From:小野裕史
9月いっぱいで現在の職場を離れ、10月よりセールスライターとしてチームに集中することになりました。今回はそんな私が個人事業主やフリーランスとしても、副業としても必要だと感じたことをお伝えしたいと思います。
もしあなたが、これから何か行動を起こそうとしているなら、きっとお役に立てると思いますので、ぜひ一読してみてくださいね。
きっと優秀なあなたは、現在の仕事を続けながらライティングの勉強をしたり、実践しているのでしょう。現在でこそ、ライティングが中心になっていますが、私も通勤中にライティングの勉強をしたり、会社が終わってからも動画教材を見たりと、これまで仕事をしながらも常にライティングの勉強が中心にありました。
と同時に、いくつかの不安も抱えていました。
それが何かというと、
「このままでクライアントは獲得できるのか?」
「独立してやり続けることはできるのか?」
ということ。
セールスライターに限らないと思いますが、何か行動を起こすということは0→1に挑戦するということ。
そして0→1の行動を起こし続けられる人が、自分の想い描く理想に近づいていけるのかなと最近になって気付くことが出来ました。でも、その行動を起こすのが一番難しく、どうすれば良いか分からないと感じる人も多いですよね。
ビジネス書の金字塔から学んだマインドセット
そこで私が最近読んだ「チーズはどこへ消えた?」というビジネス書があるのですが、自分が行き詰まっている時だけではなく、上手くいっている時も何度も読み返したい名著を少し紹介させてください。
ビジネス書の金字塔と言われるロングセラーなので、ご存知の方も多いかもしれませんね。知らない方のために少しだけ内容を紹介すると、
・2匹のネズミと2人の小人がチーズを求めて迷路を探索するというもの
・「チーズ」は人生や仕事、家族、健康、お金や財産など
・「迷路」はチーズを追い求める場所。会社や組織、仕事や家庭など
ネズミと小人は日々、一生懸命探す迷路の中でたくさんの大きなチーズをある部屋で見つけました。しかしチーズを見つけてから平穏な日々が過ぎていく中で、チーズが生活の一部として当たり前になったとき、突如としてチーズが消えてしまいます。
そこでネズミが取った行動は、すぐに次のチーズを見つけるために行動を起こすということ。
一方、小人は急にチーズがなくなったことによりパニックになります。変化を恐れ、過去のチーズにすがり、じっとしていればチーズはまた出てくると思い込んで行動をしませんでした。
どれだけ待ってもチーズが出てくる気配はなく、これではいけないと、一人の小人は不安を押し切って迷路へ出ることを決意。しかし、もう一人の小人は行動を拒んでしまいます。
結局、いち早く行動をしたネズミと、現状を認識し不安の中でも行動を起こした小人が再びたくさんのチーズを見付けることが出来たのでした。
自分にとってのチーズと迷路は?
かなり簡単な紹介ですが、全体でも1時間程度でサクッと読めてしまう本なので、最近は持ち歩いて暇さえあればパラパラと何度も流し読みをしています。理由としては、常に自分の環境や状況が変化している中で、その都度自分に当てはめて迷路の中へ飛び込む準備と決意をしておきたいからかもしれません。
自分がいま、どのようなチーズを求めているのか。そのチーズを掴み取るために、迷路に飛び出すために、決意が出来ているのか。そして、そのための行動をどうするのか。私はあまり、このようなことを明確にしていませんでしたが、しっかりと言語化しておく良いキッカケをこの本でもらうことが出来ました。
セールスライティングを学び始めた当初は漠然と「セールスライティングはすごい」とか「セールスライターとして仕事がしたい」と考えていました。でも明確にしていなかったために、もう一人の小人のように、動くことの恐怖や言い訳が先行して、迷路に出ない先延ばしの理由を探していた気がします。
しかしなぜ迷路に出ないのか?と自分自身で問いてみると、以外と簡単に解決できることがあることも知りました。
もしあなたも今の自分が「行動できていない」と感じているなら、
・あなたにとってのチーズは何か?
・そのチーズを取るための決意は出来ているか?
を問いかけてみることで、私と同じように何か気付くことがあるかもしれません。
決意をして迷路へ飛び出した後は、継続して付き合えるクライアントをあなたが見極めることが必要になります。
そのための見極め方はこちらの記事をご覧ください。
https://saleswriter.co.jp/distinguish/