こんにちは。 リサーチャーXです。 この時期になると 雑誌や書籍、サイトなどで 2023年の予測を取り上げたものが多くなりますね。 そこで今回は、 未来予測をするために、 リサーチャーX的 押さえておきたいサイトを9つご紹介します! ------------------ 1. ▼ My City Forecast https://mycityforecast.net/ ------------------ 2015年から2040年までに想定される 「地域の環境がどんなふうに変化していくの?」 を可視化したツールです。 まずは、あなたのお住まいの地域や 商圏がどう変化するかをみてみてください! 設定した地域の人口が棒グラフで表現され、 5年ごとにアニメで動くので、 2040年に向けて人口や環境が どうなっていくのかが直感的にわかります。 また必要に応じて ・スーパー ・コンビニ ・大型商業施設 ・病院 ・介護施設 ・保育施設 などの分布も切り替えて確認できるので、 地域ビジネスを行っている場合、 これらの近隣状況の情報を基に、 将来の展開を計画するのにも使えます。 ------------------ 2. ▼日経クロストレンド 未来消費カレンダー新着情報 https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00480/ ------------------ こちらのサイトは、 ----- 将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定をカレンダーとして一覧できるサービス 引用「日経クロストレンド 未来消費カレンダー新着情報」 ----- と説明されているように、 これから話題になりそうなものの 要点をコンパクトにまとめてくれています。 画像つきで紹介してくれているので これを眺めているだけでも楽しいです。 自分のビジネスとは 直接関係がないものもあるかもしれませんが、 関係がないからこそ、 発想の幅を広げることができたり、 異業種・異業界のアイデアを仕入れることができるので、 フィルターバブルを防止する意味でも ぜひ目を通しておきたいサイトであります。 ------------------ 3. ▼ AIが予測した来年ヒットする商品はコレ!? 「商品トレンドマップ」が算出した2023年流行る10アイテムとは https://ds.yahoo.co.jp/report/20221222.html ------------------ こちらはYahoo!の公式の記事です。 (ヤフー・データソリューション) Yahoo!が保有するデータから 2023年にヒットするかもしれない商品を 「商品トレンドマップ」 として抽出してくれています。 こちらは、 物販をやっていらっしゃるようでしたら、 ファッション、アウトドア、スイーツなど ジャンルが多岐にわたっているので ぜひお目通しを。 また、 美容室関連の方は、 「夜間美容」というトレンドは 押さえておきたいキーワードですね。 ------------------ 4. ▼ 博報堂生活総合研究所、2023年ヒット予想&2022年ヒット実感ランキングを発表 https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/100405/ ----------------- こちらは、生活者の方が、 商品やサービスなどを提示されて 「2023年にヒットしそうか?」 を選んだ結果レポートです。 レポート内で全体の傾向を 「攻めの安近短」 とまとめていらっしゃいますが、 まさに、 安くて、安心、近くて、短時間を 積極的に取り入れる姿勢が あらわれる結果となっています。 この結果を受けて、私たちとしては 生活者の方のこの「攻め」の姿勢に応える部分を しっかりと整備しておきたいですね。 たとえば、 生活者の方が知りたいと思っている、 「安近短」に対して Googleビジネスプロフィール内で その部分の答えとなるように 情報を提供・更新をする、などです。 広告コピーでも この「安近短」の軸で訴求できることはないか? を発想のヒントにするのもアリですね。 ------------------ 5. ▼ Googleトレンド https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP ------------------ おなじみのGoogleトレンド。 気になる検索キーワードを入れると 検索のトレンドを知ることができるサイトです。 あなたの知りたいキーワードの人気度が、 「今、どんな流れをたどっているの?」 「時期によってどんな動きをしているの?」 をチェックして、 今後の集客や販売の打ち手に反映させたり、 仕掛けタイミングを見計らったりするのに使えます。 ちなみに、このGoogleトレンドは、 プルダウンを切り替えることで 「YouTube検索」 の傾向も調べることができるので YouTubeでのトレンドを把握して 動画の企画立案にも使う方法もあります。 ------------------ 6. ▼ What marketers can learn from the most powerful YouTube trends of 2022 https://www.thinkwithgoogle.com/marketing-strategies/video/2022-youtube-trends/ ------------------ Google公式が発信している Think with Google。 