「今の仕事を辞めたい!」
「独立起業したい!」
と思いつつ、すぐさまセールスコピーライターとして独立起業できてしまう人は、ごくわずかですよね。
また、今の仕事は気に入っているけど「副業として2つ目の収入源を持ちたい」という動機でセールスライターを志す方もいるかと思います。
本業がある分、当面の収入を気にせずに活動できるところが副業セールスライターの強み。
本業で生活の安定を得ながら、プラスアルファの収入、将来への投資資金をコピーライティングで稼ぐ。
そんな副業セールスライターはどのような1日を過ごしているのでしょうか?
現在、副業セールスライターである私、日高由斐 過去、サラリーマン副業時代の私、甲斐慶彦の1日をご紹介します。
副業セールスライターの1日
4:00 か 4:30 起床
副業セールスライターにとってのゴールデンタイムはなんといっても朝。ここから6:20まで、セールスコピーライターとしてのライティングや文章作成、資料作り、リサーチなどを行います。
この日は、クライアントの会社のニュースレター作り。前日までに提出いただいた資料を揃え、それらを見合わせながら、原稿作り、デザインのイメージラフを考えて、紙面に落とし込んでいく作業です。
自然とコピーとデザインをつくる日は、分かれます。ライティングの時間と編集の時間を分ける感覚です。一緒にやろうとすると時間がかかって仕方ありません…自然と賢い時間の使い方ができるようになるのが副業セールスライターの良さでしょうか(?)
この日はライティングだけで終了。まとまった時間がとれず、1つの制作物に数日かかってしまうことが悩みどころです。
平日は4時か4時半には起きて、6時20分くらいまでの2時間
休日は基本6時半から9時半まで3時間。
副業ライターの私は、最高で週16時間ほどしかセールスライターとして活動できません。
やはり、朝が最も集中力が高まる時間なので、ここにもっとも思考力を使うタスクを持ってきます。
リサーチは平日や休日問わず、スキマ時間を見つけてこまめに行っていますが、やはりまとまった時間で済ませたいときにはこの朝の時間をリサーチにあてることが多くあります。
自分が最も生産性が高いのはどの時間なのか?
これを見極めて、そこを中心に生活リズムを作っていくことが重要になってきます。
6:30 朝食・昼食作り・出勤準備
慌ただしい1日のはじまりです。スーツに着替え、朝食はヨーグルトだけ。めざましテレビが流れる中、昼食の弁当作りをします。奥さんの分まで。いい旦那さんでしょ?(笑)
そんな時間中も、ニュースレターのコンセプトや構成・内容を考え続けます。
クライアントの仕事が詰まっていないときは、クライアントがビジネスでやりたいと言っていたことのマーケティングプランを考えたり、セミナーの音声を聞きながら朝の準備を行います。
朝は一番頭が冴えている時間、考えに考えて、出勤のスキマ時間に考えついたアイデアを携帯にメモします。
7:35 会社に出勤
通勤途中にモスバーガーやマクドナルドがあり、朝からそこでのんびり本を読んでたり、自由な格好でパソコンで仕事してる人がいます。しょうもないことですが、そういう生活にひそかに憧れています。
そういうひそかな願望を毎朝かみしめつつ、スーツで出勤です。
勤務中でもセールスライティングのスキルアップはできる
8:00 〜 18:00 勤務
最近は目の前の業務や目の前の人に全力を尽くそう、と決めて仕事に取り組んでいます。
そんな中でも、ひと息つくとクライアントの商品や商材のマーケティングプラン、セールスレターのヘッドライン、ステップメールのキャッチコピー、リード、構成を考えていることが多いです。良いアイデアがでたと思ったら、すかさずメモ。
ライティングから離れたところでふと浮かぶアイデアが結構使えるアイデアだったりします。
また、最近は接する人の感情を感じ取って応対することを心がけています。
リサーチになるからです。私の現在のクライアントのお客さんは多くが女性。
女性と接するときは特にアンテナを立てて、話を聞き、感情を感じ、心理を考えながら応対するようにしています。
まとまったリサーチの時間を確保できないのが副業セールスライターの辛いところ。
このため、人と接する時間は全て「感情をリサーチする時間」として意識しています。
ライターは「人の感情に影響を与えるのが仕事」なので人の感情の変化・機微を感じ取れるように訓練し、その方法を見につけておくことがとても重要になってきます。
やはり、いつも意識するのと、しないとでは感度が違ってきます。
最近はこの感情を感じ取るスキルも少しずつ上がってきているのではないか?と感じています。
19:00 買い物・帰宅
19:30 夕食・片付け・風呂・洗濯・掃除・翌日の準備・ランニング etc…
日によってやることは違いますが、夕食から寝るまでの間は何かしら生活上の雑事をやっています。テレビをつけてダラダラすることもあります。どう頑張っても仕事でヘトヘトになった後のこの時間を、私は副業としての活動する時間にできません。
最近は諦めて「この時間は仕事しない。諦めて翌朝全力を尽くそう」と決めました。
もちろん、締切が迫ってそれどころじゃないときには、この辺の時間も、すべて副業としての時間になりますが…。
22:00 か 22:30 就寝
知人・友人には「寝るの早っ!!」と言われてしまいますが、それもこれも副業のため。
いかに副業のための集中した時間を確保するかが重要です。
夜は遅くとも10時半に寝るように努力しています。
以前は睡眠時間を削ってライティングをしていましたが、昼間の本業がとってもしんどくなる上に、朝の時間もぼーっとしてしまうため、ある程度の睡眠時間は確保するように心がけています。
「すべては朝のライティングの時間のため」とばかりに、夜の時間はいろんな家事や翌日の準備にあてています。
セミナー音声などを聞きながらやれば日々のこういう雑事の時間すら勉強の時間に転化できます。
やるべきことをきちんとこなせば、それだけ家族の理解も得られやすいし、朝の時間が確保しやすくなりますから。
まとめ:副業をやってるからこそ本業が頑張れる
率直に言って、私は今の仕事に十分なやりがいを感じないから、組織への不平や不満を感じるから独立起業を目指しています。このネガティブな感情は、ともするとライティングに悪影響を及ぼすこともありますが、強いモチベーションにつながることもあります。
副業案件でクライアントさんに喜ばれたときなど、そのおかげで本業のつらい時期を乗り切れる、ということがあります。副業で得られるドキドキ・ワクワク感、将来への明るい展望をモチベーションに、しんどい本業を乗り切っている、ということも多いです。
正直、今の副業セールスライター生活は、のんびり毎日を楽しむ、というものではありません。
ただ、大好きなことに全力で取り組めて、それで目の前の人に喜ばれる、というのは人生を豊かにするな、と最近痛感しています。今の生活にとても大きな充実感を感じています。
お金・収入面ではまだまだ充実とは程遠いですが、社会に対してたっぷり価値提供して、信頼残高を貯めて、独立起業できる日まで、この生活を存分に楽しんでいきたいと思います。
P.S. ちなみに、副業時代に、まだ実績や経験がないときに学んでいたのが、このキャリア講座です。