From:宮川徳生
新年一発目の事業部MTGでのこと…
この日のMTGの目的は2つ。
1つ目は、2022年の事業の目標をシェアし
メンバーひとりひとり何にフォーカスしていってほしいかを伝えること。
そして、2つ目は
メンバーが担当するプロモーションが決定したかどうかの確認。
つまり、メンバーに任せるプロモの企画の確認ってことです。
1つ目は僕が一方的に伝えるだけの時間ですから
まぁ淡々と終わったわけですが…
問題は2つ目の議題の時に起こりました。
宮川「〇〇君と〇〇君、来週のプロモは何をやるんだい?」
〇〇君と〇〇君「。。。」
即答がなくしばらくの沈黙が続き…
〇〇君と〇〇君「〜〜をやってみようと思っています」
詳細はちょっとネタバレになってしまうので
書けないんですが、それっぽい答えが帰ってきました。
でも、僕はその回答に全然納得ができなかったんです。
なぜなら、即答できないってことは
しっかりと考えてなかったことを意味するから。
しっかりと自分に与えられた役目を全うしようと思ってるなら
(今回は特にプロモーションという超重要な役目)
MTGの時までに良し悪しは別として
自分なりのベストな企画を準備してくるのは当然のこと。
例えるなら
自分が社内プレゼンをする会議で
プレゼンを準備せずに参加するようなものです。
もし、自分がプレゼンする会議に
プレゼンを準備せず参加したらどうなるか?
言うまでもないですよね。
つまり、僕が納得できなかったのは
企画の良し悪しではなく
役目を全うするために全力を尽くしてなかったことに対して
納得ができなかったんです。
もちろん、企画を作るってのは
マーケティングの中でも最も難しい仕事です。
ですから、当然実力や経験が不足しているなら
かなりの時間をようするでしょう。
でも、それとこれは話が別。
限られた時間の中で
役目を全うするためにベストを尽くすなら
準備不足でMTGに参加するってのは全くの論外。
何と言ってもマーケティングの世界は結果が全て
求められてることは何なのか?
もちろん、マーケティングに携わるものが
求められることは「結果」だけです。
何をしたか?
どれだけの時間を使ったか?
どれだけ頑張ったか?
マーケの世界で
そんなものは1ミリも約に立ちません。
頑張ることで飯は食えないのがマーケの世界。
(そう考えると芸能人と同じくらい厳しい世界だな)
24時間365日不眠不休で働いたとしても
結果がでなければ意味がありません。
マーケの世界の正義は
「どんなに怠けていても結果をだしたもの」が
唯一絶対の正義です。
なぜなら
「私はこんなに一生懸命やってるんです!
だから私の商品を買ってください!」
なんて言ったって
誰も買ってくれない。
相手にとって
その人がどれだけ頑張ってるかなんてのは
買う理由にはならないからです。
だからこそ、マーケの世界は
労働時間で評価されることはなく
成果でしか評価されない世界なわけです。
もう、完全に実力だけの世界です。
結果はコントロールできなくても行動はコントロールできる
でも、重要なのは
そうした結果だけが評価される世界ではありますが
肝心の結果は誰にもコントロールすることができないということ。
〜〜をすれば〜〜になる。
絶対そうなることなんて1つもありません。
だからこそ、僕らマーケに関わる人間ができることは
結果を出すための行動に全力を尽くすことだけなんですよね。
企画を任されたのに
そのための準備をしなかったのは
結果を出すための行動に全力を尽くさなかったことを意味します。
ウチが大事にしている価値観の1つに
「できないは構わない、でも、やらないは許さない」
というのがあります。
どういうことかというか
一生懸命やった結果、できなかった、結果が出なかったのは
特に問題にはならず
そのために一生懸命やらなかったことは
許さないからねってことです。
この価値観を大事にしている理由は
さっき言った通り
「結果はコントロールできないけど
結果を出すための行動はコントルールできるから」です。
大事なことは
目の前の仕事、与えられた役目を全うするために
今の自分にできる全力を尽くすこと。
全力を尽くさなかった仕事から学べることはない。
全力を尽くせば、結果がどうであれ
必ず学びはあり得られることがあります。
本気でやったからこそ
失敗から何かを掴むことができるわけです。
そして、その何かは必ず
その人の強みとして蓄積されていきます。
その蓄積が将来実力となって
自分自身の糧になっていくのです。
うまくいかないのは
実力不足なのか?それとも
ただの準備不足なのか?
あなたはどう思いますか?