こんにちは。
リサーチャーXです。
もしあなたのもとに
【求む】
職種:言葉の魔法使い
報酬:3,400万円〜
といったオファーが届いたらどうしますか?
「そんな職業あるの?」
と思ったかもしれませんが、
…あります。
プロンプトエンジニア
という職業です。
エンジニアと聞いて
「あ、自分には関係ない」
と思われたら…お待ちください。
ライター、コンサル、クリエイタにとって
決して無関係なお話ではありません!
このプロンプトエンジニア。
ものすごくザックリ言うと
AIでコンテンツを生成する際に
AIに対していい感じの言葉で
命令(プロンプト)して
望むアウトプットを生成する仕事です。
(と理解しています)
くわしく知りたい方はこちら
↓
▼ AIの思考を人間が助ける。AI領域で人気の職種「プロンプトエンジニア」とは何か(デジタルシフトタイムズ)
https://digital-shift.jp/ai/221122
こちらの記事からちょっと引用しますと
—————-
最先端AIを使いこなす鍵を握っているのは、
面白いことに人間の感性であり、
その職種がプロンプトエンジニアです。
(中略)
特にGPT-3のような文章生成AIでは、
マーケティングや小説などの
エンタメ領域に寄れば寄るほど、
生成された文章の良し悪しの
定量判断が難しくなり、
その人の業界的な知見や
国語能力に委ねられます。
(中略)
そのため、
言語的な表現の豊かさによって
プロンプトの大きな改善を
見込むことができることから、
プロンプトエンジニアリングは、
文系人材に適したエンジニア職と
呼ばれることもあります。
引用:
デジタルシフトタイムズ
『AIの思考を人間が助ける。
AI領域で人気の職種
「プロンプトエンジニア」とは何か』より
—————-
どうでしょうか?
求められるのは
「その人の業界的な知見」
「国語能力」
「言語的な表現の豊かさ」
普段から
・現場で試行錯誤の実践
・答えにたどり着くために
言葉を駆使してリサーチ
・ライティングスキルを磨きまくっている
そんな私たちにとって
決して別世界の話ではなく、
今の現場と地続きな感じがしませんか?
上の記事内にもありますように
日本ではこのプロンプトのことを
「呪文」と呼ばれていたりするので、
まさに
“言葉の魔法使い” ですね。
ちなみに、
このプロンプトエンジニアの基本給は、
実際にアメリカで
25万〜33万5,000ドル
(3,400〜4,500万円超!)
の求人が出ているそうです。
つまり冒頭の求人情報は
ほんとうに存在する、と。
・・・
こんなふうに
新しいツールを使うもの出てくると
「自分はパソコンが苦手だから…」
「使いこなすのが難しい」
と口にされる方がいらっしゃいます。
そして同時に、
「でも効率的にやりたい」
「できるだけうまくやりたい(損をしたくない)」
といった気持ちが見え隠れも…。
この考え方…
ものすごくいいと思います。
個人的に大賛成です!
ツールへの苦手意識がある。
でも、効率的に、損せずやりたい。
一見、相反するような感じですが、
これを同時に叶える方法はないか?
こんな発想はどうでしょうか?
ツールがうまく使えなくて
手が止まってしまった。
それに悩んだ1時間。1分。1秒。
解決策を探すためにかけたすべての労力。
それをムダにするなんて
効率的じゃないですし、損ですよね。
もったいない。
では、これをムダにしないためには
どうすればいいか?
たとえば、
ツールを使う上で
1つわからないことがあった。
そして、
それを時間をかけて答えを見つけ、
できるようになった。
その結果、
次からは、
同じところでつまづきませんし、
立ち止まることもありません。
さらに、こんな副産物があります。
・どう調べれば解決につながるか?の調べ方
・解決したからこその次の一手
・同じところで詰まった人に対してアドバイス
・アドバイスした人からの信頼獲得
・専門家ポジションの確立
「わからない」「できない」をそのままにせず、
ひとつクリアすることで
得られるものってこんなにあります。
これは、ムダでしょうか?
これは、非効率でしょうか?
これは、損しているんでしょうか?
否、だと私は思います。
たとえば、Word。
たとえば、Excel。
たとえば、Vyond。
たとえば、Canva。
たとえば、Premiere Pro。
たとえば、Google広告の管理画面。
たとえば、Facebook広告の管理画面。
きっとあなたも、これまで
できるようになったからこそ
“見えるようになった世界”
あったのはないでしょうか?
ライター、コンサル、
クリエイタであるあなたが
ツールで悩んだことを、その過程を
ムダにしない、損で終わらせない。
これからも
新しいツールや便利なツール、
習得が必須になるツールが
どんどん出てくると思います。
そんな中で
ツールを作っている側、提供している側は、
「使いづらくしてやろう」
「難しくしてやろう」
とは思っていません。
なぜなら、
使いやすくなければ、
市場から淘汰されてしまうからです。
もちろん、
中には使いづらいツールはあります。
ですが、多くのツールは
できる限り使いやすいように
設計されています。
さらに昔に比べて、
公式のヘルプや解説記事も
充実してきています。
ツールを使う準備は整ってきています。
だからもし、今、あなたが
「自分はパソコンが苦手だから…」
「使いこなすのが難しい」
と立ち止まってしまっていたら
もう一度エンジンをかけ直してみてください。
あなたがここを超えていくことで
あなたと関わるクライアントさんが見る世界、
ひらける世界が変わる可能性があります。
もちろん、あなた自身も。
ツールに振り回されるのではなく、
ツールを使いこなしてやる。
その習得過程すらも
効率的に、ムダなく、損なく。
やってやりましょう!