲載なら職種名に自由な表現が使える。

でも、無料ではダメ。
「本気で採用したいなら、有料にしてね」
そういうメッセージなんですよね。

ただ、ここでひとつ誤解してほしくないのは、
「もう無料では戦えない」という話ではありません。

むしろ、これからは“無料でも成果を出せる人”が
真のプロになれる時代だとも思っています。

たとえば、
「職種名にキーワードが入れられないなら、本文の最初の3行で惹きつける」
「更新頻度を上げて“新着扱い”を維持する」
「Indeed内のAIが“この原稿は求職者ニーズが高い”と判断するように設計する」

こうした工夫を積み重ねることで、無料でもまだまだ上位を維持することは可能です。

結局のところ、求人は「見られるか」より「反応があるか」ですからね。
どれだけ上位に表示されても、応募につながらなければ意味がありません。

だからこそ今こそ、『求人コピーライティング力』が
問われる時代になっているんだと思います。

逆に、単なる“情報羅列型”の求人は、有料でも反応が取れません。
勝ち方は変わっても、“人を動かす本質”は何ひとつ変わっていないということです。

今回のルール変更は、
「テクニック頼みではなく、言葉の力で勝負しろ!」
というIndeedからのメッセージなのかもしれません。

あなたは、変化に翻弄される側で終わりますか?
それとも、変化を味方につけて結果を出す側に回りますか?