From:長嶋雄二
こんな話を聞いたことがありませんか？
「文字単価0.5円のライターが、
1案件で20万円の契約になれた」
という話。
先日、相談を受けたライターさんも、
まさにこうした成功を掴んでいる１人でした。
そした彼の話を聞く中で、
１つ改めて感じたことがあるので、
今日はそれをシェアしたいと思います。
WebライターのAさんは
元々、コンテンツライターとして
Webメディアの記事を執筆していました。
Web記事を執筆する仕事は、
単価が低いものが多く、
0.5円というのはまだ良い方。
いまだに、その多くは0.1円、0.2円という状況で、
1万文字を書いたところで5000円。
1万文字を書くためのリサーチや準備に
数日かかることを考えれば、
その労働に見合う報酬とは到底言えません。
Aさんもまた、
「どうすれば自分の単価を上げられるのか？」
という課題に直面していました。
でもそんなある日、
Aさんはふと気づいたそうです。
記事を執筆するという作業自体は、
クライアントにとっての“ゴール”ではなく、
ビジネスにおいては“手段”でしかありません。
そして、彼は自分が提供しているのは
「作業」であって、「結果」ではない、、、
ということに。
じゃあ、どうすればいいのか？
Aさんは、コンテンツの執筆ではなく、
LP（ランディングページ）や広告コピーのような、
ビジネスの成果を直接的に生み出す
領域に挑戦することにしたんです。
クライアントが求めているのは、
ただのコンテンツではなく、
リードを獲得し、売上を伸ばすための「結果」ですよね。
言われてみれば当然のことですが、
ここをなかなか見落としてしまうことも多いです。
そしてこのAさんの話を聞く中で
改めて感じたのは、
ビジネスにおいて「お金の上流」で
仕事をすることの重要性です。
例えば、リストを集めるためのLPや広告のコピーを作成し、
その後のフォローアップまでを手がけること。
これらは直接的に売上やリード獲得に結びつくため、
クライアントが高い予算をかける価値があると認識してくれます。
「記事を書く」という単なる作業ではなく、
「結果をもたらす」仕事にシフトすることで、
彼は一気にお金の上流に移動しました。
結果的に、1案件で20万円という契約が
次々と取れるようになったわけです。
例えば、広告コピーを書く際、
ただ広告の文章を考えるのではなく、
ユーザーがその広告を見てどう感じ、
どう行動するかまでを考慮する。
さらに、その広告がリードを集め、
購入に結びつくまでの流れを全体的に設計していく。
この全体像を見据えた戦略こそが、
クライアントにとっては大きな「価値」ですよね。
たとえば、これが、
PRマーケティングコンサルタントだったら。
単にプレスリリースを作成して配信するだけでは、
やはり単価は低いままです。
なぜなら、プレスリリースの作成自体は、
お金の上流に位置する仕事ではありません。
もちろん、メディア掲載されることで
クライアントに特大の成果をもたらせるのですが、
ただプレスを書くだけでは、
クライアントに価値を感じてもらいにくいのです。
でも、もしそのPRマーケティングコンサルタントが、
単なるプレスリリースにとどまらず、
「この情報をどうやって効果的に発信し、
メディアに響かせるのか」
「どのようにしてクライアントのブランドを強化し、
最終的に売上に繋げるのか」
という全体的なマーケティング戦略まで考え、
その中でPRを活用する手法を提案できれば…
話は大きく変わりますよね。
例えば、プレスリリースを打つだけでなく、
その情報を受け取ったメディアや読者が
どのような行動を取るのかを分析して、
その行動を促すためのキャンペーンやSNS活用、
さらにはターゲットに最も響くコンテンツを提供するなど、
全体的な戦略を描くことで、
クライアントにより直接的な「結果」をもたらすことができます。
このようにPRが売上に直結する
「結果」を生み出す部分にまでコミットすることで、
単価は自然と上がっていくわけです。
単なる作業から、
クライアントのビジネス成長に直結する
戦略的なパートナーへと役割を変えること。
結局は、ここが報酬を大幅に引き上げるカギなんです。
お金から遠い仕事、
つまりクライアントが予算をほとんどかけない
作業に固執していては、単価はいつまでも上がりません。
だからこそ、僕らは意図的に「お金の近い場所」に自分を置く必要があります。
クライアントが最もお金をかけるのは、
「お金を生むための仕事」です。
広告やLPの制作、セールスビデオの作成、
プロモーション全体の戦略設計。
これらの仕事に自分が積極的に関与することで、
単価は確実に上昇します。
冒頭のAさんも、
「記事を書く」から「結果を売る」へと
自分の提供価値を変えることで、
0.5円から20万円という飛躍的な単価アップを実現しました。
もし単価に悩んでいるなら、
提供する価値を「作業」から「結果」にシフトさせてみてください。
さて、、
あなたは今、
どんな価値を提供する仕事をしているでしょうか？