From:桜井啓太
真夜中の恵比寿より
時刻は午前3時…。まだオフィスで仕事をしています。
今日昼頃にはスタートするはずのキャンペーン。そのためのセールスレターが、まだできていないのです。
家に帰って朝出勤し直し、そこから作っても良かったかもしれません。
しかしそれは不安すぎます。万が一にも間に合わなかったらどうするのか…
そのようなリスクを最小化するために、方法はただ1つ。「終わってから寝る」ということに尽きます。
というわけで徹夜をしているのですが、めちゃくちゃ後悔してます…
徹夜をしたきっかけ
そもそも、自分が悪いです。
僕だけでなくうちのチーム全体に言えることですが、「営業日・営業時間」という考え方がありません。今14時なら、明日の14時は「24時間後」です。営業時間を考えたら、8時間もないと思うのですが…。
あと平気で土日もカウントします。なので土日にも仕事はしてますよ。土曜の夜に徹夜、とかいう意味不明なときもあります(笑)
とはいえ、それは僕個人の思考にも染み付いているのです。
「明日まで」という仕事があったとして、夜の20時くらいになってもなぜか余裕があるように感じてしまいます。だからライティングも遅れに遅れ、今こうして明け方に仕事をしているというわけです。
まあそれでも、ひたすら頑張れば終わるのなら問題はないのかもしれません。
本当に問題なのは、「急な方針変更」です、、、
夜12時からの書き直し
実は今から4時間前、23時頃。その時まで完成していたセールスレターについて、楠瀬さんとチャットで話していました。
↑こんな感じで途中経過を提出しつつ、色々レビューをしていただけるのを直しながらレターを書き進めていたところ…
リードが変更になりました…。
リードが変更になるとはどういうことか?ヘッドライン〜オープニング、それから商品紹介の手前までのコピーが全部そう取っ替えになるということです。
もちろん商品紹介は使えるところもありますが、原則全部書き直しです。
「今から書き直し?間に合うかな…」
そう感じた僕は、一応悪あがきをしてみました。
↑これは、「リードだけ変えればいいですよね?」という意味を込めた、自分の労力を減らすための確認です(笑)それからすでに旧アイデアで書いてしまったコピーを提出することで、「もう完成してるんですけど〜!!」アピールです。
しかし、、、
はい。ストーリーボード書き直しってことは、全部書き直しじゃんか、、、
ちなみに、僕だけかもしれませんが、こういうときイヤな感じは全くしません。普通「全部ゼロから書き直せ!」と言われたら、心が折れてしまうのでしょう。事実、そうした指示に耐えられなさそうな人が辞めていくことはあります。
でも僕は別にそれでいいんですよね。だって、方向性がズレたものを多少修正する程度では、意味なんてないと分かっているから。やるならゼロからですし、それを嫌がるようでは、セールスライターとしては力を発揮できないでしょう。
ただ1つ、「間に合う気がしない」というのはありますが…
徹夜をした結果
20代、学生だった頃は、毎日のように徹夜をしたものです。歌舞伎町で終電が過ぎるまで飲み、そのままカラオケに朝の5時までいて、マックに移動して朝ごはん。こんな生活、余裕でした。
ところが今は違います。もう僕も34歳。とてもじゃないけど徹夜なんてできる身体ではないようです。
「もう30過ぎてるんできついです」
というと、隣の席のスライムひなたさんは
「あら、30程度でそんなこと言っているなんてこの先つらいわよ」
と言ってきますけど。
まあ、途中何回か意識が飛んでるし、あきらめてしばらく寝るときもあるので、純粋な「完徹」ではないですけどね。
徹夜をしないために
徹夜をしないためには、自分のスキルを過信しないことです。僕だって、まだまだライティングスピードは遅いと思います。一発で売れるアイデアなんかが思いつくことはなく、「あーでもない、こーでもない」と考えを巡らせながらやっています。だから遅いです。
「こんなの、あと◯時間で終わるだろう」と思ったとしたら、それが間違いの根本かもしれません。
自分の想像よりも大変なんだ、と言い聞かせながら、納期を管理していくことが必要です。
PS
勘違いしないでほしいのですが、これでも毎日めちゃくちゃ楽しみながらやっています。
確かに直面する課題がすべて未経験のことですので、不安は不安です。そんなときは、いい意味で結果を保証せず「これはテストだ」と自分に言い聞かせてやっています。
そういうところを含めて、とても刺激的でやめられない生活になってます。
PS2:その後
疲れのピークは翌昼の12時前後にやってきました。この時の記憶がありません。
ちなみにセールスレターはライティングやデザイン等すべて終え、16時くらいには何とかリリースすることができました。
PS3
そんな有様だから、スライムひなたさんにこんな記事を書かれちゃうのです。