タイトルを翻訳しますと 「2022年最強のYouTubeトレンドからマーケターが学べること」 です。 2022年、世界のクリエイターが YouTubeにどんな動画を作りアップしたのかを 具体的なリンクつきで紹介してくれているので、 実際に公開されている動画をみながら、 発想のヒントにもつなげられそうです。 本記事の中では、 視聴者さんと関係を築くための 3つの方法を教えてくれています。 ↓ ----------- Leverage the power of communities (コミュニティの力を活用する) Meet audiences on their turf (観客と同じ土俵に立つ) Take the time to create innovative, fun Shorts (時間をかけて革新的で楽しいShortsを作る) ※訳はこちらでつけました。 ----------- これら3つは、視聴者さんを 理解していなければできないことなので、 やっぱり、 行きつく先はどこまで行っても顧客理解。 「どれだけ視聴者さん(見込み客)を 知ることに情熱が注げるか?」 「リサーチをし続けられるか?」 ですね。 ------------------ 7. ▼ Pinterest Predicts https://business.pinterest.com/ja/pinterest-predicts/ ------------------ 個人的に 絶賛、大注目中のPinterest。 「今」や「過去」を 共有、表現するのに使われる FacebookやTwitterと対照的に 「未来」を探索するために使われるのが Pinterestです。 そのPinterestが、 3年連続でトレンド予測を 80%的中として発表しているのが 「Pinterest Predicts」です。 (Predictは予想、予測の意) 「未来」を探しているユーザーさんが集まるPinterest。 そのトレンド予測ですので 未来を捉えるなら必ず目を通しておきたいです。 とくにPinterestは、 ・フード ・ファッション ・インテリア ・ビューティー ・旅行 ・エンタメ といったカテゴリの注目度が高いので、 これらのビジネスに関わっていらっしゃる方は必見です。 ちなみに、 私はここからヒントを得て クライアントさんに 「○○といった傾向が予測されますので、 投稿や商品開発の際にはこれらを 意識してください」 とお伝えしたところ、 早速、クライアントさんが 取り入れてくださっています。 ------------------ 8. ▼ IndeedとGlassdoor、2023年の採用と職場に関するトレンドレポートを発表 「一部の国では人材採用難が今後数年間は続く」と予想 https://recruit-holdings.com/ja/newsroom/20221117_0002/ ------------------ ライターとして クライアントさんの求人周りの サポートをしていたり、 コンサルとして、 集客・販売ファネル構築の コンサルをしていたりとすると それを実行・実現するための 採用のトレンドもしっかりと 押さえておきたいところですね。 今後も人材採用難が続く見通しの中、 こちらのレポートからは 「求職者に目を留めてもらうための アピールポイントをどう設計して どう伝えるか?」 のヒントが得られます。 さらに、 人を採用するときだけでなく、 お店で働き続けてもらうために持っておきたい 考え方としても気付きの多いレポートです。 ------------------ 9. ▼ STARTUP DB https://startup-db.com/ ------------------ 最後は、 2023年の予測というわけではありませんが、 未来のビジネス展開のためのヒント ということでご紹介です。 「どんなベンチャー企業や スタートアップが資金調達をしているのか?」 「どんな新しいサービスが ローンチされているのか?」 といったことを知っておくことは、 自社の商品やサービスの方向性の検討、 開発や改善のヒントになったり、 クライアントさんへのコンサルのときの アイデアや助言の幅につなげることができます。 自分とは異なる業界の事例やエッセンスを 自分のビジネスに転換して 取り入れることの重要性は すでにおわかりかと思いますので、 そういった意味でも ウオッチしておきたいサイトです。 ・・・ はい、 全部で9つご紹介させていただきましたが、 あなたのビジネスに活かせるものが いくつありましたでしょうか? これらのサイトを ひとつひとつじっくり読んでいくのも もちろんオススメなのですが、 サイトを横断して 「世の中がどんな傾向があるのかな?」 と全体を俯瞰して大きな流れを 掴んでおくのもポイントでもあります。 そして、 傾向が見えてきたら 「その大きな流れと反対に位置しているものは何?」 と“逆”にも目を光らせておきたいところです。 いわゆる「揺り戻し」ですね。 とくに、 先々の商品やサービスを考えたり、 それら周辺の集客サポートやコンサル提供を 行っていらっしゃる場合、 現在のトレンドを把握しつつ、 その大き流れの先にある 「揺り戻し」を見据えておくと 流れの急な変化やタイミングにも慌てずに 打ち手をあらかじめ、おり込んでおけるので、 クライアントさんから “頼りにされる存在”になれてしまうかと! ぜひ今回、ご紹介したサイトを そんなふうに読んでみていただけたらうれしいです。
2022/12/25