2024/01/24

やってみないと本当の価値はわからない

From 古川馨

生成AI系って興味はありますか?
最近は画像生成にハマっていて
Midjouneyでファッション誌
みたいな画像作れないか
あれこれやっています。

こんなのとか


こんなのとか

これ全部AIです。

もう、モデルいらなんじゃね?と。

商品画像を用意して
AIモデルに着せたり、持たせたり…
そんな技術もつい最近あると
耳にしましたし。

これからは広告も雑誌も
PRも全てがAI活用が進むでしょうね。

企業もAI活用できる人材は
重宝するようになるかと。

もうビジネスにとって
AIは欠かせない存在ですよ。

毎日のように次々と新しいものが出たり
アップデートの情報が飛び交っていますから
AI情報は常にチェックすることをオススメします。

基本的にX(旧Twitter)で
AI関連の情報発信を見ているだけでも
十分です。

とにかく、素早くAI関連の情報を
キャッチするようにしましょう。

ただし、X情報はちょっと注意が必要です。

X(旧Twitter)上では
「これすげー!」とAI専門の方たちが
いろんなツールを紹介してくれているのですが
誰かの投稿をリポストしていることも多く

実際に使ってみないことには
本当にすごいのかがわからないことも
多々あります。

例えば、先々週あたりから
話題に登っていた
Microsoftのcopilot。

当初はX(旧Twitter)では
誰も彼もが大絶賛してました。

「もう有料でChatGPT使う必要ない」
「無料でGPT-4使える」
「ChatGPTの時代は終わった」
みたいな勢い。

ただ、実際使ってみると、
「そこまでか?本当に??」
と思う点もチラホラ。

少なくとも僕が試してみた感触では
無料版のcopilotがChatGPT Plus(有料版)以上とは
思えない感じでした。

そして、ここ数日、実際に使ってみた人たちから
「現段階では微妙な精度」というポストが
だんだん出てきていて…。

有料版の評価も
「Copilot Proを利用してみましたが、解約します」
とか
「copilot大絶賛されてるから触ってみたら微妙」
とか

有料版の比較でも現段階では微妙という
評価が多くなってきています。
もちろん全然ダメってことではなく
使い方次第の部分もあるんでしょう。
要するに、まだまだ発展途上って感じですね。

巷の評価だけで導入するのは
なかなか危険だったりします。

SNS上だと一人の投稿が
どんどん拡散していくので
たくさんの人が絶賛しているように見えて
実は使っての評価でない場合があるので厄介です。

なので、地道にちょこちょこ使ってみて
判断している今日この頃。

流石に全部のAIツールをチェックしてないですが、
気になったものを無料トライアル分で
ちょいちょ遊んでは使用感を確かめています。

あと、現状どれか生成AI一つで
全てが事足りることはない
って感じですかね。

例えば、
動画生成AIはいくつかありますが、
動画部分はすごくても
音声が微妙…ということがよくあります。

その辺は、単独の音声生成AIを使った方が
表現やイントネーションを細かく調整できます。

ネット上で流れてくるデモ動画は
英語なので日本向けにすると
違和感が残るケースが多いですね。

なので、今は動画生成AIを使う時でも
音声は音声生成AIで作って合成した方が
自然なものが出来上がります。

他にもRunwayやPikaのような
画像を動画にするものもありますが

これらも同じ画像で作っても
微妙に動きや表現の感じが違います。
なので、場合によっては
両方で生成して合成した方が良かったりとか。

単独ではイマイチだけど
合わせ技でいい感じに仕上がる
ってことがあるわけですね。

なので、気になった生成AIを使ってみて
「ちょっとイマイチだな…」
「使えそうにない」
と感じてもちょっと待って!

そこで使うのを辞めないで欲しいんです。

どんなツールでもそうですが
すべてを一つで賄えることは
少ないのが現実ですよね。

どうしても一長一短があります。

でも他の生成AIと組み合わせることで
よくならないか?と考えてみると
意外と使い所が見つかったりもします。

まだまだβ版的な側面が強い
生成AI市場ですが
これからどんどん成長していく市場でもあるので
目は離せませんよ

ぜひ、あなたも新しい生成AIを
試してみてください。