2025/05/29

快挙達成!!

From:宮川徳生

ちょっと聞いて聞いて!

なんと、ウチが沖縄でやっている
NOUIKUっていう子供の脳トレ教室があるんだけど
そこでものすごい快挙を達成したんだよ!

というのも…

NOUIKUの授業の1つに
子供の速読があるんだけど
ある教材を使って授業をしている。

で、その教材を導入している塾とかが
全国に6000教室くらいある。

でね、毎年この時期に
その教材を導入している教室対抗で
どの教室の生徒が一番速読で結果を出してるかを競う
大会があるのね。

この教材を導入している塾は
かなりの割合で進学塾が多くて
いわゆるお受験塾なわけだ。

そんな中、ウチは
お受験とか関係なく
子供の脳を鍛えるっていう
かなり変わった教室。

つまり、子供の学力のスペックは
全国の塾の生徒の方がどう贔屓目に見ても上なわけだ。

でもね、そんな中
ウチの教室の子供たちはなんと!

・沖縄地区1位
・全国11位
・ちなみに沖縄地区1位は2年連続達成

って快挙を成し遂げたんだよ。

本部からも
どうやって指導してるのかって
視察が来るくらいなんだよね。

でも、ウチが子供の教育の
何かすごいノウハウを持ってるかというと
別にそういうわけではない。

塾とかで長く教育経験がある人が
教室を運営しているわけではないし
社内に教育畑出身者がいるわけでもない。

特に僕なんて
偏差値46の高校卒業が最終学歴だから
勉強というものをまともにしたことがないし。

でも、そんな中
なぜNOUIKUに通う
普通の子供がお受験組の子どもらに
速読で圧倒的に勝つことができたのか?

その理由は

“楽しくやってるから”

というのが僕の分析だ。

その昔、孔子という人が
こんな言葉を残した。

「知之者不如好之者、好之者不如樂之者」

これの意味は

「そのことを知っている人よりも
 それを好きな人が良く
 それを好きな人よりも
 それを楽しんでいる人がさらに優れている」

って意味なんだけど
もっとわかりやすくいうと

『努力は好きに勝てず
 好きは楽しいに勝てない』

ってことだ。

NOUIKUの教室長は
教育畑出身でもなく
教育の仕事に携わったこともない。

でも、彼女は
5人の子供を育てる母親で常日頃

「子供たちには楽しいことをやってほしい
 楽しいってことを知ってほしい」

ってことを言ってる。

それがきっと
子供達に伝わっているのだろう。

体験会からの入会理由も
「子供が楽しいからやりたいって言ってる」
みたいなのがとても多い。

そして、実際に通う子供も
習い事の教室に1時間前から来てしまう子供が
とても多くいる。

信じられる?

習い事に1時間前から行くって。

普通はその時間に行くと思うんだけど
NOUIKUの子らはすごく早く来る。

そして終わってからも
なかなか帰らない。

なぜか?

それはきっと楽しいからだ。

楽しいから授業の内容も身につくし
いっぱい挑戦してみたくなるのだろう。

その結果が
お受験塾のエリート塾を差し置いて
全国11位という快挙に繋がったのだろう。

つまり、「楽しい」というモチベーションは
最も結果につながるモチベーションなのだ。

そしてこれは
ビジネスでも一緒だ。

例えば僕は
この仕事をしていて一番楽しいのは
戦略とか企画をやってる時だ。

いい企画が出た時は
ものすごいアドレナリンが出るし
めちゃくちゃ快感を覚える。

だから、戦略とか企画のことを学んだり
そのテーマの本を読んだりセミナーに参加したり
それが得意な人と話したりするのはものすごく楽しい。

時間を忘れてやってしまうってのはその通りで
何時間でもやれてしまう。

でも、逆に
広告の管理画面の細かい数字を見ながら
細かいことを分析するみたいなことは
全く楽しいとは思えない。

だから、細かい数字と睨めっこするような
運用の仕事は僕にとっては苦痛だったりする。

あとは、システム関連とかもそうだ。

システム関連に関しては
僕自身全く興味が持てないってのもあって
それを覚えなくちゃいけない時は
地獄の苦しみなのだ。

だから、その手のことを覚えようとしても
つまらないので身が入らない。

なんなら、すぐ眠くなってしまう。

なぜなら、つまらないから。

だから、時間をかけても
あんまり身につかない。

もちろん、その領域で
人より優れた結果なんて
全く出せないわけだ。

つまり、つまらないと感じることで
成果は出せないが

楽しいと感じることは
気づいた時には勝手に成果が出てるってことだ。

あなたが楽しいと思えることは何だろうか?

努力するでもなく
好きでもなく

“楽しい”

と思える仕事や業務
案件や人はなんだろう?

あなたが頑張ってるのに
思うような成果が出てないのなら
それはもしかしたら楽しいことにフォーカス
できてないからかもしれない。

もちろんこれは
大変なことから逃げるという意味ではないよ。

だって、本当に楽しいことって
大変なことすら楽しめるでしょ?

僕の場合
若い頃やってギターは
毎日最低 6時間練習してたけど
確かに大変だったけどその大変なことすら楽しめた。

NOUIKUの子供らもそうだ。

全国6000教室に通う子供らと競うわけだから
そりゃ大変なことはいっぱいだったはずだ。

どうしてもあと1点
スコアが伸びないとか。

自己ベスト更新したのに
すぐ抜かされちゃったとか。

何度チャレンジしても
スコアが更新できないとか。

でも、楽しいと思えることって
その困難を乗り越える過程自体を
楽しめるんだよね。

自分に問いかけてみよう。

「俺って困難を楽しめることは
 何があるんだろう」

って。

その答えが
きっとあなたが最も成果を出せることなはずだよ。