今回初めて記事を執筆させていただきます。
大阪でセールスライターをしている黒岩と申します。今後ともよろしくお願いいたします。
セールスライターといえば、チラシやDM、FAXDMを作ったり、ロングフォームのセールスレターを書いたりするイメージが強いかもしれませんが、私は楠瀬さんのパートナーとして、ネット広告専門のセールスライターをしています。オフィスには行かず、在宅で仕事を行なっています。
「在宅でネット広告のライターをしている」と聞いても、あまりイメージが湧かないと思います。
そこで今回は、そんな私の1日、題して「在宅系ネット広告ライターの1日」を書いてみたいと思います。セールスライターの一つの働き方として、イメージしてもらえると嬉しいです。
午前中はガッツリ広告作成
7:30~8:00【起床・身支度】
朝はあまり得意ではないので、そこまで早起きはしません。洗面・着替えなど、さっさと身支度を済ませます。朝食は取らずに、ブラックコーヒーかカフェオレを飲みます。
在宅系セールスライターの大きな強みは通勤がないことです。通勤ラッシュの電車に揉まれるストレスがないのは非常に快適です。ただ通勤時間を利用して知識をインプットする時間が取れないというデメリットもあります。
8:00~8:30【本日の予定チェック】
在宅で仕事をしていると、自分で仕事の管理をしなければいけません。前日のチャットのやり取りなどを見ながら、「今日中に絶対にやらないといけないことは何か」「期限が迫っている仕事はないか」をチェックします。
作業を進めていくと、どうしても「あれもやらなきゃ」「そういえば、これもやっといたほうがいいよな…」といった不安が頭をよぎり、作業が中断してしまうので、作業開始前に計画を立てておくのは大切です。
8:30~12:00【データの変動のチェック・担当案件の広告作成】
ネット広告ライターの仕事の一つが、広告掲載媒体の管理画面を見て、数値の変動を確認することです。成果ばかりに目を向けるのも良くないのですが、ネット広告は結果が数字で明確に表示されますので、新しく作成した広告の結果が気になる期待感と、結果が良くなかったらどうしようという不安感からドキドキしながら各項目を確認しています。また、もし数値に違和感を感じたら、広告の設定にミスがないかを確かめます。
午前中の頭が冴えている時間帯に、抱えている案件の広告を作成します。この時間はアイデアを練るのではなく、ひたすら手を動かすことが多いです。
ネット広告は見出しの部分が重要ですので、まずは思いつく限り書き出してみます。微妙に表現を変えたりしながら、1つの訴求で10~20個の見出しを書き出して、それらを見比べながら、配信先のターゲットに最適なものを選びます。
また、Facebook広告やGoogle Adwordsのディスプレイ広告などは、コピーだけでなく、画像を用いることができるので、画像の用意もします。フリー画像を用いても良いのですが、ちょっと加工するだけで反応が良くなることもあるので、Photoshopを使って画像の準備もしっかりと時間をかけるようにしています。
午後は先を見据えて計画を練る
12:00~13:00【昼食・休憩】
昼食は簡単なものを用意して、テレビ(ヒルナンデス!)を見ながら食べます。「行儀が悪い!」と怒られるかもしれませんが、昼のテレビはリサーチの一部として見ていますので、ご容赦ください。今どんな商品やサービスが流行っているのか、どんな風にプレゼンされているのか、参考になるところは多いです。
昼食後は30分ほど昼寝をします。熟睡できない時もありますが、目を閉じて横になっているだけで午後からの時間がずいぶん楽になるので、オフィスワークをしている方々には申し訳ないと思いつつも、少し眠ります。
13:00~13:30【移動】
在宅系といっても、さすがにずっと家にいると(私の場合)気持ちのメリハリがつかなくなって、集中力も低下するので、午後からは近くのカフェで仕事をします。フラペチーノが美味しい例のカフェではありません。家の近所にないのです…
また、日によっては遅めの昼食も兼ねてファミレスで作業することもあります。机も広々としていて、ソファーも快適で、ドリンクバーも付いているのでお気に入りです。ただし、昼・夜の食事時の時間帯は外して、お店に迷惑がかからないようにします。
13:30~18:00【広告媒体研究・(打ち合わせ)】
ネット広告は日々進化しますので、それぞれの媒体の研究は欠かせません。反応の良い広告を作ることは大切なのですが、広告媒体を使いこなせるようになるのが大前提です。新しい媒体を使うに際して情報を集めたり、どのようにテストしていけば良いのかを考えたりします。調べていて気になることは、忘れないようにPCのメモ帳に書き込みます。
時々チームのメンバーやクライアントさんとの打ち合わせが入ります。一人で作業しているとどうしても不安になるので、チームのメンバーとのミーティングは非常に心強いです。そこで新しいアイデアや発想をもらえることも大きなメリットです。
そして、何よりクライアントさんとの打ち合わせは重要です。ネット広告は配信先をコントロールできるので、クライアントさんの意思をしっかり把握しておかなければ、クライアントさんの望む顧客と異なる顧客を集めてしまう…といった危険性があります。
クライアントさんの口からビジネスに対する想いを聞くと、「自分の作成した広告は、きちんとその想いを反映させられていたのかな?集客力をアピールすることに意識が向いていないかな?」と改めて考えられるので、とても良い機会です。
夜はゆるーくインプット
18:00~【帰宅・夕食等・リサーチ?】
午後の作業を終えると、帰宅します。帰宅前に本屋に寄ることもしばしばあります。セールスライターらしく「これもリサーチです!」と言いたいのですが、マンガを買うのが主な目的です(笑)定期購読しているタイトル+新しいタイトルのマンガを購入します。次に流行りそうなマンガをいち早く見つけることで、顧客の感情を理解する練習になっている…と信じています。
夕食の前後はFacebookの投稿を見たり、ネットサーフィンをしながら、ゆるいリサーチをしています。その中で気になる広告等があれば、メモしておきます。(最近はYouTubeの広告が面白いです。)できるだけ幅広く情報は取り入れるようにしています。というより、この時間はもう頭が働いていないので、硬い情報は入りません…
とは言いつつも、広告のことは常に頭にあります。「次はどんな施策をしようかな~」といったことはずっと考えています。アイデアの大枠はゆっくりしている時間や隙間の時間に考えて、作業時間に形にするのが私なりのやり方です。
20:00~【散歩・インプット】
在宅ライターの課題の一つが、運動不足だと思います。少しでも運動不足を解消するために夜は散歩に出かけます。散歩しながら、楠瀬さんの講座の音声や、ダイレクト出版のオーディオブックを聞いたりしています。歩いていると頭が冴えてくるので、インプットの時間としては最適だと感じています。この時ふと広告のアイデアが出てきたりします。
00:00~1:00【就寝】
前職は昼~夜の仕事でしたので、就寝時刻は2時過ぎでした。ずいぶんと健康的な生活になったものだと感謝しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?全ての在宅系のライターがこんな感じではないと思いますが、私の場合は上記のような生活パターンです。決して楽して稼げる類のものではありませんが、仕事の場所や時間に融通が効き、人間関係のストレスからは解放されます。
もし、あなたが人と話さないことに苦痛を感じないなら、セールスライターの一つのキャリアとして、在宅系ネット広告ライターはいかがでしょうか?
追記
とは言っても、実績の乏しい新人ライターにネット広告運用を任せてくれるクライアントさんは滅多にいませんし、スキルを磨く機会もありません…そんな新人ライターでも、ネット広告ライターとして活躍できる環境がこちらです。