2023/03/01

A看板の集客テク

From:長嶋雄二

『治療家コンテスト
 全国1位を獲得!

 その技術をもって
 あなたを健康にします』

こんな感じのコピーが、
目の前に飛び込んできました。

娘の幼稚園バスが来る場所まで
歩いていると、近所の接骨院の店頭に
A看板(スタンド看板)が立っていたんです。

「お〜、なんか懐かしいな、、、」
と思う反面、超アナログですが、
やっぱりこうしたA看板も
まだまだ使える集客メディアです。

というわけで!・・・

今日はちょっと「A看板の特性」を
次の3つの視点からご紹介しようと思います。

1:A看板の特性
2:顧客視点
3:テクニック

■1:A看板の特性

A看板はなんといっても
手軽ということがメリットです。

なぜ?って、
買って、書いて、置いて終わり。

これだけで集客効果を期待できるわけなんで、
使わない手はないですよね(笑)

どんなふうに書いたらいいのか?
と迷うこともあると思いますが、

「手書き看板」

と画像をググってみてください。

真似できそうなものが沢山出てきます。
なので、雰囲気は掴めるはずです。

必要なのは看板本体とペン。
物によっては、チョークとかブラックボードのペンとか。
これだけあればOKです。

最近はネット集客が主流になってしまいましたが、
やっぱりアナログ、かつ、手書きは目を引きます。

字が汚くても何の問題もありません!
(高級な店構えの場合だけ要注意)

それにA看板って、
何度も書いては消してができるから、
新規性が出しやすいんです。

見慣れてしまうとどうしても風景化してしまいますが、
定期的に内容が違うと目を引きますよね。

なので、
お店の認知アップにも効果的なんです。

唯一、問題があるとすれば、
『置ける場所があるか?』
ということ。

例えば、都内なら規制が多くて
置くことが出来ない物件も多いはず。

歩道においてたら警察に持って行かれて
始末書を提出する羽目に、、、

なんて話も聞いたことがあります。
なので、この辺は、気をつけてくださいね。

あと、効果が薄いのは、
車社会の地域です。

当たり前ですが、
A看板は歩いている人向けの集客ツール。

だから、車に乗っている人にアピールするなら
どでかい看板の方が圧倒的に効果的です。

とはいえ、
どんな人でも絶対に歩きますよね。

なので、A看板のような集客ツールは
とても有効的です。

1万円もあればすぐに準備できて、
最低でも1年は持つので
かなり投資対効果はいいと思います。

■2:顧客視点

ここまでにもお伝えしましたが、
A看板は歩いている人に対して効果的です。

なので、気にして欲しいのは
見込み客の目線になります。

歩いている時にどこを見ているか?

ココをしっかりチェックして、
歩いている人たちが見ている高さに合わせた
サイズの看板を使ってみてください。

僕が昔使っていたときは、
140㎝~160cmくらいから下を
意識していました。

このくらいの高さだと、
歩いている時に見やすいんです。

また、ちょっとしたテクニックですが、
顧客目線としては、看板が気になっても
足を止めたくないケースが有ります。

それは、、、

お店の目の前に看板がある場合です。

とくに、中から外が見えていたり
人が出てきそうな雰囲気がする場合は
スルーされがち、、、

きっとあなたも一度は、
そうした経験がありませんか?

洋服屋の看板を見ていたら、
中から「いらっしゃいませ〜」と
わざわざ出てきて客引きされたり…

飲食店の看板見てたら
店内から店主の無言の圧を感じたり…

あれ、嫌ですよね(笑)。

なので、
A看板を使うときには、
ぜひ置く場所にも注意してみてください。

僕のオススメは、
お店の中が見えない場所に設置することです。

中が見えると、どうしても中のことが気になります。

そうなると、
せっかく目を止めてくれても、、、
その後が続きません。

ちょっとしたことですが、
こうした顧客心理も意識してあげると
効果を発揮させやすいんです。

■3:テクニック

さてさて、、、
ここまでお伝えした内容を
踏まえつつなんですが…

そもそもで言ってしまうと
看板の前にあまり人は立ち止まりたくありません。

まぁ、わざわざ読もうとは思わないわけです。

ということは、、、

細かな情報を書いていてもほぼ無駄!
ってこと。

せっかく長文を書いていても、

「なんか書いてあるな、、、」

ぐらいな感じでスルーされるのがオチです。

なので、オススメは
ターゲットの視線をキャッチする事に
特化するということ!

つまりキャッチコピーに力を注ぐってことです。

そして、目線をつかまえた人は、
リーフレットで釣り上げる。

これが鉄板の流れになります。

看板に掛けられる『リーフレットスタンド』
ってたくさんあります。

通販などでも安くてにはいりますし、
百均でそれっぽいものを見つけて
自作してもいいと思います。

看板で興味を引いて、
リーフレットを手に取ってくれれば
ターゲットはその場から離れて
お店の情報をゆっくりチェックしてくれるわけです。

そうなれば、その後の来店率は
地味にアップしていきます。

よく間違えてしまうのは
A看板だけで完結しようとしてしまうこと。

でもそうじゃなくて、
そのツールの役割を1つに絞ってみてください。

そして、必要に応じて、
今回のように、他のツールを合わせてみる。

そうすると、、、
非常にうまくいくケースが多いです。

超アナログな内容でしたが、
こうした方法もやり方次第では、
ネット以上のコスパを出してくれます。

なので、もしあなたが
店舗ビジネスをしていたり、
店舗ビジネスと関わりがあるのなら、、、

ぜひA看板を使ってみてくださいね。

地味かもしれませんが、
集客効果をアップさせてくれるはずです。

ps.
ちなみに冒頭で僕が見かけたA看板は
思いっきり入口の前に出てたし
「リーフレット」がなかった…

ちょっと残念!…