2024/10/09

恐怖の言葉「いつになったら効果がでるの?」

From 古川馨

先日、僕たちの実践コミュニティーに入っている方から
Googleビジネスプロフィールに関する相談がありました。

何を相談されたかというと
運用代行をしているクライアントから
「いつになったら効果がでるのか?」というようなことを
言われたそうなんです。

怖いですね、、、

「本当に、効果あんの?」と疑われてる?
って感じの質問です。

契約を切られる寸前みたいな
恐怖がある言葉です。。。。
怖すぎます。

じゃあ、実際どうなのか?

Googleビジネスプロフィールの
パフォーマンスを見せてもらったところ

僕が見る限りでは運用の効果はあるようでした。
インタラクション(Googleビジネスプロフィール経由で
行動につながった可動化の指標)は増えていますし

通話数も2倍以上、ルート検索も増えています。
表示回数は少し落ちていますが、
ユーザーのアクションは増えているので問題ない。

なぜ、そのクライアントは
「効果を感じない」と思っているのか?

考えられるのは、

1つは、単純にパフォーマンスの見方がわかってない
もう1つは、クライアントが想像した結果との齟齬

です。

1つ目の部分は、わかりやすいレポートを
作ってあげればいいですが、

2つ目が問題です。

例えば、運用を始めたら、行列ができるほど
激烈な効果があると思い込んでいたとしたら
あるいは、そう思わせるような関わり方を
当初からしていたとすると
ちょっと危ないかもしれません。

クライアントが「効果=目に見える即成果」と
期待する気持ちはわかりますが、
最初の数ヶ月はテストと改善を繰り返す期間。

定期的な最新投稿だけで
ある程度パフォーマンスが上がるのか
それとも口コミが大量に必要なのか
はたまた、写真や動画が効果的か?

などなど。

様々な検証が必要です。

なので、
そこが誤解なく相手に伝わっているのかが
こういった問題を未然に防げるかどうかにつながります。

もしかしたら、今回のケースでは
そこが足りなかったのかもしれません。

運用による数ヶ月後の見通しが
ある程度共有できていたら
防げたかもしれません。

なので、クライアント獲得する時は
この辺を強めに意識して
伝えるのがベストですね。

ただ、運用代行をやっていると
こちらがテスト期間だとしっかり伝えても

「とはいえ、お金払っているんだから
しっかり成果を出せよ」って方たちもいます。

(だからテスト期間だっていってんじゃん…)

となると、
テスト期間中でも
劇的な変化が出せたらいいですよね。

そこでオススメなのは、口コミ集めです。

僕がGoogleビジネスプロフィールの話題を出す時は
だいたい「口コミ集めろ」って書いているので

またか、、、

と思ったかもしれませんが

これ重要なんで何回でもいいます。

マップ集客は口コミ命です。
優先度は激高です。

毎度言っている
「評価=来店のトリガー」
ってこともあるんですが

純粋に、口コミ多い方が
「繁盛店に見えます」

定期的な投稿をしてても
知らん店の投稿なんて
みてくれません。

気にしれもらえません。

それよりも

口コミたくさん

「繁盛店かな?」

「気になる、投稿見てみよう」

こっちの方が、心理的に自然じゃないですか?

Googleのアルゴリズム的に
情報更新は効果がありますが
投稿を来店に繋げたいなら

口コミ集めといた方が
効果的です。

さらに言えば、
口コミの内容は検索に影響します。

Googleマップでは
検索語句との関連性で
表示順位が変わるので

お店の商品やサービスに具体的に
言及している口コミが増えれば
検索で上位表示しやすくもなります。

最近のマーケティングでは
ユーザーが自ら発信するリアルな情報
いわゆるUGCコンテンツが重視されているので

そう言った点でも
口コミを大量に集めるのが効果的です。

それに口コミ集めは
クライアントの協力が欠かせないので
効果が出た時の達成感も共有できます。

それがクライアントとの信頼関係を
強固にしてくれることでもあるので

もし、口コミ以外の施策を
優先度高めに設定しているなら

まずは、口コミ施策の優先度高めで
最初のテスト期間を進めてみては
どうでしょうか?