2025/03/25

仕事を「待つ人」と「呼び寄せる人」1つの違い

From:長嶋雄二

「これは…放置するとまずいやつだな」

先日、奥歯に急な違和感を感じました。

通っていた歯医者は移転してしまったので、
ちょっと焦って、近所の歯医者を検索してみたんです。

ちなみに、今住んでいるところは
僕の地元でもないので、
“どこがいいか”なんて知識はゼロ。

とりあえず、口コミ評価の高い
歯科クリニックをいくつかピックアップして、
そのうちの1つ——星4.3のところをクリック。

でも、、、サイトを見てびっくりしました。

「これ、本当に営業してるの…?」

なんというか、見た目が古くて、
診療時間も更新されてなさそう。

先生の顔写真もないし、雰囲気も全然わからない。

結局、僕が選んだのは

「情報がきちんと整理された、
 見やすいホームページを持っている医院」

でした。

ぶっちゃけ、どちらが本当に良いかは分かりません。

でも、“信頼できる情報があるかどうか”が、
僕の判断を大きく左右したことだけは間違いありません。

これって、僕らライター・コンサルの仕事にも
まったく同じことが言えると思いませんか?

僕自身、
ライターとして駆け出しの頃は
紹介で仕事をつないでいました。

でも、紹介っていつまで続くか分からないものですよね。

ぶっちゃけ、新しい案件がゼロ・・・
なんて月もありました。

そのたびに、

「この先、どうやって仕事を
 安定させればいいんだろう?」

と、胃の奥がギュッとするような不安に
襲われていたことをよく覚えています。

でも、そこからどう変わっていけたのか?

答えはシンプルです。
「自分専用の仕事の入り口」を作ること。

つまり、自身のホームページ(公式サイト)を持つことです。

僕自身は「オウンドメディア」を構築することが
当時ブームだったので、そのブームにのって
自分のサイトを持つことから始めました。

公式サイトを持つメリットは、主に2つあります。

① 安定して案件を獲得できる「仕組み」ができる

紹介やクラウドソーシングでは、運頼みな部分が多くなります。

でも、自分のホームページを持つことで、
検索やSNSから“あなたを知った人”が、
自ら問い合わせてくるルートが生まれます。

しかも、サイトにしっかり情報を載せておけば、
「この人に頼みたい」と思った人だけが連絡してきてくれる。

だから、価格競争に巻き込まれず、
下に見られることもありません。

② 信用の“証明”になる

企業と違って、個人事業主やフリーランスは
社会的な信用が弱いです。

だからこそ、どんな人間で、
どんな想いで、どんな仕事をしているのか・・・

それを「見える形」で示せることが大切なんです。

名刺交換して、検索されたときに
何も出てこなかったら

「この人、大丈夫かな?」

と不安になるのはあたりまえのこと。

でも、しっかりとしたホームページが出てきたら?・・・

「あ、この人ちゃんと仕事してるんだ」
「ちゃんと頼れる人なんだ」

と、信頼感がグッと高まります。

実際、僕らの指導した
ライター・コンサルでも、

「公式サイトを作ったら
 そこから仕事が回るようになった」

という人は少なくありません。

公式サイトがあれば
ずっと“営業マン”として働き続けてくれるんです。

あなたが寝ている間も、休んでいる間も、
誰かがあなたのページを訪れ、
「この人に話を聞いてみたいな」と感じてくれる。

これって、本当に強いんですよ。

でも、ここで少しだけ想像してみてください。

あなたの見込み客が、
名刺をもらったあと、SNSで名前を見かけたあと、
何かのきっかけで「あなたのことを調べよう」と思ったとき・・・

もし何の情報も出てこなかったら?

あるいは、出てきたとしても
5年前に止まったままのFacebookやブログだけだったら?

あなたなら、その人に仕事を頼みたいと思うでしょうか?・・・

価格の安さで選ばれる人ではなく、
“この人にお願いしたい”と、納得して選ばれる人になるために、
あなたの想いや仕事を「伝える場所」は、必ず必要になります。

あなたが何者で、どんな志で、
どんなお客様と、どんな未来をつくっていこうとしているのか。

それを、自分の言葉で、伝えられていますか?

「仕事を待つ人」と
「仕事を呼び寄せる人」の違いは、
その“ひとつの入り口”を持っているかどうか

そこだけなのかもしれませんよね。

あなたは、どちら側を選びますか?