2023/01/22

[事例] Pinterest広告やってみた(数字あり)

こんにちは。
リサーチャーXです。

以前、このメルマガでもご紹介した
Pinterest広告。

運用開始から1ヶ月ほど経ちましたので
現在の状況をシェアしたいと思います!

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《掲載結果》
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目的:オプトイン獲得
オファー内容:無料動画視聴とPDFダウンロード

・コンバージョン獲得件数 60件
・獲得単価 平均1300円

となっています。

Pinterestは
広告クリエイティブのことを
「ピン」と呼ぶのですが、

ピンによっては800円代で
獲得できているものもあります。

ちなみに現在、
出稿中のピンの一例はコチラです↓
https://www.pinterest.jp/pin/912682680711292951/

初めての媒体ということで
予算もスモールテストで
1日1500円から始めてみました。

正直、最初は、

「オプト獲得は難しいのでは…?」

と考えていたのですが、

蓋を開けてみれば
オプト獲得のための媒体として十分に
チカラになってくれると手応えを感じています。

Pinterest広告運用2つのポイント

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《感想》
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実践してみて、
Pinterest広告運用のポイントは、
今のところ2つと考えています。

“世界観” を理解する

1つ目は、

Pinterestという媒体の
“世界観” を理解すること。

繰り返しになりますが、
Pinterestではクリエイティブのことを
「ピン」というのですが、

この「ピン」という呼び方が
Pinterestの世界観を
そのまま表しているように思います。

ピン = 物を留める道具、です。

実際にPinterestを
ユーザーとして使ってみると

「あ、このアイデアいいな」
「おお!これ気になる!」

といったピンがたくさん出てくるんですね。
(ワクワクが止まりません)

そのたびに
「保存しておこう」(ポチッ)
となります。

この感覚は、たとえて言うなら、

・雑誌などを見ていて
 「あ、ここチェック」と
 しおり代わりにページの端を折る

・新聞などを読んでいて
 「あ、この記事とっておこう」と
 切り抜いてスクラップブックに貼る

に近いです。

なので、
実際に広告用のピンを作り込むときには

いかにユーザーさんの

「ちょっととっておこう」

という行動を呼び起こせるか?が
鍵になると踏んでいます。

用途と時間

そして、2つ目は、
《用途と時間》です。

Pinterestは公式も言ってるように
いわゆるSNSではないんですね。
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既存のSNSと比較すると

・FacebookやInstagramなど
 →誰かとつながる

・Pinterest
 →自分の中で掘り下げて、探索していく

といった違いがあります。

そして、
そこに投稿される内容の《時間》も

・FacebookやInstagram
 →過去と現在を見るための場所

・Pinterest
 →未来を見るための場所

といった違いもあります。

それゆえに、
Pinterestユーザーさんが
自分自身に集中して、
未来や想像をふくらませることができる
ピンが求められるわけです。

実際、運用結果にも
それが表れていました。

マカロン屋さんのPinterest広告で
いくつかのピンを出稿してみたところ、

商品や製作事例のピンに反応がありつつも、
そのマカロンを使った
シチュエーションやシーンなど

未来を想起させるものだったり、
使い方を提案するものだったり、
アイデアの種になるピンの方が
断然、反応があるという結果になりました。

ですので、
あなたの商品やサービスを
Pinterest広告で出稿する場合、

そういった形に “変換” して
ピンを作り込むことを意識してみてください。
その “変換” が腕の見せどころです。

ただ、その一方で
士業やコーチ、コンサルタントなど

「自分の商材は、
 モノとして見せられるものが無いんだよね…」

というお声もあるかと思います。

そういったノウハウ・知識提供など
無形商品の場合はどうするか?

現在の傾向を見ていると、
そういったノウハウや知識は、

図、イラスト、絵に “変換” して
ピンを作り込む形で表現しているものが
見受けられます。

この部分。
デザイナさんの活躍チャンスでは!?

どういうことかといいますと、
そういった知識やノウハウを

“インフォグラフィックス”

の形で見せている方も多いのですね。

インフォグラフィックスは
情報が濃密なのでユーザーさんが

「ゆっくりみたいからとっておこう」(ポチッ)

という考えになりやすいように思われます。

でも、
インフォグラフィックスは、
それほど簡単に作れない…。

Canvaにも
インフォグラフィックスの
テンプレートがありますが、

いざ自分で作成しようと思うと
ちょっとハードルが高いので、

この部分、情報の内容や意図を理解して
しっかり作ってくれるデザイナさんがいたら、
かなり重宝される予感がします。

もしかしたら、
YouTubeのサムネイル作成のように
ひとつの需要になるかも!?

Pinterest広告のまとめ

…はい、というわけで
以上がPinterest広告を1ヶ月間、
運用してみた所感でした。

Pinterest広告については
近々、ウチでもセミナー等なんらかの形で
お伝えする計画がありますので、
楽しみにしていただければと思います。

そして、その前に
まずは “ユーザー体験”を
いっぱいしてみてください。

使ってみて、触ってみてわかることって
想像以上にたくさんあります。

たくさん使ってみて
「いいな」と感じるピンを見つけて

「なんでいいと思ったのかな?」
「これ、自分の商材に置き換えたら?」

といったように落とし込み、

ユーザー体験 + 仕掛ける側の視点

の両方を自分の中に蓄積する。

こうすることで
いざ、自分で運用するときに
引き出しをたくさん持った状態で
スタートできますから。

そんなPinterestは、
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