From:長嶋雄二 Q.日本一、CDを売ったアーティストは誰だ? そんなクイズを最近目にしたんですが、 あなたは誰かわかりますか? ・ミスチル? ・サザン? ・ドリカム? ・小室哲哉? ・AKB? なんかそうしたメジャーどころが 僕の頭の中に浮かんだんですが、 答えは別の人でした。 日本一、CDを売ったアーティスト それは、、、『B’z』。 トータルのCDセールスは 8000万枚以上で、 2位のミスチルに比べても およそ2倍近くのセールスがあるそうです。 8000万枚・・・ これが正確な数字かどうかは定かではありませんが、 少なく見積もっても、日本人の8割ぐらいが CDを持っている計算になるので どんでもない数字ですよね。 僕はマンション住まいなので マンションの人全員が必ずCDを1枚は持っていると 考えるだけでも、なかなかに恐ろしいです... でも言われてみると確かに、、、 B’zって売れてましたよね。 僕の兄はB’zが大好きだったので、 子供の頃は気がつけば家の中で ガンガンに曲が流れてしました。 僕も曲を覚えているし、 なんならイントロクイズで そこそこ戦えるぐらい曲を知っています。 そして今も現役で売れているのだとか… 僕が幼稚園ぐらいの頃から、 今でもずっと音楽業界の第一線で売れているなんて、 なかなかに化け物じみていますよね。 でも、、、なんでそんなに売れたのか? 他の有名アーティストよりも 圧倒的なセールスがあるのか? それって気になりませんか? ・曲が良かった…? ・歌詞が良い…? ・ビジュアルが良い…? ・事務所の売り方がうまかった…? ・CDが売れた時代だったから…? きっといろんな要素が絡んでいるので、 「これだ!」と言えるクリティカルな理由が あるわけでは無いように思います。 でも、そんな中で 僕がちょっと思い出したのは、 『B’zパクリ問題』ってやつです。 昔ウチの兄がやたらキレていたんですが、 「B’zは所詮、洋楽の丸パクリだ!」 みたいな声が昔から多いそうです。 僕は音楽的な詳しいことはわかりませんが、 なんでも海外の有名アーティストの曲と 全く同じような曲が多いのだとか… なので、B’zファンの兄としては パクリバンドと言われることが かなり悔しかったんだと思います。 そのことで友達と揉めたのかわかりませんが、 よく不機嫌になっていたんです。 というわけで、 今さらながらちょっと気になったので、 「B’zパクリ曲」とググってみました。 そして試しに1つ、YouTubeで この2つの曲を比較している動画を見たんです... ・Led Zeppelin / Trampled Under Foot(1975) ・B’z / BAD COMMUNICATION(1989) もし良かったら、ぜひあなたも YouTubeで検索してみてください(笑 「これは確かにパクってるよ!」と 言われてしまっても仕方ないよね… そう思えてしまうほど、 素人の僕が聞いても似ている部分がありました。 確かにこれだけ似ていたら レッド・ツェッペリンのファンからすると 怒りが湧くかもしれません。 でも、僕としては素直に「すごいな」と感じたんです。 というのも、よくもまぁここまで どうどうとマネをできたな・・・と。 だって、どう考えてもB’z側としては、 曲を作っている段階で似ているのはわかっていたはずだし、 音楽ファンから反感を買う可能性があることも わかっていたはずです。 それでも、堂々とリリースできたのは、 パクリとかではなく、尊敬を込めてのオマージュ的な 姿勢があったからじゃないかな?と思います。 きっと自分達が憧れたり・好きだったレッド・ツェッペリンから 曲の一部をマネしながら、オリジナルに仕上げていったはず… そんなふうに僕は感じました。 だからこそ、めちゃくちゃ反感を買う一方で、 めちゃくちゃ売れたんだと思うんです。 音楽ファンなら「良いな」と感じてしまう 感情的な部分を揺さぶれたんじゃないかな... そんなふうに思います。 調べてみると音楽業界って、 こういう「パクリ曲」騒動みたいなのが 案外多くあるみたいです。 でも「パクリ曲」と叩かれている曲のほとんどは 売れた曲が多かったりします。 なので、音楽を聴くユーザーからすれば パクリの部分があったとしても、 良い曲なら受け入れることができるってことですよね。 これって、僕の実践しているセールスコピーと 全く同じだと思うんです。 僕らも普段から、売れたセールスレターの構成を パクってメッセージを考えます。 逆に、ゼロから自分達で考えることなんてありません。 でも、売れたレターをパクったからといって 「お客さんが買ってくれない・・・」 なんてことはないし、 むしろ、売れたレターをちゃんとパクれたレターの方が めちゃくちゃ反応が良くなります。 なので、きっとどんな業界でも、 マーケティングを仕掛けたり、メッセージを考えるときには 『「売れている人・モノ」を素直にマネする』 これが”マ・ジ・で”大事なことなんです。 漫画業界で売れに売れまくっているワンピースも ディズニーアニメをオマージュしまくっている... っていうのは、実は結構有名な話だったりします。 ワンピースも物語の作り方や展開など、その随所に ディズニーからのオマージュがたくさんあるんです。 ディズニーといえば、言わずと知れた大成功アニメですよね。 (ちなみに僕もディズニー好きです…) 守・破・離 という言葉が古くから伝わるように、 あなたもマーケティングやセールスを実践するときは 素直に、売れている人・モノの真似をしてみたらいかがですか? それがきっと、成果を出すための1番の近道です。 Ps. 売れるコピーを書くためには、 どこに売れたコピーの元ネタがあるのか? どんな感じで真似したらいいのか? もしそうした悩みがあれば、 ここにある事例をパクりまくってください。 ↓ https://saleswriter.co.jp/202211-the-swipe/?argument=WvH2Yr4F&dmai=a636c78984d3e7
2022/11/12