From 古川馨
今日はクライアント獲得の話をちょっと。
ライターやコンサルの駆け出しの方たちと話していると、
ほとんどの人が
「オンラインでどうやってクライアントを取るか」
ばかりにフォーカスしすぎているような気がします。
マーケティング勉強してるんで、
そらそーなんですが… 。
ただ、個人的には駆け出しの頃って、
実績も何もないんで、オンラインでの集客って
結構、不利だと思うんですよね。
なぜなら、オンラインで集客している
活躍している人たちって実績も経験も豊富。
クライアントからすると駆け出しに頼む理由なんて
ほとんどないじゃないですか… 。
超絶不利な状況です。
だから、多くの駆け出しが
ゼロイチ突破に苦労しているわけですよ。
じゃあ、どうすればいいか。
駆け出しの時期こそ
オフラインの場で案件獲得活動した方が
よっぽど可能性あるとおもいます。
そんな話をすると
「飛び込み営業でもすれってことですか?」
みたいな反応が返ってくるんですが、そうではなく。
コロナ以降、めっきり減っちゃいましたが、
例えば、セミナーとか勉強会とか
課題解決のために、学びにいくような場所とか。
こういうところは、共通の関心や課題を
抱えた人たちがその解決法を求めてやってくるので、
ライター、コンサルの見込み客がわんさかいます。
某出版社のセミナーとかで知り合った人と
意気投合して案件発生、、、なんてことはよくある話です。
実際、僕も過去に参加したセミナーで、
メルマガの代筆の仕事が発生したことがあります。
学びにきたけど、ぶっちゃけ自分で書くの
シンドイから代わりにやってくれない?みたいな。
1日のセミナーとかだと、
近くの席の人たちと雑談したり、
ランチに行ったりする機会もあるので、
そこで仲良くなって仕事に発しやすいんですよね。
お互いに営業かける気はない安心空間なので
リラックスしてますし、本音が出やすい。
親近感が生まれやすいんですよね。
セミナーや勉強会に参加したことがきっかけで
仕事がとれたケースは何度かあります。
しかも、オフラインのいいところは、
オンラインよりも短時間で仲良くなれるので
実績云々じゃなくて、人柄で仕事を任せてもらえる
みたいなことが発生するんですよ。
雑談して打ち解けた、だから相談しやすい
で、人柄も良さそうだし頼んでみようかな、、、
って感じ。
これが、オンラインだとほぼ発生しません。
オンラインは、どうしても距離感が縮まりにくいのでしょう。
オフラインのような空気感が作れないので。
最近は、めっきり少なくなりましたが、
喫煙所などでのコミュニケーションもそうですね。
僕の知り合いの営業マンの話なんですが、
彼は、なんと喫煙所で仕事を取ってくるんです。
「タバコを吸いながら雑談していると、
相手がリラックスして、自然と仕事の話題が出るんだよね」
と言っていましたが、これはすごく納得できるんですよね。
喫煙所のような場所は、商談の場とは違い
リラックスした雰囲気があって、
相手が構えずに本音で話せる空間なんです。
オンラインでもコミュニケーションは取れますが、
やっぱり画面越しだと距離を感じます。
たとえ会話を重ねても、オフラインのような
雑談や空気感から得られる信頼関係とは
少し違うんですよね。
オフラインであれば、ちょっとした表情や仕草、
空気を感じることで、短期間でお互いに
信頼を深めやすいというのが実感です。
もし今、オンラインだけで頑張っているのに
なかなかクライアントが獲得できないと感じているなら、
思い切ってオフラインの場に出てみるのも良いかもしれません。
あなたの見込み客が集まりそうなところに顔を出して
雑談をする。
売り込みじゃなくて雑談です。
仕事取ろうと必死になっていると
それを相手は感じ取って警戒されてしまいます。
あくまで自然体で会話を楽しむ。
そこから、仕事に関連した話が出た時に拾う。
会話が得意じゃない人もいると思いますが、
オフラインには駆け出しにも有利な面があるので
オンラインで上手くいかない人は
試してみては?