
先日、「第4期 右腕発掘プロジェクト」がいよいよスタートしました。
これは、僕らのサービスの中でも特に熱量の高いプロジェクトで、
“一緒に事業を創る右腕”の発掘育成にフォーカスしてもの。
僕が今こうしてあなたにブログを書いてるのも、
元をたどればこの「右腕プロジェクト」なんです。
そんなプロジェクトが今回第4期としてスタートしたわけですが…
プロジェクト初日、僕は改めて痛感しました。
「人に伝える」って、ほんとうに難しいですね。
自分がやってきたこと、考えてきたことを、誰かに“伝わる形”に変換する。
しかも相手が「理解して」「再現できるように」伝える。
これは、やっぱり想像以上にパワーを使います。
普段から講座をしている中でも、人に伝える難しさはわかっているつもりでした。
でも今回は、いつも以上にその壁を感じたんです。
その理由の1つはきっと今回のテーマが「企画」や「コンセプト」だったから。
「企画」や「コンセプト」って、目に見えない、すぐには形にならない抽象的なものですよね。
抽象的なものを、具体的に落とし込む。
これができるようにするには、結局、自分の中にある考えを「言語化」する必要があります。
たとえば、
「良い企画とは何か?」
「このコンセプトが刺さる理由は?」
それを人に説明しようとすると、あいまいだった自分の理解が浮き彫りになる。
言葉が詰まった瞬間に、自分の“わかっていなかった部分”がハッキリ見えるんです。
だから、教えることって実は最強のトレーニングだと言えると思うんです。
教える=アウトプット。
でもその実態は、自分自身へのインプットでもある。
人に伝えようとすると、自分の理解が深まり、スピード感も精度も上がる。
結局このスピードと精度こそが、僕らライター・コンサルの「価値」を決めるんだと思います。
そして…そんなことを考えていたとき、ふと気づいたんです。
「勉強会」って、まさにこの“伝える力”を磨く最強の場なんじゃないか?と。
最近、いくつかの講座でも勉強会を通じてクライアントを獲得している人が増えています。
たとえば、GBPの運用サポートや求人マーケティングの支援をテーマにした勉強会など。
どれも特別な準備をしているわけじゃない。
でも、やっていくうちに「話す力」や「伝える構成力」がぐんぐん磨かれていくんです。
まず、自分の言葉が明確になる。
「なぜそれをやっているのか?」を言語化する必要があるからですよね。
次に、自分の理解度がハッキリする。
話しながら、「あ、ここ説明できないな」と気づく瞬間がある。
そこが、次に伸びるポイントになったりします。
そしてもう1つ…“先生”というポジションが自然と手に入れる。
参加者からすれば、あなたは「知識を持つ人」「教えてくれる人」として見られます。
つまり、それだけで信頼が積み上がっていくわけなんです。
僕自身も、独立したばかりの頃はよく勉強会を開いていました。
参加者が1人しかいないケースだっていくつもありました。
ボロボロの公民館の片隅で、ホワイトボードもなく、
パソコン1台だけで必死に伝えていた時期もあります。
でも、今振り返ると、あの時間が僕を育ててくれたんだと思うんですよね。
たった3人の前で話した内容を、何度も何度も伝え直すうちに、
言葉が磨かれ、伝え方が洗練されていった。
あの「場数」こそが、今の僕の原点だったのかもしれません。
もしあなたが今、クライアントワークに行き詰まっていたり、
なんとなく自信が持てない時期にいるなら…
ぜひ『人に教えてみる』という選択をしてみてください。
いきなり大げさなことをしなくてもいいです。
Zoomで数人に話してみるだけでもいいと思います。
でも、「教える=発信する=成長する」これは間違いなくつながっています。
教えることで、あなた自身の中の“理解”が研ぎ澄まされ、その言葉が誰かの心を動かす。
そして気づけば、“あなたにお願いしたい”という人が現れる。
これこそが、ライターやコンサルとしての一番リアルな成長の瞬間なんだと思います。
もしかしたら、あなたの次のステージは、
「学ぶ側」ではなく「教える側」にあるのかもしれません。
では、さっそく…誰か1人でも、声をかけられそうな人はいますか?