From:楠瀬健之
先日、スマホでFacebookを
チェックしていた時のこと…
ウチで今一番力を入れている
アニメーション事業のPRを
ウチのメンバーが投稿していました。
「おぉ、みんな
ガンガンPRしているなぁ」
そんな風に思ったんです。
でも…
「ん?ちょっと待てよ」
「あれ?何かがおかしいぞ…」
「!!!!!」
「こいつは誰だ?」
そうです。
その投稿主は
ウチのメンバーでは
なかったんです。
でも、投稿されている
内容を見ると、どう見ても
ウチのアニメ制作サービスと
全く同一。
商品の内容も
提供方法も
アピール方法も
オファーも
値決めも
(アニメの内容も)
隅から隅まで
見事にパクられていました(笑)
ただ、僕は彼を責める気は
一切ありません。
なぜなら、そもそも
業界への参入者が増えるのは
マーケットにとってプラスでしか
ないからです。
サービスを提供する人が
増えなければ、買う人も増えない。
だから、パクリだろうと
何だろうと、業界への参入者が増えるのは
僕的には全然ウェルカムなんですね。
ただ、それと同時に
彼は人生で大きな損をしたなと
思ったわけです。
ここ最近、
信頼こそが人生における
最も大切な資産だという話を
ずっとしてきました。
なぜなら
人生における資産とは
「人脈・スキル・お金」の3つ
だからです。
そして、お金というのは
・関わる全ての人に(人脈)
・自分の持っている全てを
お渡しする(スキル)
その結果、お金が
得られるに過ぎないからです。
これこそが
一生なくならない富の
正しい築き方なんですね。
でも、彼は
この真逆のことを
してしまいました。
もし、ウチと同じ形で
アニメの事業をやりたいのなら
普通に考えて一言ウチにあって
しかるべきです。
そうすれば、ウチから
何か提案できたこともあるでしょうし
もっとみんながwin-winになる
JVができたかもしれません。
でも、彼は
そうしなかった。
ウチに一言もなく
見事なまでパクったわけです。
これをどう捉えるかは
人ぞれぞれですが、僕は少なくとも
不義理だと感じました。
冷静に考えて
誰かのビジネスをそのままパクるような人を
社長が信頼するでしょうか?
「こいつに任せたら
ウチの情報も抜かれて
勝手に何かやられるんじゃないか?」
そう思われてしまうのでは
ないでしょうか?
きっと、彼自身も
「ウチにバレていないか?」
そんな、後ろめたい気持ちの中
アニメの仕事をやっていくことになるでしょう。
もし、こうした部分の信頼が得られなければ
どんなにスキルがあっても、その人に
仕事を頼む気なんてなくなってしまいます。
ただ、誤解してないでください。
僕は彼を責めたくて
言っている訳ではありません。
ビジネスとは基本的に
パクリあいですから
こんなことは当たり前に
どこでも起きていることです。
でも、不義理を働くことで
人生で大きな損をすると言うことを
知ってもらいたいのです。
少なくとも、
不義理を働かなければ
広がったかもしれない可能性を
自分で狭めてしまっていることは
紛れもない事実です。
不義理を働かないためには
どうすればいいのか?
信頼を裏切らないためには
どうすればいいのか?
どんなに気をつけていても
人はエゴの強い生き物ですから
ついつい自分本位に物事を見て
しまいます。
僕たちは、自分の知らないところで
最も大切な資産を、知らず知らずのうちに
失ってしまっているのです。
だからこそ、あなたにとって
最も大切な資産である「信頼」を失わないために
あなたの今日から始めてもらいたいことがあります。
信頼を裏切らないための
習慣化についてぜひ知ってください。