こんにちは。
クスノセ・アンド・カンパニー株式会社
リサーチャーXです。
今日は、社内Slackで共有され
ザワつき&どよめきが起きた動画を
あなたにシェアします!
こちらです。
↓
YouTube動画(10分33秒)
【ビフォアフ】鬼才が売れないホストをプロデュース
https://www.youtube.com/watch?v=SB8-MOxFFCY
ぜひ全編を観ていただきたいのですが、
お急ぎであれば、
7分13秒からご覧ください。
動画内容を
ざっくりと説明しますと
新米ホストさんが日経新聞を読み、
その後、指導者の方に
・記事内容がどんなものであったか?
・その記事を読んでどう思ったか?
をアウトプットすることを
求められているというシーンです。
1. 情報を読み取って
2. 自分の中に落とし込み
3. 相手に伝える
読解力・思考力・言語化力の訓練ですね。
視聴者として観ていると
自分にもできそうな気がしますが、
実際、同じように
目の前のお題を正確に理解して、
どの部分を拾って構成し、
どういう言葉で伝えるか、と訊かれたら…?
しかも短時間で。
カンタンそうに見えて、
日頃からこの回路を鍛えてないと
スピード感を持って実行するのは
なかなかに難しいと思われます。
で、ですね。
話を戻しますと、
なぜ、この動画が社内で
ザワついたのか?
それは社内で
こんなことが起きていたためです。
・・・
とあるキャンペーン企画がありました。
それが、
実行フェーズに移ったとき。
同じ情報に触れているはずなのに、
いざ全体を組み立てたり、
コピーを書いたりすると
なぜかアウトプットが
ズレてしまうということが起きたのです。
それに対し、
レビューやフィードバックをして
軌道修正を図るのですが、
やっぱりズレたままだったり、
ゼロベースでやり直したり…
といった状況に陥ったことがありました。
「なぜ?同じ情報を見ているはずなのに…」
勘の良い方ならお気づきかもしれませんね。
そうなんです。
まさにここが盲点になっていました。
同じ情報を見ているのだから、
同じポイントを読み取るだろうと。
イメージしやすいように、
現場の状況に置き換えてみますね。
たとえば、
先の動画内でお題になっていた
「新聞」が「売りたい商品やサービス」
だった場合。
1. 商品について正確に理解して(読解力)
2. そこからどの特徴・ベネフィット・感情を拾い上げるか(思考力)
3. それをコピーでどう書くのか(言語化力)
「同じ情報を見ている」は、
この1番目が共有できているという
“思い込み” だった可能性がある。
この状態で
いくら3番目に対して
フィードバックをしても、
1番目の段階でズレてしまっているので
その後のアウトプットも
ズレてしまうのは当たり前。
多くの場合、
レビューやフィードバックは、
どうしても目の前に見える形で提示される
3番目に集中しやすい。
ですが、その前段階となる
1番目と2番目がズレていると
どうしたって3番目は的外れになってしまう。
この動画では、
その盲点の可能性を示してくれていました。
これを受け、
社内は超緊急ミーティングです。^^;
人による1番目と2番目のバラツキを無くし、
強化するためにどうするか?
大きな課題を前に
ミーティングが難航することが
予想されました。
ところが。
宮川が開口一番、
こう言い放ったのです。
「策は…ある!」
そして、こう続けました。
ゴールに落とし込むために、
対象をどうとらえるか(1番目)
要素をどう抜き出すか(2番目)は、
パターンがあって体系立てることができる。
今まで、当たり前過ぎて
言語化してこなかった、と。
そして、この
・対象をどうとらえるか(1番目:読解力)
・要素をどう抜き出すか(2番目:思考力)
ができれば、
もう、その後のアウトプットは
自然の流れとして自動的に決まってしまう。
むしろ、
もうそれ以外、書きようがないくらい、
はっきりとコピーの道筋が見える、と。
…衝撃です。
私自身、広告の訴求を考えたり
コピーを書いていて、迷ったり、
手が止まったりすることがあるので、
淀みなく、迷いなく
ゴールまでの道筋がはっきりと見える
そんな方法があるのか!
ぜひとも知りたい!
胸熱の展開に思わず、
X:
「その体系化したものは、
社内研修ではもちろんですが、
ウチのお客さまにも
ぜひ伝えたほうがいいです!
いや、伝えるべきです!」
と前のめりで力説。
その結果。
今まで言語化することなく
職人技的にやってきたことを
体系化して再現性を持たせ、
自然とできるようになってしまう
プロダクトを作ろうという話になっています。
まず社内で4月頃から実証実験を行って、
より使いやすい、身につけやすいカタチで
お届けする予定です。
リリースする際は
こちらのメルマガでご連絡しますので
いましばらくお待ちください!
このプロダクトが、
目の前のクライアントさんが
お宝情報を持っているのに、
それを引き出せないもどかしさ。
目の前で悩んでいる相手がいて
その相手にとって価値ある情報を持っているのに、
それを効果的に伝えられない悔しさ。
膨大な時間をかけて
LPやレターを書いたのに、
そのアウトプットがズレて無駄になる苦しさ。
そういったものを
消し去ることができるプロダクトに
なったらと考えています。