From:小野裕史
先日、久しぶりに
上野公園を楽しんできました ^ ^
当日は何かのイベントらしく
上野公園では複数の場所で
催しが開催されていたんです。
大道芸や音楽など
子供たちと楽しく様々な芸を
楽しんできたのですが
もちろん楽しむだけで
帰ってきては芸がない…。
というのも
本当に多くの演者さんがいて
中でも多かったのが大道芸人の方。
私が見ていて面白いと感じたのは
同じような芸を披露している
大道芸人でも
「小銭しかもらえない人」
「お札ばかり入れてもらえる人」
がはっきりと分かれるということ。
もちろん
お札ばかり入れてもらえる人は
少数派の大道芸人さんです。
では、なぜ
お札ばかり入れてもらえるのか?
もちろん技術に差がある、という
お話ではありません。
そこにはマーケティングや
セールスライティングにも通じる
面白い共通点がありました。
小銭しかもらえない大道芸人の特徴
・小銭しかもらえない大道芸人
・お札ばかりもらえる大道芸人
上の2つは、大小に関わらず
お金を受け取ることができています。
そして実はもう1人の
大道芸人がいます。
それが、
投げ銭すらもらえない
大道芸人です。
分かりやすく
投げ銭すらもらえない
大道芸人の特徴は、、、
芸が終わった後に
「声かけをしていない」
ということです。
最後に投げ銭の箱や入れ物を
準備していても、お金に関して
触れない・発言をしない
そんな共通点がありました。
最後まで見ていた人も
「凄かったね〜」
「楽しかったね〜」
とか言いながら(もしくは無言)
投げ銭をせずに帰っていく人が
ほとんど。
この部分って、
良い商品・サービスを作っていれば
売れていく!
そう考えている
経営者や開発担当者に通じるものが
あるな、と感じてしまいました。
それでは、もう一方の
小銭しかもらえない大道芸人の
特徴は、、、
ーーー
「もし少しでも楽しんで頂けたなら
投げ銭いただけると嬉しいです」
ーーー
大体の大道芸人は
こんな感じの声かけです。
声をかけない大道芸人と比べても
多数の方が投げ銭をしています。
でもほとんどの人が小銭で
お札を出す人はほぼいません。
それでは最後に
お札ばかり入れてもらえる
大道芸人の共通点は?
その共通点が、ストーリーでした。
お札ばかりもらえる大道芸人のストーリーとは?
正直なところ、
どの大道芸人さんのレベルも
高かったです。
にも関わらず、
一握りの大道芸人さんばかり
お札をもらっている。
あなたなら、
どのようなストーリーで
観衆の心を動かしますか?
これは一人の大道芸人さんが
話したストーリー抜粋です。
ーーー
本日はありがとうございました。
次で最後になりますので、
少しだけ僕の話を
させてください。
僕は大道芸が本当に大好きで、
皆さんの目の前でパフォーマンスを
するのが大好きです。
これまでテレビに出るチャンスも
ありました。
でもテレビに出るには
事務所への所属が必要なんです。
そうすると大道芸として
みんなの前に出られなくなる
僕はこの道10年になりました。
「金にならないことをやっている」
そのように
バカにされたことも数知れず。
それでも誇りを持って
これまでやってきました。
僕ら大道芸人は
皆様に楽しんでいただきたい
その想いだけで日々パフォーマンスを
高めています。
そして、
僕は皆さんの投げ銭だけで
生活をしています。
僕はみんなの目の前で
大道芸をやり続けたい
そのためにも、
楽しんでくれた人は
ぜひ折りたためるものを
お願いします
詳細までは覚えていませんが、
だいたい上記の内容のことを
話していました。
そしてこの日、この方に
初めて私も折りたためる
投げ銭をしました ^ ^
※
他の方には
小銭の投げ銭をしていました
みんなストーリーが大好き
でもこれは、
大道芸に限った話では
ありませんよね。
セールスライターも
情報発信をしなければ
仕事をもらえることはありません。
その中で自己紹介をするときに
自分のストーリーを入れるだけでも
読み手を引き込むことができます。
でも自分のストーリーって難しい。
そのように感じる人も
いるかも知れません。
そのような時は自分年表を
作ってみると自分を見つめ直す
キッカケになります。
私も先日、
自分年表を作る機会がありましたが
忘れていたことを思い出す
とても良いきっかけを
作ることができました。
生まれてから、一年毎に
・どんな経験をしてきたのか
・これまでの失敗や経験は
・その時の感情や気持ちは
・今にどう繋がっているのか
これらを掘り返してみることで、
思いがけない自分の魅力に
気付くキッカケにもなります。
お札ばかりもらえる大道芸人のように
過去〜現在のストーリーを発信して
自分の魅力を伝えてみませんか?
セールスライターのストーリーは
是非こちらの記事も参考にしてください。
https://saleswriter.co.jp/my-deepest-story/