From:長嶋雄二
大人になると、
「友達」って
少なくなりませんか?
最近すごーーく
それを感じます。
子どもの頃って
何も考えずに無邪気に
友達作れたタイプだったんですが…
大人になった今は
はじめて会う人とは
見えない”壁”を感じることが多い。
まぁ、その壁はどちらかといえば
僕が作っているんでしょうが、、、笑
特に、子どものイベントに
参加するとそう感じることが多いです。
自然とあいさつして、
何気なく会話しているけど、
…なんかちょっと距離がある?!
みたいな、なんとも言えない関係性って
大人になると増えてきますよね。
でもごくごく、たまーーーに
あっという間に意気投合するような人もいます。
それは、
「価値観」が同じ人。
保護者同士の付き合いの中でも、
「この人話しやすいな〜」という人は、
大抵、自営業だったり、経営者さんだったり。
もちろん、業種業界は全く違うけれど
何か通ずるものがあるので、
とっても話しやすかったりします。
だからこそ普段から、
同じ価値観・近しい価値観をもった人と
繋がっていけるといいですよね。
そうした人からの話を聞くだけでも、
刺激をもらったり、アイディアをもらったりと、
非常に参考になることが多くあるので。
ついこの間も、知り合いの治療家に
面白い事例を教えてもらいました。
それは、訪問系だけでうまくやっている
治療家さんの話。
その人は、ネット集客もせず、看板すら出さず
名刺営業だけでずーっと食っていけている
そうなんです。
で、この先生のやり方が
とても興味深い…
というのも、彼は、
開業時にたった数回、
近所の宿泊施設(温泉地)
を名刺だけ持って営業したそうです。
もちろん、対応は様々。
門前払いされたりするところもあれば、
親身に話を聞いてくれるところも。
でも、どんな扱いをされても、
必ず名刺だけは置いてきたそうです。
そして、彼のやった集客はそれだけ。
そこから先は、
宿泊施設の社長さんや、
その他の同じ方法で開拓した営業先からの
クチコミで、仕事が回っているとのこと。
ちなみに、リピート率は90%以上だそうです。
このやり方だけで
競争の激しい治療業界を10年以上、生き抜くって
単純にスゴイですよね。
でも、、、
もしかすると、
この話・このやり方を聞いて、
こんなふうには思いませんでしたか?
『私には、できないな…』
この手の話を聞いた時に、誰もが気になるのが
その「再現性」ですよね。
確かに、集客やリピートにおいて、
再現性って非常に重要。
再現性がないなら、
ぶっちゃけチャレンジするだけ
無意味になる可能性が高いですからね。
だからみんな、
上手くいった人のマネをするとき、
この「再現性」がめっちゃ気になるわけです。
「そのやり方はその立地だからできるんですよ…」
「その人はしゃべりとかキャラが面白いんでしょ…」
「その人の技術・スキルが高いんでしょ」
「まだ時代が良かったんじゃないの…」
という具合に、考えてしまう人って
あなたの周りにも結構いません?
でもこれって、もったいないです。
ちなみに、こう言う反論が
でてしまう人のほとんどは、、
『丸パクリすること”しか”考えていない』
ってことがよくよくあります。
もちろん、丸パクリは重要です。
「守・破・離」なんて言葉もあるし、
「TTP(徹底的にパクる)」も
ある意味有名なビジネス用語ですよね。
なので基本僕も、
成功パターンは丸パクリ推奨派です。
でも、『丸パクれるか・丸パクれないか』
という2択の選択肢しかないのなら、
非常にもったいない。
なぜなら、
・丸パクリできるできない
・再現性のあるなし
に関わらず、
「成功したパターンには
成功した要素が必ずある」
からです。
でもほとんどの人は、
そこを『分析』しません。
その視点がないから、
聞いたやり方やノウハウを
丸パクれるかどうかだけを基準に
判断してしまうんです。
例えばさっきの事例なら、
ぶっちゃけ「名刺営業」なんてやり方、
やりたい人なんて少ないので、基本的にウケが悪い。
営業とかセールスなんてやりたくない!
飛び込みなんて死んでもできない!
そういうタイプの人の方が
圧倒的に多いはずです。
でも大切なことはそこじゃなくて、
なぜその方法で成功したのか?
ということ。
その「ノウハウ・やり方」のなかで
成功したポイントを見つけること。
そしてそれを、
別のやり方や自分に置き換えて、考えてみること。
そして、その考えてに沿って、行動してみること。
この流れが、本当に大事なことなんです。
今回の名刺営業でいえば、
「クチコミ集客」の成功パターンと
考えることができますよね。
僕の考える成功ポイントは、
・お店のまわりで人の流れが絶えずあるポイントを探し、
そこを自身の集客ポイントにしたこと
・これを複数箇所、見つけて実践したこと。
・自己紹介ツールを渡しておくこと
(今ならQRコードを貼っておくと良さそう)
こんな感じで、考えてみたりします。
大抵のお店って、まだまだ
「地域の他のお店」
を集客ポイントとして
使っていないケースが多いですね。
今回のように治療院なら、
・悩みが深い人が集まる
・そこに何度も通う
・お金を使いやすい
そんな「集客ポイント」って
どんなとこがありそうですか?
そしてそこに、「自己紹介ツール」は
設置してもらえそう?
これが多ければ多いほど、
クチコミ集客数は絶対に伸ばせるはず。
『名刺営業をする』
って行動を丸パクリするより、
こうした分析をした上で、
『自分の場合は、何ができるかな?』
って考えたら、行動できそうだし、楽しくなってきません?
ちなみに今回のケース、あなたならどう分析してみますか?
ちょっとめんどくさいし、
慣れるまでかなり意識的にやる必要があるけど、
これができてくると、情報の見え方がこれまでとは
ガラッと変わってきます。
ぜひ、あなたもお試しください。