From:長嶋雄二
先日、
以前よくお世話になっていた
整体院の院長さんと、
久しぶりにお茶をしてきました。
その方とは、
もう何年も前からの付き合いで、
僕がセールスライターとして活動を始めた当初も
お世話になっていました。
「最近、どうですか?」
って軽く聞いてみたら、
ふと彼が真顔でこんなことを言ったんです。
「いやあ…実は、
“集客”さえできてりゃいいじゃんって
本気で思ってたけど、難しいね」
彼の院は駅から近いテナントで、雰囲気もよく、
施術の腕にも自信があります。
僕もチラシづくりを手伝ったりしながら、
連日、予約でいっぱい。
「お〜、反応きた!」
「このチラシすごいじゃん!」
「これ使ってれば問題ないね!」
そんなふうに喜んでくれていたことを
今でもよく覚えています。
でも…あれから4〜5年
最近、彼の院では、
以前ほどのお客さんはなく、
なかなか厳しい状況になっていたんです。
「なぜだろう?」と、彼は何度も考えたそうです。
・口コミは悪くない
・腕はむしろ磨かれている
・チラシ・PPC広告も継続している
それでも、お客さんがリピートしない。
「なんか、集患はできるけど、
みんな治ってしまって
リピートしてくれないんだよね」
・・・・・さて、
こんな話、どこかで聞いたことありませんか?
そう。
僕たちセールスライターや
コンサルタントの世界でも、よくある話です。
「見込み客が◯人集まった」
「クリック率が好調だった」
「LINE登録が想定以上だった」
…でも、肝心の契約・売上にはつながらない。
こんな感じの現状と一緒ですよね。
僕たちも、「数」を追いかけすぎるあまり、
“人”を見失ってしまうときがあります。
「集客」って言葉は便利だけど、
ただ集めただけじゃ、売上にはなりません。
むしろその後に、どんな関係性を築いていくかが、
ビジネスの『寿命』を決めると思うんです。
集客だけに頼るビジネスって、
底の抜けたバケツに水を注ぎ続けるようなもの。
どれだけ広告を打っても、
繋がりがなければ、全部こぼれていく。
結果として、広告費ばかりがかさみ、
リピーターは生まれず、
価格競争に巻き込まれていく…
その先にあるのは、
「もう疲れました…」という言葉だけです。
じゃあ、どうすればいいのか?
答えはシンプルですよね。
集めた人と、どうやって“繋がるか”を考える。
もっといえば、どうやって“育てていくか”を設計する。
結局は、ここに尽きるんだと
最近しみじみ思います。
たとえば、僕が関わってきたクライアントさんの中には、
ほとんど集客らしいことをしていなくても、
売上が右肩上がりの人がいます。
なぜか?
彼らには共通点があるんです。
・メルマガ/LINE登録後に“信頼構築のステップ”が組まれている
・既存のお客さんに定期的にキャンペーンや案内が届く
・レビューや感想が、他の見込み客の“信頼材料”になっている
・来てほしくない相手には、あえて何もしない勇気がある
つまり、「数を集める」のではなく、
「誰と繋がるか」を見極めているんですよね。
もちろん、この活動ってかなり地味です。
でも、ビジネスって、
そんな『繋がり』の積み重ねでしかないと思うんですよね。
いま、広告費は高くなり、
AIがどんどん進化して、情報もあふれています。
もう、「数」だけを追いかけているビジネスは、どこかで詰みます。
だからこそ、
これから生き残っていけるのは、
・目の前の売上だけに追われず
長く付き合える顧客を増やしていけるビジネスだけ
そう感じています。
なので、最後に、
ぜひ、あなたにも考えてみて欲しいと思います。
↓ ↓ ↓
今つながっている人と、
ちゃんと向き合えていますか?
この先も一緒に進める関係性を、
設計できていますか?