From:長嶋雄二
先日、
うちの人気プログラムでもある
Googleビジネスプロフィールを使った案件獲得プログラムの
立ち上げ当初に参加してくれた方に、インタビューの機会がありました。
彼は神奈川県で
マーケティング支援をされているAさん。
まだ「Googleマイビジネス」と呼ばれた頃から
マップ集客の代行をはじめて、もうかれこれ6年近く、
事業を継続されています。
そして、今では毎月50万円前後で
収益が安定しているとのことなんです。
もちろん、お客さまからも厚く信頼されている。
けれど、そのスタートは決して
派手なものではありませんでした。
彼はこう言います…
「やったことないけど、やってみようと思ったんです」
2019年2月。
Googleマイビジネス(今のGBP)を使い
「セミナーを開催して顧客を集める」というのが
彼のスタートでした。
もちろん、セミナーなんて初めて。
それでもAさんは
「とりあえず、言われたとおりにやってみようと思ったんです」
そう言って、自分でチラシをつくり、
商店街を歩いてポスティング。
誰にも頼らず、地道に足を使って告知をしたそうです。
そして1回目のセミナーには7〜8人が参加。
そのうち3人が、3ヶ月・月5,000円のトライアル契約。
合計で45,000円の売上。
2回目には9人が参加し、
最終的に10社以上の顧客を獲得。
こうして、彼のコンサルビジネスは
スタートしていきました。
当時は、月額16,500円だった
マップ集客代行のサービス。
そこから少しずつ実績を積み重ねて、
現在では月額22,000円で
16社以上のクライアントをサポートしています。
でも、もちろん、それだけではありません。
ちょっとこれはマル秘情報なので
具体的なことは、まだ公開できませんが…
ある施策を追加提案していることで
収益が月50万円以上で安定している状態を
作ってしまったんです。
しかもそのほとんどが紹介。
営業もSNSも広告も一切ナシ。
地味かもしれないけれど、
その仕事は、ものすごく信頼に満ちているんです。
そうした彼の成果を聞く中で
僕が印象的だったのが、、、
「このくらいが、ちょうどいいんですよ」
という彼の言葉でした。
インタビューの最後、
僕から
「今後どうしていきたいですか?」
と聞いたとき、
Aさんは、こう答えました。
「もう自分も60を過ぎてますからね。
このくらいが、ちょうどいいんですよ。
無理せず、ちゃんと人に喜ばれて、
穏やかに過ごせる。それがいちばんなんです。」
……正直、しびれました。
売上を倍にしようとか、
もっと効率化しようとか、
そういう話じゃない。
「どう生きたいか?」と「どう働きたいか?」が、
ちゃんとつながっている人の言葉でした。
「どう働きたいか?」って、
案外、自分の中で置き去りにしていません?
「どうやったら稼げますか?」
「もっと単価を上げるには?」
「何を売ればいいですか?」
やっぱり、こうした人って
本当に多いです。
もちろん、収入は大事です。
でも、そこばかりに意識が向いて、
「自分がどう働きたいのか?」を見失っている人が、
あまりにも多い。
・毎日Zoomでパンパンに予定を詰めて疲れ果てる働き方がしたいのか?
・家族との時間を大切にしながら、じっくりお客様と向き合いたいのか?
・何を基準に「成功」とするのか?
それを決めないまま、
『稼げる方法』ばかり探してしまうと、
きっと、どこかで疲れてしまいますよね。
Aさんのように、
小さなセミナーから始めて、
自分の手でお客さんを集めて、
一社一社に本気で向き合ってきた結果、
いまの安定がある。
しかも、
「このくらいがちょうどいい」と言い切れる生き方。
もし、あなたが今、
焦りやモヤモヤを感じているなら…
それは「もっと売らなきゃ」というプレッシャーじゃなくて、
「本当は、こんなふうに働きたいのに」
と思う自分の声かもしれません。
売上も、時間の使い方も、関わる人も。
すべて、自分で選んでいいんです。
そのためには、まず
「自分が、どう働きたいのか?」を考えてみることが
スタートですよね。
それが、Aさんのように
6年後の未来を変える第一歩になるかもしれません。
ちょっと素直に、振り返ってみてくださいね。