2025/01/24

「SMAP中居問題」に思うこと

From:長嶋雄二

“元SMAP中居正広が引退発表!!”

昨日からそのニュースで
世間はもちきりですね。

僕は別にSMAPファンでもないし
特別、熱心な想いがあるわけではないけれど
そのニュースに触れ、正直いろいろな感情が湧き上がりました。

僕が物心ついた頃から
スターとして存在したいた彼。

彼が何をやらかしたのかは分かりませんが、
それとは別に、ふと思うんです。

「誰もが知るSMAPの顔」として、
たくさんの人の記憶に刻まれている存在なんだな…と。

それは、彼が生み出してきた
数えきれないほどの功績が、今もなお輝いているからですよね。

その姿に感じたのは、
「自分の仕事だ」と胸を張れる何かを残してきた人の強さです。

彼が社会的に許されないようなことを
したとしても、、、

街頭インタビューに答える人たちが
「さみしい」
「ショック」
「残念」
と声をあげるのは

彼が残してきた確かな功績があり、
それが人々の記憶に残り続けるんだ…と。

じゃあ、僕たちはどうでしょう?

今の仕事を振り返った時、

10年後に「あれは俺の仕事だ!」
と誇れる何かを残せているのかな?

そんなことを改めて考えさせられました。

例えば僕の場合、
少し前に、とても嬉しいメッセージをいただきました。

僕が講師をする講座やプロジェクトに
参加してくれた方から、

「長嶋さんのおかげで、
 求人コンサルとして独立できました!」

「長嶋さんのメルマガを読んだことで、
 大きな案件を獲得するきっかけになりました!」

「長嶋さんに言われた通りにしたら
 お店の売上が2倍近くまで伸びたよ!」

などなど、、、
こうしたお声を頂けることは、
「これが自分の仕事の成果だ」と感じますし、
何よりその瞬間が本当に嬉しいものです。

こういう言葉をいただくたびに
「これが俺の仕事の成果だ!」
と胸を張れるというか、誇らしく思います。

正直、マーケティング系の仕事は、
仕掛けている人は目立たないけれど
でも、成果が分かりやすいですよね。

「この人・このお店は、私がプロデュースしたんだ」
と堂々と言える仕事が目の前に形として残りますから。

あなたの場合は、どうでしょうか?

毎日やっている仕事の中で、
何かしらの成果を残しているはずです。

その成果を見て、
「これは自分がやった仕事だ!」と胸を張って言えるでしょうか?

仕事に誇りを持つ、と聞くと、
大きなミッションやビジョンの話に思えるかもしれません。

でも実際には、目の前の一つ一つの仕事に
全力を注ぐことが大切なんだと私は思っています。

たとえば、、、

LP制作一つ、メルマガ一本、
広告のデザイン一枚、
あるいはユーザーには見えない
動画シナリオ1つだってそうです。

どんな小さなことでも、
自分が関わった仕事に誇りを持てるかどうかは、
自分の意識次第ですよね。

僕が整体師だった頃、
患者の大工さんがこう言っていたのを覚えています。

「自分たちの手で作った家に、誰かが住み、
 笑顔で過ごしている。それが何よりの誇りだ」と。

建物って完成してしまうと、
その裏でどれだけの手間や工夫があったかなんて、
住む人には見えませんよね。

でも、大工さんたちは自分の仕事が
人の暮らしを支えるものだと信じて、全力で取り組んでいました。

だから、どんな仕事でも、
自分の意識と取り組み方次第で、
誇りを持てるかどうかが決まるんだと思います。

とはいえ、、、

「これは俺(私)がやった仕事だ!」

そう言えるレベルに仕上げるのは、
正直しんどいことも多いです。

でも、その分、達成感もハンパないですよね。

振り返ってみると、
「良い仕事をした」と思えた瞬間って、
最高に楽しいし、充実感もすごいです。

逆に、売上や結果がどんなに良くても、
自分が良い仕事をしたと思えない時、
自分のやったことに誇りが持てない時は、心が晴れません。

人間って、そういうものなんだと思います。

だからこそ、いつもの仕事、変わらない毎日の中でも、
少しずつでも意識を変えていきたいですよね。

「あれは、私がやった仕事だ!」
「あの仕事が自分の手で成し遂げた証だ!」
「これは、自分が全力で取り組んだ結果だ!」

数年後、振り返った時にこう言えるように…
今、頑張っていきましょう!!