From 古川馨
円安の影響もあってか、
最近は街で外国人を見かけることが
多くなりました。
ゴールデンウィーク中も、
日本人より外国人の方が多いんでは…。
と思うくらい。
スマホを見ながら、
何かを探している様子の観光客が
目につきます。
そして、迷った様子の観光客に
道を尋ねられることも、しばしば。
スマホあるから道に迷うこともなさそうですが、
意外と道を聞かれることが多い。
スマホを見せられて
「ここに行きたいだけど、わかる?」と。
そういう場合に聞かれるのが、
たいてい路面店ではなく
駅ビルとか多いんですね。
MAP上では駅の中に
目的地マークが表示されるので
場所は合っているけど、
ビルの中のどこかがわからない
ってことのようです。
路面店なら地図上で
位置がはっきりわかるけど
ビルの中や地下街など。
大まかな位置しかMAP上では
わからない店舗は見つけずらい。
なので、迷ってしまう。
誰かに道を尋ねてわかればいいのですが
面倒になって違う店に行く人も
いるかもしれません。
日本語が話せるなら店舗に電話をかけて
「道がわからないよ、ヘルプ」と言えますが
そうじゃないと厳しい。
スマホがあるのに目的地に
辿り着けないってケース
意外にあるのかな…と感じています。
これ、割と盲点だなと。
MAP使っても目的地が
見つからんことってあるんか…と。
となると
駅の改札口からの店舗への行き方の詳細を
HPなどに掲載してあげると
来店が増える可能性がありますよね。
どれほど多いケースなのかは
わかりませんが、
道を尋ねられるパターンは
ほぼ、「この店どこにあるかわからん」
なんですよね。。。。
なので、外国人観光客向けだと
どうぜMAPを見てるので
Googleビジネスプロフィールに
店舗の場所の詳細を掲載してあげると
いいかもしれません。
リンクとかでもいいので。
例えば、
お店の行き方解説の動画への
リンクを貼っておくとか
近隣の店舗を含めた写真とか
建物内の地図とか
初めての人でも迷わず
行けるような情報ですね。
僕の知り合いの眼鏡屋さんですが、
お店が超絶わかりにくいので
最寄駅から店舗までの道のりを
カメラで撮ったものをHPに掲載してました。
ちょっとした工夫ですが
お店がみつけられないことで
機会損失をしているなら
そこは潰しておきたいですよね
お店を見つけやすくすれば
きてもらえる可能性が高くなります。
ちょっと手間かもしれませんが
一回、撮影したら、それで済む話。
それで集客できるなら
やっておいて損はないでしょう。
とある地方の温泉宿泊施設では
空港から駅、電車の乗り方から
バスの乗り方まで
細かく掲載しているところもあります。
温泉なので、そもそも遠方からの来客が多いので
行き方がわからないという問い合わせが
多かったのかもしれません。
でも、行き方の詳細が載っていると
安心しますね。
特に普段バスとか乗らないと
どれに載っていいのか、
どこで降りるのか
シャトルバスはあるのか?
などなど。
気になることは多くあります。
僕は眼鏡屋時代。
受け持ち店舗の臨店にバスを利用しましたが
乗り間違いをして全然違うところに
連れて行かれることが良くありました(汗)
行き方の詳細があると
マジで安心します。
(それはさておき)
さらに、その温泉宿は外国語での
アナウンス動画もあって
ウェルカムな印象が伝わります。
初めて訪れる方…特に海外からだと
言葉も文化も違うから
何かとわからないことが多い
それだけサポートが手厚いと
宿泊体験も良いものになりそうな
予感がします。
しばらく円安が続きそうなので
海外からの観光客は都会だけでなく
これからは地方にも
どんどん増えるでしょう。
何度も来日している外国人なら
ガイドブックに載っているところではなく
「地元の人がいくお店に行きたい!」
という人も出てくるでしょう。
(地味にこの質問は多い)
なので、これからの地方はインバウンド向けの発信も
少しずつ増やしていくと良いのではないかと思います。
その際に、そのお店は見つけやすいか?
初めての人でも迷わず来れるか?
という視点も一つ入れてあげると
いいかもしれません。
実は知らないうちに逃している
お客さんがいるかもしれないですからね。