From:甲斐 慶彦
約4ヶ月ほど前…
ある経営者団体のセミナーで
講師の方が話していたことで…
すごく心に残った「失敗」との向き合い方があったので、今日はこれをシェアしようと思います。最近まで忘れていたのですが、ふいに思い出して救われました。
講師の方は普段は自動車販売の営業マンで、成績はトップ。
40代後半かな、という印象でしたが、とても親しみやすい雰囲気の男性でした。
社内でも幹部級ですが、それでもときには失敗をしてしまう…そんなときは感情的になったり、思いっきり落ち込んだりすることもあるそうです。
そんなときのエクササイズが非常に印象的でした。
マーケティングは失敗が前提…どう失敗と向き合うべきか?
「どんなに一流のマーケターでも
勝率は、2勝2敗6引き分けが良いところ」
こんな言葉をあなたも聞いたことがあるかもしれませんが、まだまだ駆け出しの時期だと失敗しまくらないと最初の当たりも来ない…という非情な真実があったりします…
そんなときには、
本当に憂鬱になり、
心だけでなく体も重くなり…
寝付きも
悪くなってしまうんですが…
ヘコんでばかりでも前に進めません。
全く反省しないのは問題ですが、行動量が落ちてしまうのはもっと大きな問題で、その後に成長することができなくなってしまうんですよね。
なので、セールスライターとして「失敗との向き合い方」はとっても大切だな、というのがここ1年での学びです。
冒頭で話したセミナー講師の言葉は
そういうタイミングで思い出すと
効果的な言葉でした…
どういったものかというと…
失敗と自分を切り離すおまじない…
「よし、でもコレ前のだから大丈夫!」
この言葉が魔法の言葉だそうです。
現実に今、目の前に現れてる事柄は、
「前の自分」が起こしたもの
今、現実に目の前に現れてる事柄は、「前の自分」が起こしたもので、その経験から学んだ「今の自分」とは切り離して考える方がいいよ、と。つまり、今の自分と、今自分の目の前に起こってることの間には「タイムラグがある」ということ。
そこで10回繰り返して、
このおまじないを言うと前に進めるそうです
「よし、でもコレ前のだから大丈夫!」
「よし、でもコレ前のだから大丈夫!」
「よし、でもコレ前のだから大丈夫!」
・・・
いかがですか?この言葉…
失敗したり、親しい人とぶつかって感情的に揺さぶられている時に、これを唱えることで本当に心が楽になった経験があるので、ぜひあなたも使ってみてください。ただ実践してみて、1つ注意点があるな、ということにも気づきました。それは…
「内省して言葉にする」ことをしないと、同じ失敗を繰り返す…
ということ。
失敗したときに、その失敗としっかり向き合わなければ同じ失敗を繰り返してしまうので、「コレ前のだから」と言えなくなってしまうんですね。
でもこの失敗と向き合うって案外難しいもので…。強烈に恥ずかしい思いをしたり、今思うと酷い言動をしてしまっているので、なかなか素直に向き合えない…。
つい、フタをして忘れたくなっちゃうんですが、それでは「学び」として自分の中に蓄積されません。しかも、逆にず〜〜〜〜っとそこに心が囚われてしまうこともあったりしますから苦しい想いがずっと続いてしまいます。
「何が悪かったんだろう?」
この質問への答えをしっかり、自分の言葉で書き出すか、言葉に出して発言する事で初めて…「失敗していた自分」と「今の自分」を切り離すことができます。
イヤ〜な気持ちが
スッキリ晴れることはないですが…
「よし、でもコレ前のだから大丈夫!」
「よし、でもコレ前のだから大丈夫!」
「よし、でもコレ前のだから大丈夫!」
・・・
こう繰り返すことでなんとか
前に進むことができるのです。
もしあなたがこれから先、
セールスライターとしてマーケティングを実践したり、社長さんとのやりとりで大きな失敗をして頭を抱えてしまったときには…この言葉を思い出してみてください。
不思議と心が軽くなりますよ
P.S. この記事でも、過去の経験と向き合った上で、とても大きな学びをシェアしてくれています。ぜひチェックしてみてくださいね → コチラ